mercoledì, marzo 09, 2005

戦争をしない国。

日本は、戦争がどういう痛みをもたらすものか
知っている国のはずです。
たとえ自分が身を持って経験していない世代でも
流れている血の中の遺伝子が、知っているはずだと
思うんです。
自分の国の言葉で書かれた、自分達が一番親身に理解できる
言葉で、戦争の哀しみを伝えられてきたはずです。

戦争をもう繰り返さないために
それから、
同じようなひどい思いを、他の国でも
この星の誰も、もう経験しないですむように
その為にどうしたらいいのか
一生懸命考えなくてはいけないと思う。
知っている者の責任だと思う。
東京大空襲で亡くなった全ての人と
その空襲をもたらした戦争にまつわる全ての悲劇で
傷つき苦しんだ全ての人の気持ちについて
想いをよせたいと思う。
たとえ、本当に、
目の前で燃えて失うその恐ろしさや
もっとひどい目にあう事の壮絶さを
本当に経験するほどに実感はできないとしても
それでも、理解しようとしたい。

戦争は嫌だと、
それは、人間のなしうる最悪のことだから
絶対、今起きていても、それでも
絶対起こしてはいけないはずの事で
ひとりでもその犠牲者を増やさない為に何ができるのか
ちゃんとちゃんとちゃんと
考えないといけないと思う。

祷。