martedì, agosto 30, 2005

つまらない

JRの脱線事故の時、
あれだけ悲しそうな顔していて
JRの徹底した利益優先のやり方に
あれだけ、憤っていたのに
報道ステーションの古館さん
なんで、ここまで郵政民営化推すんだろう。
不謹慎と抗議されない為に、謹慎な顔をしてただけなのかな。
松原教授という人、どんな風に言ったんだろ。
やっぱり、都市部に住んでいる経済的に裕福な人には
犠牲になる人の犠牲なんて、どうでもいいんだな。
また、普通の人も
JRの利益追求の経営姿勢についてとか、
あれだけ、いろいろ言ったり書いたりしてたのに
それでも、郵政民営化賛成って
どういう事なんだろな。
どっちにしても、
何かあった時に、同情したりするのって
私が思うのと
違うものなのかな。
その瞬間の、その場のものなのかな、やっぱり。
つまんないな。

必要不可欠なものを
利益優先で運営したら
事業に利益を多くもたらせない人が、必要不可欠なものを失う事になるんだよ。
普通の人には、切手の数十円の値上げは
たかが、かもしれないけれど
この国には、小銭で命を繋いでいる人も居るんだよ。
住居が集中していない場所に
生れてからずっと暮らしを営んできた、高齢者の家に
一軒一軒訪れる、郵便配達員の苦労を
必要不可欠としている人が居るんだよ。
一人でも居たら、その人をないがしろにするべきじゃないんだよ。
政治家と何かの繋がりだかなんだかを断ち切って
浮いた分が、確実に、その過疎地の高齢者の所に
届くのか?
郵便局が今までにもたらしてきたものと
ひきかえにして、同程度になるまで還元されるのか?
民営化して、
利益を上げる為に、郵便局員ひとりひとりの労働負担が、
個人に可能な最大限にまで課せられたら
誰が利益を考えずに、
無料で、ひとりひとりの安否を気遣いに
細かい用を引き受けに訪問するのか。
無駄を省いているつもりが、
大事なものも省いてしまったら取り返しのつかない種類の
事業の一つだと思うよ。郵便局は。
もっと、大切な事があると言うのは
小泉総理大臣さんの郵政民営化に集中しちゃった、
もしくは、有権者に集中させたいと狙っているのかもしれない
その視点からだけではなくて
郵政の経営のやり方だけで
国民の生活が成り立っているわけではないという所に
あるんだよ。
郵政事業が民営化されただけで
国中の人間の抱えている問題が解消され
イラクの戦争が終わり
自衛官が帰国でき
将来にわたって、戦争で犠牲になる人が出ないというなら
やったらいいけど。そうじゃないじゃん。

戦争のもの観て、泣けた!とか言ってても
その郵政民営化の為に
戦争ができる国にしようと主張する
そういう新憲法草稿を提出している政党を
支持しようとしている。
「とっても、ひどい」と思って
「心に刻んで」「勉強した」のに
そういう事より
郵政民営化の為に、
郵便制度を利益追求型の経営にする為には、
その事とひきかえに
戦争で人がひどいめにあっていいと思ってる。
つまんない。

つまんない。