martedì, luglio 05, 2005

なんでんかんでん

整理します。

現行の日本国憲法を変えないで欲しい。
特に九条は今のままであってほしい。
例えそれが抑止力としてであっても
戦争や、戦力によって、防衛できるような物は
何も無いと思う。
自衛隊が、現状として矛盾する事を理由にするならば
憲法に矛盾しない、自然災害時の救援活動や対策をする組織として
自衛隊の役割を、変えたらよいと思う。
その為の能力は、実に優れているはずだと思う。

総理大臣や、国会議員、内閣閣僚の靖国神社への参拝は、
しないでほしい。
靖国神社は
戦争で亡くなった兵士を
兵士であった事を理由に
”お国の為”に人を殺す事殺される事をした事を讃えて
戦争に武器を持って参加した事を、栄誉としてそれを理由に神と祀る場所であるから
たとえ、神社のその意志とは異なる考えを持って参拝するのであっても
拝まれる対象が、戦争をした栄誉で、そこに祀られている以上
犠牲となった方々だけでなく
祀られている存在に対しても、心痛を思うから、参拝に反対。
どのようななりゆきであれ、
罪に手を染めた、染めさせられた人を
その罪がゆえに拝み奉るのは、
少なくとも、国政に責任のある人がすることではないと思う。
戦争に参加させられた悲劇を悼んで、拝むのであれば
それぞれの人が、それぞれの人として存在した事を理由に眠る場所
一人一人のお墓に参るのが、物理的に無理なのだとしても一番妥当であり
戦争の原爆が落ちてきてなくなった人、空襲で亡くなった人
侵略される側として殺害された人々亡くなった人々
戦争の為に飢えて亡くなった人、徴兵に拒否して殺害された人、
戦争があった為に、その犠牲となった全ての人の中から
日本国の為の兵士として亡くなった人々だけを神としている場所で拝むのは
死者を選別している事に他ならない
思いっきり、死者を差別しているではないか、と、私は思うのだけれども。

アメリカ政府が行っている戦争に、
日本の政府が、何の躊躇も無く、片っ端から賛意を示し、自衛隊を派遣してまで
全面協力をすることもやめてほしい。
アメリカ政府が、他国に対し、でっちあげてでも理由をこじつけて
侵略をするために
苦しむ人がいるから、死ぬ人がいるから、傷ついたり、大切な人を失う人が増えているから。
日本が協力を一切しなければ、
アメリカ政府が戦争を続けるのは、今よりも困難になるだろうから。

それぞれの国に住み続けることが
できなくなっている人々を、
日本の政府が、難民として受け入れる事を認めず、
その上罪人のような扱いをする事も
やめてほしい。
テロとの戦いというならば
テロと呼ばれるような行動をせざるを得なくなるまでに
追い込まれるような人を、1人でも多く、そこから救う事が必要だと思う。
小さくて弱く、強い国から差別される事を経験しながら
そこから、経済大国として、それなりの位置を占めるまでに成長した国であるならば
小国や、固有の民族、人種を差別して弾圧するような強い国々に対して、
いわゆる”ミステリアススマイル”を浮かべつつ、上手に苦言を呈する事を
してもよいのではないかと思う。
世界中で、感謝してくれる人、好感を示してくれる人のいる国の国民は
どこであっても、他国民よりも安全で楽しい旅ができる。
世界中で、世界中の人と対等に仕事をすることができると思う。
ビジネスの相手から、好感を持たれている方が
仕事はうまくいくと思う。
お店の人と仲がよければ、「おまけしちゃうよ」という事もあるし
仲が悪ければ、不都合なものを混ぜられる事もあるでしょ。
国際的に親身になってくれる個人が多ければ
戦力を充実させるよりずっと、安全も保障されると思う。

国連安全保障理事会の、常任理事国入りも、
私としては、今の状態で、特に必要と思わない。
お金をたくさん払っているから、入らせてもらえるべき
という理屈は
お金をたくさん払いたくても、払えない状況の国に対してとても失礼。
そのようなお金をたくさん払うだけの経済力が無い国の
安い人件費の人々の労働力に頼っている事も
現在の、日本のたくさんお金が払える状況を支えている一要因である事を
自覚するべきと思う。
日本人の努力で築いてきたけれど
日本人の努力だけでは、ここまでにはならなかったはず。
借金してまで、というならば、借金しなければよかったじゃないか。
身の丈に合わない見栄を張った事を、恩着せがましく主張するのは、
あまりみっともいいものではないと思う。やめてほしい。
ましてや、貸したお金を返してもらいながら
貸した事を恩着せがましく主張するのは、本当に、みっともないと思う。

郵政民営化をして、これ以上アメリカという国に対して、
何に用いられるかわからない、無益な投資もしないでほしい。
それ以外の、郵政民営化の現実味を持った動機は、見当たらないのですが。
今の郵政運営が、便利で安心で良いと思う。
何故ここで、アメリカに対して「いいなりになるわけにはいかない」という言葉が
出てこないのか不思議。
アジアの各国に対しては、各国の国民が悲しむような事を繰り返しては、
その度に、「いいなりにはならない」と繰り返すのに。
アメリカ軍基地をいつまでも駐留させている事に対しても
実に、「へーこら」してて、不思議。
地元の人たちが、これだけ嫌な目にあい続けているのに。

図書館や博物館の民営化にしても、消費税の増税にしても
その前に、自分達のやりくりの失敗は、
まず、自分達が”つきあい”に使うお金を減らしたりする所から払う事で
挽回をはじめてほしいと思う。
使わない事に定められているミサイルを、買わなければ、更に節約できます。

なんでもかんでも反対なんじゃなくて
反対しなければならないことを反対していたら
なんでもかんでも状態になってしまったという事なのですけれども。

どうでもいいけど、
別に特定の政党、支持していませんから。
自分に投票する権利がある選挙のときは、
それぞれの場合(地方議会選挙とか衆院選とかそういう)に応じて、
議会での意見の傾向のバランス等を考えて投票してます。
それ以前にまず、都民じゃないし。