lunedì, settembre 05, 2005

冗談、ポイよ。

現行憲法9条をとっぱらい
自前の軍隊を所持し、防衛をする事で
アメリカにきっぱり物が言えるようになる
と、テレビで話している方がおられたが
軍隊を持って、アメリカにたてつくと
また、新しい兵器の開発のための、実験台に
選ばれると、思う。
この国が、他の国に対して実験を行い
そのデータを売るか
この国の人間が実験台にされるかどっちかだと思う。
または両方。60年前のように。

遠慮はいらないから
お一人でペンタゴンかホワイトハウスに赴き
ご自分の人体を提供される事をお勧めする。
と、思ったが、その研究成果を使用される国の人の為に
やっぱやめてください。

軍隊を持っていて
ただもっているだけできっぱりものが言えるなら
軍隊を持っていなくても
きっぱりモノは言えるだろうと思う。
持ったら、使わされるだろうし
使ったら、もう、ものをいう必要は無くなる
ものを言う必要のある人が、居なくなる。

憲法九条は
アメリカにとっては、多分
あまりにもひどい結果が出てしまったので、
なんとなくうしろめたさも手伝って
真面目に理想を追求した為に
加えてしまった条項だと思う。
だから、たった数年で、「しまった」と思って
警察予備隊を作らせたのだと思う。
アメリカにとっては、うっかり大盤振る舞いをしすぎた。
歴史の中での、アメリカにとっての、隙、だったと思う。
日本人を甘く見たんだと思う。
この価値をわからないとみくびったのだと思う。
それを、しっかり、選び取り、手放さないで来た事が
二度とないチャンスを、見逃さなかった事が
日本人のえらかった所だと思う。
うっかり、自分達に都合の悪いものを
渡してしまったから
アメリカ政府は、あらゆる手を使って変えさせようとするんだ、きっと。

だから、日本以後に攻撃した国には
切り上げた後も、ここまで完璧な戦争放棄を掲げた法律は
作らせないのだと思う。
現行日本国憲法9条があるから、日本は
めちゃめちゃな追従姿勢をとっているように見えながら
実はまだ、アメリカ政府の言いなりに、アメリカの兵器産業の為に、
兵器を消費する方法として戦争で人を殺す事だけは
しないでいる国であるし、
経済的には、アメリカに対して互角で勝負ができるし
(アメリカに都合が悪くなっても、難癖つけて武力でつぶすという
方法が取れない。戦争を放棄している国だから
”向こうが先に手を出した”という言い訳ができない。)
本当は、アメリカ政府に対してもあくまで友好的にありながら
アメリカ政府に対して、苦言を呈する事も
一番説得力をもって、できるはずな立場を保てるのだと思う。
きっぱりものを言って、一番大丈夫な立場に居ながら
勝手に、その立場を保つ為の要である9条に、理由をこじつけて
ものを言わないだけだと思う。

軍隊で防衛ができると信じ込み
世界一軍隊を活用して兵器もやまほど持っていた国が
ハリケーンからの防衛は、
逆に、その為の資金さえ軍事の為に削られる形で
まったくできていなかった。

軍隊で、何が守れる。
一般人が守りたい物、では、無い事は、確かだ。
軍隊の充実した国では、
一般人は、災害に襲われた場所で、
更に自国の軍隊に銃口を向けられている。