lunedì, novembre 14, 2005

Sympathy←→共感覚

Baghdad Burning 更新されてた

個人的に、共感する。
Baghdad Burningを読んでいるのは
つまり、戦争に反対だからだけではなくて
この感覚の為だと思う。
他のイラクからの発信を読む事は
同じだけ努力しようと思っても続かないが、
Riverさんの日記は、今のところ(かろうじて)続いて居る。
物事を書き表す順序とか
何かに対してひきおこされる反応・・か?
何か、ピッと来るもの。
なんだかわからないけど。

日本の中に住んでいる誰であっても
イラクの中で耐えている人の中の
誰か、その内の誰か一人、もしくはそれ以上、と
感覚が似ていたり、共通の感情や経験を持つだろうと思う。
出会っていないだけで。

イラクに限らず
どこの国にも
誰か居ると思う。
自分と、何かが呼応する人が。
その国を攻撃するという事は
その国の中にある
自分の感覚を共有できる誰かを
攻撃されるという事だと思う。

自分の輪の中にあるものを、”国”が攻撃する。
それが、国家の自衛権だと思う。
軍隊や戦力による”自衛手段”だと思う。
アメリカ国家の自衛権
イラン国家の自衛権
日本国家の自衛権
北朝鮮国家の自衛権
中国国家の自衛権
どれも、誰かを傷つけていて
一番弱い個人を守れるものは
一つも無い。

福祉も穏便な外交もできない政府は
誰の為にあるんだろ。

個人が
国家規模の武力を使った自衛に
真っ向から抗えるような
武装による自衛力なんか
あるはずもない(※)。
個人の自衛権は
国家の自衛権を認めたら
霧散すると思う。
(※ それを試してみてるのが
テロリストだと思う。
結果、国ではないが組織になってしまって
結局、単位としての各個人は犠牲になっているんで
団体で、武装した自衛は
各々の個人自らを守ることなんて
絶対できないと
やっぱり私思うんですけど。
自爆する事は、結果自衛になっていないと
私は思うんですけど。)

自衛って
戦力でしか、暴力でしか
考えられないんだろうか?
多少狡猾であっても
誰も殺さない方が、本質的には”良い”んじゃないだろうか。
戦争以外なら、軍備や武力による威嚇以外なら
多少の詭弁だって、適当な受け流しだって
人間の奴隷化や、人殺しよりましだと思う。
弱虫と思われたって
ずるいと思われたって
自分たちが、そうじゃないとわかってりゃ、それでいいじゃないか。
なんで、そう、強くなくちゃいけないんだ。
それこそ、むきむきで、馬鹿みたい。
むかーし、うちの従姉妹が使った「頭、筋肉」という言葉が
実につぼにはまったが、
あれが主流になるのか。
やだな。
日本の開発力や技術力は
戦争で人材を殺さないで来たこの60年間で
飛躍的に進歩したよ。
その強さじゃ、だめなんだろか?
動物みたいな、野蛮な暴力による強さしか、認められないんだろか。
論理の充実による、論客としての外交上での自衛
自給率を高めた、生命線を海外に依存しない自衛
国内の国民を、できるだけ失わない、人を大切にする事で
その一人一人の可能性が生み出すもので経済力を保つ自衛
そういう自衛権なら、ありだと思うのだけど。

どこかの国が攻めてきたらどうする、じゃないんだよ。
どこの国からも攻められない、
攻撃されたとしたら、誰から見ても攻撃した方が悪いと思わせる
攻撃すればすなわち世界の中での評価が「悪」になるというリスクを相手側に与える
そういう自衛をしなくちゃいけないんだよ。
攻められないようにするのが、税金を受け取る政府の
税金を受け取っている代償で
あんだけ、高額の年俸を得ている理由だよ(それにしてもちょっと減らしたいかも)。






にしても、アメリカって国は
どこに行っても同じ事を言うんだな。
“What do you think will happen
if we pull out of Japan- those same radicals(北朝鮮か?中国か?)
you fear will take over.”
沖縄の件に関しても
似たような事を・・・

fearは、誰からのものであれ無くていいので
アメリカ軍が、現在の怖いものそのものである以上
とりあえず、出てってくれ。
で、かつあげもしないでくれ。
イラクの人達は、もう、充分傷つき過ぎたし
貢犬も、もう、貧乏になったから。
お金ないから。
グアムの施設は自分で作ってくれ。
作れないなら作らなきゃいいのに。
みんな家に帰って
脳病をひきおこさない牧草で、牛を育ててれば良いのに。
カウボーイの国、やんなさいよ。
カウボーイのイメージだけで
大統領を選ぶんなら。