lunedì, febbraio 14, 2005

やっている事

Iraqで拉致されて、安否がわからないでいる
il manifestoのジャーナリスト
Giuliana Sgrenaさんは、
今まで、Somaliaや, Afghanistan, Algeria, Iraqで
戦禍の中で、本当に一番苦しんでいる
一般の人々の姿や声を、イタリアのメディアに乗せてきた人
なのだそうだ。
そのことは、イスラム世界の人々にも知られていたそうだ。

・・・・・。
実際、どういうつもりなのかわからない。
けれども、現実として、
こうやって、戦場から命を懸けて
戦争の愚かさを伝えてきているジャーナリストを
拉致したり、
信憑性はわからないらしいけど
出されている声明どおりに処刑したのなら、
やっている事は、アメリカ政府への加担だ。

いくら、
「Italia軍のIraqからの即時撤退を要求」していても、
アメリカ軍のスパイだ、などと主張しても
実際、戦争を主導してきたアメリカ政府に、
実質的に役に立っているのは、拉致した側の人たちのほうだ。
気が付いているのかいないのかは知らないけれど。

体調が優れなくて、なんだったか儀式まで出れなかった法王が
復帰するやいなや
彼女の解放の為に、声明を出した。
もう、書くまでも無いけれど
「自分が政府に逆らってイラクに取材に行ったのだから
自己責任だ」などという、非人間的でふざけた空気は、
無いように見える。