sabato, ottobre 16, 2004

イマサラデモ

日本以外の国では、アルカイダとの関係があったかどうかも
そう明言されなかったらしい
リオネル・デュモンという人が逮捕されたのは、
5月19日・・だったでしょうか?
結局は、ナンバー2かどうか以前に関わっていたかどうかも
わからないままだそうですよね。
(ナンバー2はザルカウィ氏って事になっているんじゃないんですか?)
ちなみに、有事法制関連法が衆議院を通過したのは
5月15日です。
報道がいっせいに口を閉じたにもかかわらず
それでも、成立に反対する声が起き、通過するに当たって
多少の抵抗はあったのです。
その数日後、この逮捕がありました。
それに関連して何度も
アラブ系の顔の人達が、アルカイダの関係者の疑いで
というよりも、ほとんど確信されたかのように、
警察に囲まれて連行される様子が放送されたのです。
その中の1人がイスラム・モハメッド・ヒムさんだったのですね。
警察が手柄をあせった為・・だけかな?と思いますけど。
その後起きた、
オウムの狙撃事件の容疑で
コートに銃の硝煙反応がどうのこうので逮捕連行、というニュースは
7月8日ごろでした。
イラクの自衛隊派遣問題や九条も
年金関連だけじゃなく、ちゃんと注目している人達も居た中での
今年の参議院選挙は
7月13日です。
あの逮捕もその後証拠不十分で不完全燃焼しましたよね。
警察が手柄をあせった為・・だけかな?と思いますけど。

イラクで殺される人達もひとりづつ名前が報道されれば少しは違うでしょうか。
死にたくない生きる気力があり、
戦争さえなければ、生きていく人達が、
殺されている事実も、もう少し伝わるかもしれません。
殺している側にあるという罪の意識を、感じさせる事ができるかもしれません。
実際には、きっと病院なども死亡する人達をひとりひとり確認する事も
その人数を発表するくらいがぎりぎりなんでしょうね。
米軍が発表しているのは1万強くらいかもしれませんが
5万人以上という話もあるそうです。
その間の数万人は、死んだ事さえうやむやにされて
でも、同じひとりづつなんですよ。
名前も年齢も性別も家族も、生きてきた時間と
本来ならその先の未来も、考えていた人達なんですけど。
爆弾落とさなければ、狙撃しなければ
それでよかったのに。自然の災害や病気や事故と違います。
それさえしなければ無い事なんです。
そんな戦争をする事を、支持しちゃっていていいのかどうか
日本は、世界のほかの国に比べて
その支持のしかたも諸手をあげた始末の悪いものなのに
国民による反発があまりにも弱い、なんでだ?
自衛隊イラク派遣差し止め訴訟
報道はほとんど取り上げませんが
国も、あくまで原告の訴えは不適法で、事実を認否する必要はないと主
張し、まったく向き合おうとしない、そうです。
おかしいでしょう。
イラク派遣は、やっぱりどうしても憲法違反です。
憲法に反して、自衛隊員を含めた私達日本人、イラクの一般市民
その両方の、平和の中に生きる権利を侵害していて
それが、憲法に違反しているからと訴えられたら
違反している事が明確なのに
自分達が向き合いたくなければ向き合わないですんじゃうのは
おかしいでしょう。
それなら、法律なんてなんのためにあるのかわかりません。
権力側は、対象外ですか?
そういう変な状態にある現在を
日本の国民は、権利を侵害されている方は
なかなか知らされる事も無いというのは、
異様な状況だなと思います。