mercoledì, settembre 01, 2004

緩やかな侵蝕

もう秋です。そういうことにします。
今年の夏は、とうとうエアコンの電源を一度も入れずに終わらせました。
直径20cmの扇風機2つですました。
今更、暑さがぶりかえしましたが、
もう、ここまできたら電源入れないよ。

気温を下げられないよりも
ドライを入れないのがつらかった。
私の基本を作ってるとき、うちのお母さんはタンザニアやケニアに居たのですが
そのせいか、湿気はほんとに苦手。
いくら乾燥してても、髪とかもぱさつかないけど
湿度高いと、肌は荒れるし気は荒れるし胃とかも荒れる。

夏のはじめ、リバー・ベンドが
今年の夏は、いつもと比べて、湿気が多い変な暑さだって
書いていましたけども、
そんな中で、停電が頻発し水も自由に使えないのは、
さぞかしきつかっただろうと思う。
銃弾や空爆で、傷ついたり身体の一部を失ったり
家族を亡くしたり友達を亡くしたり
戦争が人に与える悲劇は、数知れないけれど
毎日が、毎日ずっと戦争で、
普通の生活を、普通に送ることが難しく
あっちにもこっちにも不都合があって
それにいちいち我慢しながら暮らすことで
じわじわ気持ちを蝕んでいく辛さもあるんだろうと思う。

太平洋戦争のように
くっきりと、国と国の間の戦争の場合
降伏、という区切りがつけば、とにかくも終わるわけだけど
今のイラク戦争は、要するにアメリカは、
何を目指しているんだろうと思ってた。
どうすれば、やめるっていうんだろうって。
31日、共和党大会でブッシュ大統領は
目に見える形で軍事的な勝利を得ることは難しいと認めた
というニュースがあった。
(今日になって、勝ちつつあり勝つ
と勝つという言葉を繰り返した、んだそうですけども、)
インタビュー終了後の、マクレラン大統領報道官のフォローが
「対テロ戦争はこれまでとは違う種類の戦争だ。
通常の敵ではなく、過去の戦争のように降伏したり、
条約を結んだりすることは予想できない」と、
大統領の「勝てない」という発言の「真意」の説明に努めた。
という内容で、
・・・ちょっと待て。これが、フォローなのか。真意なのか。
つまり、
アメリカという国の目的は、要するに戦争そのものなんですね。
戦争を、し続けることが、それが、したいんですね。

夏は、終わる。
オリンピックも終わる。
風邪も、たいがいは終わる。
霜焼けも終わる。
渋滞も終わる。
終わりがみえてるからこそ、過ごせる事というのもあると思う。

しつこいようですが、
日本政府が、もうやめる。もうつきあってらんない。
と宣言することは、戦争の終結に繋がらないものでしょうか?
自信はないけど。
でも、
主導権を握っている存在が狂っているなら
ついていってる全てが
ついてゆくのをやめるしか無いんじゃないだろか。
毎日毎日、いつまで耐えなくちゃいけないのか、
今すぐにでも、もう、糸が切れそうだろうに。

ひどいよ。


しかし、あれですね。
エアコン入れないことには、何の意味もありませんでしたね。
電気使用量も、下がらなかったし。
どうやら、パソコンや冷蔵庫や電化製品達が
それぞれにオーバーヒートしてたらしい。
願掛けなんて所詮こんなもんだよな。
こんなもん、こんなもん。私らしいよ。ったく。