martedì, settembre 28, 2004

ヨルダン国王の見解

ヨルダンのAbdallah Hussein国王は、Corrire della Seraの
インタビューに対して、人質が生きているという見解を示した。

「現在の所私の得ている情報では、彼女達は生存している。
ご存知のように、私達はイタリア政府に協力して、事件直後から
働いている。情報に通じた者の助けを得て、彼女達の拘束場所を
捜索し、人質解放の為に、私達が持っている全ての
イラク内の組織や、統率者との繋がりを活用している。
イスラムの名を語り、この残虐な罪を侵しているのは
イスラム教徒ではないという事に注視してほしい。
”イスラム過激派”という呼称が使われているのを
知っているが、無防備な者を襲ったり、人間の尊厳を貶めるのに
神の名をもちだすようなら、イスラム過激派でも、キリスト教のそれでも
あり得はしない。
彼等は、イスラム教徒ではない。
オセチアでロシアの子供達を殺した者達も、
他の国を支援し、その未来を構築する為に、働いていた
イタリア人女性人道支援者をイラクで拉致した者達も。」
「私は、時々あなた方の痛みの中に沈む。それは、イタリアの民衆の
人間性の深みを痛感するからでもある。
遠くの国で惨殺された子供達を偲び、行われたデモや集会、
あなた方の家々に燈ったロウソクのともしびは、私を感動させた。
あなた方の国境のない寛大な精神は、心を打つ。
悪魔と闘わなければならない今、他者の無実な者の命を救う為には
苦痛の代償を払わなければならない。2人の女性を救う為に
私達にできうる事は、全てなされるだろう。
火曜日の今日、これから、何か良いニュースがもたらされる事を
期待し、祈っている。それが届けば、さぞ素晴らしいだろう。」
「今、拉致犯行者には二種類ある。
ひとつは、宗教的過激派で、最も危険で非人間的だ。
彼等は法も、個々の権利も気にかけない。彼等はテロリストで、それだけだ。
もうひとつのグループは、犯罪組織によって構成されている。
お金の為に人々を誘拐する。明らかに、犯罪者達から何かを得る方が容易い。
彼等にとっては、それはビジネスに過ぎないから。」

(・・・えーっと、テロリストも犯罪者と思うんだけど。
この他にも、いろいろ答えているけど、とりあえず抜粋しました。)

Corriere della Sera