martedì, novembre 09, 2004

ポチの罪

夏、猛暑の中で、どこだったか忘れましたが
天気予報の気象予報士の方が、
夏に猛暑になると、それに続く季節、大きい地震がおきやすい
と解説してらっしゃいました。
不幸にも、当たってしまったわけですが。

例えばガラスでも陶磁器でも、かんかんに熱した後、水につけたら割れたりします。
夏、がんがんに熱せられた日本の地盤は
台風の、ぶちまけるようなどしゃぶりの雨をかぶったのです。
それは、今回の地震と無関係でしょうか?

アメリカは、京都議定書を批准しないことで有名です。
Bush大統領が、再選した以上
この方針は続行されるものと思います。
異常気象は日本にだけ起きているわけではありません。
新潟を見てつくづく思ったのは
大災害のその直前まで日常は続いているという事です。
読みかけで開いたままの本。
ひからびたお漬物。
食べかけのご飯。
今までがいつまでも続くように見えて
ある日突然
このような悲劇が地球全土で起こらないとも限らない
なにしろ、100000以上の、それまで生きてきた人達を
殺して、それが正義だと主張する国です。
それがあんなに大きいのです。
そしてせっせと二酸化炭素を排出しようという方針でいるのです。
アメリカ以外が批准しても、アメリカが間違えを認めない以上
地球はどーんどん温暖化していく気がします。
イラクの人々を、苦しめ殺す為に落とされている爆弾も、
同時に地球の毛布をますます厚くしそうです。
もうもうとけむを上げています。火も燃えています。
酸素が燃えて二酸化炭素になっています。
この戦争にかかるお金は、一生懸命働く国民が詰まった日本が
”痛みに耐え”続け支払い続けます。

こりゃあ、えらいこっちゃ。
それで、人類滅亡するかもと思いました。
底が無いもん。

地球は、多分気にしません。
別に、石だけの惑星になっても、きっと構わない筈。
他の星は、大概そうなのだし。
地球に優しく、という問題ではありません。
戦争は間違っている、なら、間違っていると非難できなくてはいけない。
ただ唯々諾々と、”痛みに耐え”ついて行くことは、大きな罪だと思うのです。
過去におかした大きな間違いを
教訓とし、それを示す時だと、思うんですけどねぇ。

一瞬で滅亡するとは、思えない。
じわじわと苦しみながらだと思う。
今の、戦場の人達のように。