venerdì, agosto 05, 2005

媒体

今夜のテレビは、大事な番組が多い。
簡単な人間、かもしれないけれど、こういう事があると
やっぱり、テレビもがんばってくれるかも、って思ってしまう。
まだ、少しは信頼してもいいかもしれないと思ってしまう。
夏のこの時期だけとってつけたように、という批判を
何年か前までは聞いたような気がするが
夏のこの時期さえ、戦争が忘れ去られがちになっていたここ数年を越えてみたら
夏だけであっても、戦争をきっちり振り返って見つめなおす機会を持つことが
やっぱり大事だったんだと思う。
「今まで戦争について、よく知らなかった」というコメントをやたら目にすると
夏になると戦争ばっかりって言われていた頃さえも
ぜんぜん、足らなかったんだなって思う。

これから、証言する人がどんどん少なくなっていく現実がある以上
報道は、報道にできる限りの方法を酷使して
1人でも多くの人の体験した戦争を、記録として残してほしい。
知っている人にとっては、思い出すことも言葉につむぐ事も
聞く方よりも何倍も辛いと思うけれど
それでも、その記憶を分けてください、とお願いしたい。


自民党は朝日新聞からの取材を拒否するんだそうだ。
報道メディアから、取材されたくないと拒絶するという事は
政党として、投票権を持った国民に知られると困る事があると、
宣言しているみたいなものだね。
取材されている最中に、無断で言葉を録音されたら困るという事は
録音されると、投票権を持った国民が知ると票が減ってしまうような酷い事を、
取材中であってもうっかり口に出してしまいかねないから
それを後から取りざたされるまで、本人達は気が付くことができないから
その時になって証拠として残る録音テープは困るという事かな。正直だな。

せっかく正直に態度に示しているんだから
今のうちに気が付こう有権者。
どうせ、力ずくで蓋をしておけば
ぼんやりしているから気が付きゃしないだろうと、馬鹿にされているらしいって事に。



付 テレビ、今夜集中した分、来週の長崎原爆忌は、なんにも番組もないみたいだ。
やっぱ、そんなんかぁ・・・。