mercoledì, agosto 18, 2004

眉唾2号

いくら平和の祭典が素晴らしくても
やっぱり戦争は続いているのだし、
沖縄をはじめ基地のある地域の人々は
毎日、米軍飛行訓練に怯えなくてはいけないのだし
イラクでは、毎日、なんのなにをしたわけでもない子供達が
戦闘に巻き込まれて死んでいっているのだし
天候の異常は刻一刻と毎日進んでいるのだし、
それ全部よりオリンピックが優先されるのは解せない。

サドル氏に、”強硬派指導者”と冠をつける話。
アルジャジーラバグダッド支局を、閉鎖させたのは
暫定自治政府のアラウィいう人なんですね。
暫定自治政府ってそんなんなんですね。
この人は、前大統領フセインと同じバース党で
最近のやり方は、どうもフセインのやり方と似ているとかいないとか。
要するに、なにか知られたくないことがあるから
知らせる人達を排除する方向に動いているみたいとかなんとか。
勿論、誰にしろなんにしろ血気が盛んでもなんでも
暴力は止めた方がいいと思います。自爆も、襲撃も。
なんにしろ話し合う場所が用意されるなら、
そこで話し合ったらいいのにと思う。
でも、アメリカン傀儡政府がこんな政府なら
話し合ったという体裁を作るだけの会議に
なりそうだと思えている状態なのかもしれない。
ちょうど、日本で憲法について勝手にどんどん変える人達が
議論はつくされている、とか、これは議論だ、と言うみたいに。
他国からの軍のやり方に、特に若い人達が、
感情を爆発させるのも理解できない話じゃない。
目の前で家族が死んでいくんだから。
若くして宗教の一派の指導者にならざるを得なかった
(前の人が殺されちゃったからね)サドル氏も、
その一人に過ぎないのではないか、と言われればそうかも、とも思う。
よくわからないけど、わからないなら尚更イメージは固定しない方が良い。

どっちにしても、
アメリカ軍、いいかげんに帰ったらいいのに。
更に言うなら、そのアメリカに何の進言もせず
アメリカの動力源であるところのお金と支持を渡し続ける日本
いいかげんにしろよ、と、思います。