domenica, settembre 05, 2004

パズルの空白

こういう大きな事件や災害が立て続けに起きていると
ニュースとして取り扱われるのは、もう、絶望的ですが
9月3日は、自衛隊イラク撤退を求める訴訟の裁判の
第二回口頭弁論が名古屋で行われました。
このような事が、ここまでニュースにならないのは
これは、やっぱり不思議な気がしてなりません。
同じ訴訟でも
野球のリーグに関するものや
所沢のダイオキシンの訴訟の事は
日本中のテレビの報道で、くり返し放送されるのに
何故、全ての国民が関わっている
憲法の問題について(自衛隊のイラクへの派遣は、
憲法に記された自衛隊員の方々を含めた全ての国民に保証された
平和の中に生きる権利を侵害してる、
と私は思う)は、完全無視なのかなぁ・・と思います。
しかも、日本政府のこういうやり方が結果的に
企業団体の影響が大きく作用しているように思えるアメリカ政府の権力に
今のような暴挙を許しているのだと思うと
それに対しての日本の市民の、
筋の通った形での意志の表現は、
報道されてもよかったんじゃないかと思わずにはいられません。

私には、やっぱりどうも解せません。
民族解放の、そういう彼等の思想のもとに行われた犯行が
わざわざ、誰が見ても卑怯で、なんの救いようも無く酷い
子供の集まる学校という場所でのテロ行為として行われたことが。
どうにもよくわかりません。
確かに、うそというものはつかれるものですが
チェチェン独立派武装勢力はインターネットサイトなどを通じ、
今回の学校占拠への関与を否定している。
という記事や、
独立武装派の人を見分けられるようなジャーナリストが
飛行機の中で突然発病して病院に行かざるを得なくなったり
いきなり警察に拘束されたりして
現場にいけなくなったという話は、一般的には知らされていない。
なんで?これ、デマなんでしょうか?絶対?うー???
事件が起きた直後に、1200人の人質がいると
プーチン大統領の顧問が現地で言ったというのに
伝えられるのは、いつも200人、400人という人数だったことや
そうなってくると
以前の、潜水艦沈没の時
犠牲者の遺族のおばちゃんの肩にためらいもなく注射器を突き刺した
コートを着た女性のことなどが思い出されて
何を信じていいかわからないような気分になります。
プーチンさんとブッシュさんがあんなに仲いいとは知りませんでしたし。