venerdì, agosto 27, 2004

気が合いそう

実際のところは、どうなのか、知らない。
違うなら違うのだろうし
そうなら、そうなのかもしれない。
とりあえず、安易にTVのコメントを信じたのは、私の間違い。

でも、
「アルカイダとチェチェン武装勢力の間には繋がりが
あるとも言われています。」
という、この言葉だけあったら、これは
正誤はどうあれ、説得力は、持ってしまう。
自分達が正しいと思う事の為には
自分を含めた人々の命を犠牲にしてもしかたない。
そういう方法をもってしても主張を通す。
という、発想の展開が、同じだもの。
飛行機がハイジャックされて、落ちた。
という、そのやり方が同じだもの。
ということは、その為に必要な道具なども共通してくるだろうし
という事は、その調達方法や入手経路の開拓において
利害が一致したりもするだろうな、と思えば、
まぁ、繋がっちゃうのかな、と思える。
発想や考え方が同じなら
細かいところで気も合っちゃったりするかもしれないとか
思うし。
きっと、趣味とかも合うんじゃないかと思うよ。
考え方が似てる同士。

ここで、問題なのは、
そのおおまかなカテゴリーに含まれる内の
一部の人の行いを根拠に
カテゴリー内全ての人に共通するイメージ、先入観を
持ってしまう事の方だと思う。
そういう感覚が、利用されようとする程に
一般的に持たれているって事が問題なんじゃないか?
宗教や望む事(例えば、民族の独立とか?)が同じだからといって
その人達全てが、同じ方法で物事を進めるとは限らない。
アルカイダの行動や存在を強調する事で、アラブの人達のイメージが悪くなるなら
この大衆の持つイメージが悪くなるという事の方も、
イメージを悪くする為にメディアが
アルカイダによる犯罪を意識的に強調しているのだとしても
それと同じ位、えげつないことだと思う。
日本人にだって、他の国籍の人と一線を画して
今まで一人も犯罪者が出なかったというわけじゃないでしょう。

自分で、自分の命を絶つのなら、
結局それは、自分がもう生きていけない
自らが在る環境において生き続ける能力が限界に達した
という理由においてのみだと思う。
積極的な殉教とか、特攻とか、
そんなの、ずるいよ。
遺される者に、重すぎる。
生きていく方がずっと大変なんだから。
そして、自爆や特攻を自分以外の人間に強いるのは
結局、殺人教唆だと思うので、
私はそれは許されちゃいけないと思う。
地球上の全ての人に共通して。

教科書で、少しづつ子供の頃から
その考え方を浸透させようなんて、もってのほか。