martedì, ottobre 18, 2005

イラクの憲法

イラク西部ラマディでアメリカ軍による爆撃があり
約40人の民間人が殺害されたそうだ。
憲法についても、一回も条文を読むことなく
投票せざるをえなかった人々も居るようだ。
投票所がみあたらず
投票したかったのにできなかった人も居るようだ。

イラクの新憲法について・・・
よくわからない。
それぞれの事柄が、イラクの人たちの
それぞれの立場の力関係や
それぞれの境遇において
価値観にとって、
どのような意味を持っているのか
ここから推察する事は全くできない。
大事なのは、一番弱い立場の人々を、守れるかどうか
ということだと思うが
一番弱い人々の声を、ここから聞くことはとても難しい。
一番弱い人の立場を思いやる事のできる人の声を聴くのが
せいいっぱいだし、
なによりも、選択は、あらゆる立場からのイラクの人によってなされないと
いけないことだと思うので。
憲法が読めないことも
投票所にいけない人がたくさん居る事も
投票できる人間が、判断材料にするべきだ。
が、するかどうかも、わからない。
それは、どこの国だって、そうでしょ。

概要、のようなのを、読んで
日本の憲法ほど良いものじゃないな、という気は、正直した。
でも、日本人の私が思うことだからね。
そして、そんな良いと思える自分の国の憲法が
変えられてしまうかもしれない状況だからね。
他の国に対して、たとえ、その国に向かってではなく
ただの独り言だとしても
何が言える。
自分の国の、なにより誇るべきものが、憲法だったのに
それが、国民によって壊されようとしている時に。

ただ、同じようにイラクの国民に対しては他国人である米軍が
爆撃や不当拘束や拷問や略奪や殺戮をしている事は
許せない。
辛い事実として、止めることはできないが、
罪として、許す事はできないと思う。

関連メモ
http://teanotwar.blogtribe.org/entry-eef9fe3395a648c14e8ee7ae6fde7ab2.html

パウエルさんはまた物騒かつ余計な事を言っている
http://today.reuters.co.jp/news/NewsArticle.aspx?type=worldNews&storyID=2005-10-18T173218Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-191142-1.xml
パウエル前米国務長官は、CNNの番組「ラリー・キング・ライブ」で、
「これは重要な前進だが、これですべてが終わると思うべきではない」と語った。
米国は依然「困難で持続的な」抵抗に直面しており、
直接かつ政治的に根絶する必要がある、と述べた。(事実部分のみ要約)