lunedì, aprile 10, 2006

Félicitation

フランスには頭と声を持った大人がたくさん居るようで
羨ましい。

日本でこういう法案が出された場合
多分、ほとんどの人は無関心でいる。
というより、現在の状態で既に、
日本の雇用状況は、この法案内容よりひどいように思う。
若い年齢の人でも、
自分は、不当な労働条件で雇用されている側に該当しないと考えているか
自分はその程度の扱いを受けるくらいの価値しかないと
考えているから。
自分以外の人については、どうでもいいから。
もし若者が発奮して、お互いの権利の為に行動したとしても
年配者は、眉をしかめる。迷惑だと憤る。
礼儀を知らないとかアホだとか言う。
自分が該当年齢を過ぎているから。
関係ないと思っているから。
もしくは、若い人が嫌いだから(というような気がしてなんないんですが。最近とみに。)
権利を尊重せずに不当な労働条件で働かせる事のできる人が増えれば
その分人件費を減らせて得するから。

学生のデモに連動して
大人の労働者がストを始めたとき
やっぱ、民主主義の国というのが世界にはあって
それは日本じゃないんだな
と、つくづく
思いましたとさ。
日本は、個人ひとりひとりそれぞれで
民主主義じゃない人が多いんだわ。
専制君主に従って
なんとか自分だけは自分の身内だけは
うまくたちまわりたい気持ちで
損をしなければ良いなという気持ちで
いっぱいなんだわ。

猫も杓子も個人投資だそうな。
いいけどさ。
猫も杓子も、損をした分、株以外で補えるなら。
まさか、降下したとき
みんなして自己破産とかしないでしょうねぇ?
博打というのは
胴元が儲かるようにできているらしいが
よくは知らないが
胴元は失敗しても税金で助けてもらえるが
個人は助けてもらえないんじゃないかと思うんだが。
10万円からはじめて
一億儲かったりしちゃった後
すってんてんになると
実害は10万円なんだけど
何故か一億損をした気分になるもの、じゃないですか?
で、やり方によっては取り返せると
思っちゃったりするものじゃないですか?
今度こそ。
で、実生活に必要なものまで、投資しちゃったりしませんか?
損した時、鷹揚に笑って
一億損しても、落としたと思ってすませられる人なら構わないが
なんとかして取り戻そうと思ってくるくるするうちに
絶対儲かる投資先とかあればいいのにとか
思うようになったりすると
戦争でも起きないかなと
思うようになってしまいそうで怖い
という話じゃなくても

なんかねー、
身を持ち崩す人が増えると
ますますみんないらいらしていて
余裕が無くて
ねたみそねみうらみで
わけわかんなくなっちゃった人が増えそうで
なりふり構わない人が闊歩しまくりそうで

嫌だわ。

株式っていうのは
どこかの会社にがんばれがんばれって
余裕のある人が、余裕の無い所に
助けてあげるからこれでがんばれって投資するとか
そういう風ならいいとおもうんだが、
今、そんな人少ない気がする。少ないとか居ないとか。
社員な人々が一生懸命身を粉にして働いて
会社の業績が上がったら
全くその業績向上に貢献していない人々が、
その勝ち馬に乗って、利益を得て
社員の人々が一生懸命働いてるのに
なんだかいろいろこんぐらがってうまくいかなくなったら
みんなして我先に逃げちゃう。
良い感じのときは擦り寄るが
困った時は見捨てるってのができない人は
大損するようになっている気がする。
下げているのを利用して
ちょいと買ったりする場合も
それで息を吹き返して上向きそうかなという気配が出たとたんに
水ぶっ掛けるように
叩き売ったりしてしまったりするもんなのではないかという
それができない人は大損をするようにできているのではないかという
気がしてならないが気のせいなんだろうか。
気のせいかも。

別に投資となんら関係の無い場所でも
そのコツを応用して生きている人が
増えているような気がするのも
きっと気のせい。