sabato, aprile 23, 2005

不可抗力

ポール牧さんが、飛び降りて亡くなったそうだ。
僧侶をなさっているというのを、見たことがあるけれど
それでも、抗いきれなかったのだろう。
この人の、また、同じように、居なくなってしまうたくさんの人々の
寂しさを、想う。どんなに、寂しかっただろうと思う。

どうしたら、いいかわからない、という事がある。
どうしようもない。
誰にも何もできない、どうしたらいいのかわからない時。
どんな所にいる人にとっても、
他の人なら生きていける中でも、
生きていけない、その人の力が及ばないというときがある。
生きていくための力が、尽きてしまって、どうしたらいいのかわからない。
誰も、助け方もわからない。
何をどうしても、生きていけないという事があると思う。
誰の目にもそれが、明らかなときもあるし
誰にも、気が付かないときもある。
たくさんの人は
他の人の事を、自分の中からしか考えられない。
だから、社会の機能の中にも
わかりやすい不幸に対する援助は多少はあるかもしれないけれど
わかりにくい不幸に対しては、
わからないので、何もない。
でも、不幸はどれも同じように不幸で重たいと、私は思います。
外から見てわからないのを、背負っちゃったら運が悪い。しかたない。どうしようもない。
そういう事なんでしょう。
どうしたらいいのかわからないから。

どうしても、どうしようもない事があるのだから
どうかすれば、助かる人がいるのなら、助けなくちゃだめだと思う。
例えば、心臓の血管を人工のものに替えれば生きていけるかもしれないなら
その為に、どんなにお金がかかるとしても
周囲の人は少しづつ寄付しても
そうすればよいなら、そうすれば良いと思う。
爆弾落とさなければ、死なないなら、爆弾は落とさなければいい。
銃で撃たなければ生きていける人なら
撃たなければいい。
劣化ウラン弾を落とさなければ、白血病にならないなら
劣化ウラン弾を落とさなければ良い。
その為に、何かできる事がわかっているなら、
可能性は全て試されて欲しい。手は尽くされてほしいと思う。
戦争をしなければ、
楽しそうに生きていける力のある人達がいるから、
戦争は、やめてほしい。
戦争を止めることで
破産する会社があるなら
破産すれば良い。
それで、職を失う人がいるとしても、
そこの会社で働く事ができたなら
武器を作る会社や、武器を売る会社や
戦争による経済効果でしか儲かる事のできない会社ではなくても
働く事ができるはずだから
転職してください。
少なくとも、銃で撃たれる人よりは、生きていける可能性は高い。
戦争を止めると、収入が減る人でも
戦争を利用して収入を得るだけのことをできる人なら
他のお金の増やし方もあるはずだから、
お金を数える以外の、頭の使い方もたまには、やって欲しい。
別の方法を考えるのに、多分何日かしかかからない。
頭はいいんでしょ。
その為に、1人でも多くの人が
声を出さなくてはならないというなら
声を出せば、ああなってこうなってそうなって
助かる人がいるというなら、
声が枯れるまで出したらいいと思う。
戦争はやめて欲しい、戦争に協力するのはやめて欲しい
と、国中の人が言えば
この国の規定としては
やめるべき事になっているはずです。
したら、馬鹿でも無知でも言うしかないでしょう。
言わなかったら、1人分減ってしまうから。
なんでか、いつまでも人数が足りる事が無いのだけど。

手の施しようが無く
亡くなる人を多く見て、
それでも尽くせるだけの手を尽くす為に
昼も夜も無く駆け回って
それでも、やっぱり毎日誰かが亡くなっているのを見ている人がいたら
自分が治療をすれば、生きていける人がいると思ったら
治療をしたくなるんじゃないだろうか。
それがどこであっても。
方法があったから。
方法が無い苦しさを知っているから。

米軍や多国籍軍がイラクから出て行けば、なんとかできる、と思われるなら
出て行ったらいいと思う。
米軍や多国籍軍の人だって、
そこにいなければ、もっとずっと楽しく生きていけるかもしれない。
今からでも、間に合うかもしれない。誰かにとっては。

何をどうしてもどうしようもないことがたくさんあるのだから
なんとかできる事は、すりゃいいと思う。