だめだこりゃ
こないだ、
探したい本があったので図書館の児童書コーナーに行きました。
この図書館は、小学生のころから今までずっと通っている図書館です。
前から薄々感じてはいたけど、
今回、改めてショックでした。
書架最上段が全部からっぽ。
他の書棚も、すきまだらけ。からから。
また一段と本が減っていた。
探していた本は、かろうじて書庫にありましたけれど
定期的に本は処分されているようです。
だいたい、その本が自分の好きになる本と知らない子供が
どうやって書庫にあるその本と出遭えるん?
日本の未来、だめかもしんないです。
問題意識を持つこともある一般の人向け、の書架よりも
児童書の方に、動きは頻著に出ているように思った。
子供の頃、好きだった本があったり、感動した思い出がある
本好きだった元子供な人に、お願い。
ついでがあったとき、最寄の図書館の、児童書のコーナーに
自分にとって、特別だった、大事な出会いだったと思う本が
今もちゃんと書棚に並んでいるか確かめてみてください。
今、大人になった人が、子供の頃感動し、大きな糧とした本と、
その大人と共通する感覚を持っている子がどこかにいたら
その子はこれから、その本と出遭う権利があると思うんです。
図書館や博物館を民営化するという方針を、
埼玉県知事が発言してるって知って、
なんてひどいことを言うのだろうと
思ったのですが、この方針は地方だけのものではなく
どうやら現政権の”なんでもかんでも民営化してしまいましょう改革”の一環なんですか?
民間企業が、委託されて管理する、ようになれば
その管理は、能率化や、経済的利潤を追求するものにはなってしまわないでしょうか?
10年、誰も開くことが無い本も
10年に、その本と出遭うべき誰かの手に取られる為に、
図書館に並んでいないといけないと思う。
無駄を省くとか、サービスとか、
そういう概念と図書館の役割というのは、相容れない気がする。
民営化されて、”ベストセラー”な、売れ筋本ばかり並ぶ図書館になってしまったら、
図書館の役割は果たされないよ。
さらに、利用料まで取られるようになる可能性もあるかもしれない。
ああ、そんなことになったら
うわぁぁぁ・いやだぁ
今の子供が本を読んでいない事は、
その子供が大人になったときに、結果が出る。
(というか、徐々に出てきているような気はする)。
どんな本でも値段を考えず、
気になったらとりあえず手にして読んでみることのできる
図書館はそういう大切な場所なはず。
本を読むことにまで経済的な格差が影響すれば
知識や思考力にまで、人の間に、本来の能力とは別の差が生じてしまう。
際限なく買える人だけが、本を読める社会考える習慣をもてる社会・・・・って大丈夫?
「どうせ、私わからないから、とりあえずえらそげな人に従っておこう」
という人が、増えちゃわない?(ていうか、もう増えてない?)
困った事に、自分がなってみないとわからないっていう人、増えてない?
子供の学力低下が問題、って
私も、わからない事たくさんあるけれど
いろんな事、どーすりゃいいんだろう、って思うけど
この学力上げる方法だけは知っています。
あのね、図書室と図書館を充実させて
学校に居る時間の中に
読書の時間を、多めに設定すれば、
平均学力は間違いなく上がる。絶対。
だって、何の為にやっているかわからない勉強、
練習問題の繰り返しなんて拷問みたいじゃないか。
自分の読みたいと惹かれる本、自分が面白いと思う本を読んでいくうちに
知りたい事や、知っておきたい事を認識する事で
それを身につけたいっていう動機が生まれるんじゃないか。
楽しくない事を無理強いして出させる結果が、着実に伸びるわけが無いよ。
別に読む本は、なんでも良いと思うんです。
読む人は内容を絶対的に肯定するとは限らないし。
いろんな感想を持つわけだろうし。
だから、それぞれにぴったりする本に出遭えるように
できるだけたくさんの本の中から、読みたい本を選べるようであるべき。
どんなぼろぼろでもいから、
図書館や図書室には、ぎっちぎちに本が詰まっていて欲しい。
テレビとか映画とかで得るものもあるわけだけど
そういう、送信側の速度で進むものじゃなく
自分の脳みそが理解し吸収する速度にあわせて、
読んでいく、ということは、とても大事な事だと思います。
そうやって確実に身についた内容は、いつか何かに繋がっちゃったりするものですよ。
そうずっと先に、な話に限らず。
と、思っているのに
現状は、本を読ませない方向に動いているわけですから
まぁ、未来はないんじゃないか?
正直、あの書棚をみちゃった後、暫く何も口をききたくないくらい絶望した。
絶望しっぱなしでいた方がいいのかもしれないけど。静かで。
郵政民営化、のせいで、
書籍小包も、その特権を失うかもしんない。
というか、既に今の時点で
代引きでうちまで持ってきてくれなくなってた。
送り主が印をつければ、配達する、形式だったようだけど
もともとは、基本は配達だったわけじゃないか。
なんでもかんでも不便になっていく。
フツウ、文明って、前に進むもんなんだと思ってた。
最初、識字率が上がっていって、
だんだん、一般の人のもつ知識が増えていって
ひとりひとりが深く考えて、より良い方法を思いつくようになって
技術も、人の共存する仕組みも、暮らしも、より進化していくものだと思っていた。
日本は違うみたい。
探したい本があったので図書館の児童書コーナーに行きました。
この図書館は、小学生のころから今までずっと通っている図書館です。
前から薄々感じてはいたけど、
今回、改めてショックでした。
書架最上段が全部からっぽ。
他の書棚も、すきまだらけ。からから。
また一段と本が減っていた。
探していた本は、かろうじて書庫にありましたけれど
定期的に本は処分されているようです。
だいたい、その本が自分の好きになる本と知らない子供が
どうやって書庫にあるその本と出遭えるん?
