giovedì, ottobre 28, 2004

不適材不適所

自衛隊は帰国して、災害救援をした方がいいです。
全動員して、少しでも早くから捜索も行っていれば
危険な地帯であれ、あの親子ももっと早くみつかったかもしれないのに。
最新機能を備えた重装備をしている公機関は、なんでまた
わざわざ自らの危険や、拉致されたような人の命を見捨ててまで
望まれない砂漠の真ん中にいるんだろう。
その隊員の方の中には、
阪神大震災の自衛隊の救援活動を見て、それを志して加入した人もいるはずなのに。
なんで駐留させたままにするんだろう。

香田さんという方が拉致される前に書いた分


よく、戦没者の方々を、尊い犠牲であり、
彼等が居たおかげで今の私達が云々
と言われるんですが、尊い犠牲になんか、
ならないですめばそれに越した事はなかったのは
明らかと思うんです。原爆は地震や台風と違って、
言葉も通じる人間が投下を決断して
投下したんですから、やめようとすればやめられたのだから
だとすれば、やっぱりやめた方が良かったと思うんですよ。
今のイラクだって、今すぐ止める事になれば、
それで犠牲にならないで済む人というのは出るはずなのに
アメリカ政府は大量殺戮をやめないし、
アメリカには、それでもよくやっているとブッシュを支持する人が多くいる。
日本の首相も支持をし続けて、迫撃弾が自衛隊宿営地に落ちてさえ
日本人もそこに反応しないし。止めれば止まることなのに。
台風の土砂崩れの被害や、新潟の地震被害を観ていて、やっぱり日本人だって
家を失ったりこういう目にあえば、
不安だし辛いし悲しいと感じるんじゃないか、
そういう神経感覚がある人間じゃないかって
改めて思ったのです。もしかしたら違うのかと思いかけていましたが。
こういう事言うのは、鬼な不謹慎なのかもしれませんが
今、この新潟にボランティアに駆けつけた人が、余震で家屋につぶされたりしたら
自己責任っていわれるのでしょうかー?
イラクの人だって、新潟の人だって、
地震が起きたら報道されなくなった台風被災者の人だって
少しでも救われた方がいいのは同じな筈なんですけど。
更に、その災害が起きたとき、アメリカの国務長官との会談を優先するような
首相が最高司令官になどなった、この国の”有事”時には、
まず、米軍、が優先され、
日本軍(自衛隊とか平和隊とかいうかもしれないが)の”任務”とか
軍関係者政府関係者の身の安全が続いて
普通の一般市民なんて、そりゃどんな待遇になるかは、
今から明らかな気がします。
本当は、有事に備える法整備じゃなくて、有事が起きないようにするのが
国の政治の一番大きな役目なのに。

建前と、なにかの既成事実を作るために、危険な戦場に
現地の人にも望まれないのに駐留し続ける自衛隊は
帰国して、各地の災害援助をするべきなんじゃないでしょうか?
そういう為の、組織なら、自衛隊はあったほうが良い、
自衛隊は、そのような任務に専任してほしいと思うのです。
ヘリコプターで、救援物資を送るために何往復でもすればいいのに。
日本のほかの地域に親戚や知人がいる、せめて高齢者だけでも
運んで送り届けてあげたらいいのに。
鯉でも、あの大きい飛行輸送機で、どこか一時でも預かれる
各地の鯉業者のもとに運んだらいいのに。
それが、被災者の一家族の未来を担った大事な鯉なんだから。