日本の未来、だめかもしんないです。
問題意識を持つこともある一般の人向け、の書架よりも
児童書の方に、動きは頻著に出ているように思った。
子供の頃、好きだった本があったり、感動した思い出がある
本好きだった元子供な人に、お願い。
ついでがあったとき、最寄の図書館の、児童書のコーナーに
自分にとって、特別だった、大事な出会いだったと思う本が
今もちゃんと書棚に並んでいるか確かめてみてください。
今、大人になった人が、子供の頃感動し、大きな糧とした本と、
その大人と共通する感覚を持っている子がどこかにいたら
その子はこれから、その本と出遭う権利があると思うんです。
図書館や博物館を民営化するという方針を、
埼玉県知事が発言してるって知って、
なんてひどいことを言うのだろうと
思ったのですが、この方針は地方だけのものではなく
どうやら現政権の”なんでもかんでも民営化してしまいましょう改革”の一環なんですか?
民間企業が、委託されて管理する、ようになれば
その管理は、能率化や、経済的利潤を追求するものにはなってしまわないでしょうか?
10年、誰も開くことが無い本も
10年に、その本と出遭うべき誰かの手に取られる為に、
図書館に並んでいないといけないと思う。
無駄を省くとか、サービスとか、
そういう概念と図書館の役割というのは、相容れない気がする。
民営化されて、”ベストセラー”な、売れ筋本ばかり並ぶ図書館になってしまったら、
図書館の役割は果たされないよ。
さらに、利用料まで取られるようになる可能性もあるかもしれない。
ああ、そんなことになったら
うわぁぁぁ・いやだぁ
今の子供が本を読んでいない事は、
その子供が大人になったときに、結果が出る。
(というか、徐々に出てきているような気はする)。
どんな本でも値段を考えず、
気になったらとりあえず手にして読んでみることのできる
図書館はそういう大切な場所なはず。
本を読むことにまで経済的な格差が影響すれば
知識や思考力にまで、人の間に、本来の能力とは別の差が生じてしまう。
際限なく買える人だけが、本を読める社会考える習慣をもてる社会・・・・って大丈夫?
「どうせ、私わからないから、とりあえずえらそげな人に従っておこう」
という人が、増えちゃわない?(ていうか、もう増えてない?)
困った事に、自分がなってみないとわからないっていう人、増えてない?
子供の学力低下が問題、って
私も、わからない事たくさんあるけれど
いろんな事、どーすりゃいいんだろう、って思うけど
この学力上げる方法だけは知っています。
あのね、図書室と図書館を充実させて
学校に居る時間の中に
読書の時間を、多めに設定すれば、
平均学力は間違いなく上がる。絶対。
だって、何の為にやっているかわからない勉強、
練習問題の繰り返しなんて拷問みたいじゃないか。
自分の読みたいと惹かれる本、自分が面白いと思う本を読んでいくうちに
知りたい事や、知っておきたい事を認識する事で
それを身につけたいっていう動機が生まれるんじゃないか。
楽しくない事を無理強いして出させる結果が、着実に伸びるわけが無いよ。
別に読む本は、なんでも良いと思うんです。
読む人は内容を絶対的に肯定するとは限らないし。
いろんな感想を持つわけだろうし。
だから、それぞれにぴったりする本に出遭えるように
できるだけたくさんの本の中から、読みたい本を選べるようであるべき。
どんなぼろぼろでもいから、
図書館や図書室には、ぎっちぎちに本が詰まっていて欲しい。
テレビとか映画とかで得るものもあるわけだけど
そういう、送信側の速度で進むものじゃなく
自分の脳みそが理解し吸収する速度にあわせて、
読んでいく、ということは、とても大事な事だと思います。
そうやって確実に身についた内容は、いつか何かに繋がっちゃったりするものですよ。
そうずっと先に、な話に限らず。
と、思っているのに
現状は、本を読ませない方向に動いているわけですから
まぁ、未来はないんじゃないか?
正直、あの書棚をみちゃった後、暫く何も口をききたくないくらい絶望した。
絶望しっぱなしでいた方がいいのかもしれないけど。静かで。
郵政民営化、のせいで、
書籍小包も、その特権を失うかもしんない。
というか、既に今の時点で
代引きでうちまで持ってきてくれなくなってた。
送り主が印をつければ、配達する、形式だったようだけど
もともとは、基本は配達だったわけじゃないか。
なんでもかんでも不便になっていく。
フツウ、文明って、前に進むもんなんだと思ってた。
最初、識字率が上がっていって、
だんだん、一般の人のもつ知識が増えていって
ひとりひとりが深く考えて、より良い方法を思いつくようになって
技術も、人の共存する仕組みも、暮らしも、より進化していくものだと思っていた。
日本は違うみたい。