sabato, marzo 26, 2005

ぎゃあぎゃあ

Baghdad Burning更新

2年前
イラク戦争は、”すぐ終わる”とアメリカの大統領は言いました。
その頃は、民家や一般の人の居住区が爆撃されると
”誤爆”だ、遺憾だ、と言ってました。
軍施設や、兵器工場だけを”ピンポイント爆撃”しているのだと
言っていました。
あと、なんだっけ?
テロリストが潜伏している場所だけ攻撃したとか
テロリストだけ殺害した、とか言ってたっけ?
何故、そう言っていたのか。
世界からの抗議や反発や、
それによって戦争を続けられなくなる事を恐れたのじゃなかったか?
”世界”の良心には、それができるだけの
力があるように思えたのじゃなかったか?

実際には、そうじゃなかった。
普通の人を、普通に爆撃してたんだった。
普通の人を、みだりに拘束して拷問してたんだった。
結局、戦争ってこれだ。
戦争を”人道的に”行う事なんて絶対できない。
戦争を始めることは、人間がやってしまう事のうちで
一番悪い事だ。
拷問も大量殺戮も、充分明らかになりました。
兵士達の心身の荒廃も、充分明らかになりました。
この戦争の、本来の、ビジネスライクで冷酷で汚い動機も
いいかげん明らかです。
人間がなしうる最悪の罪を犯した人たちが
元気で豊かに、そしてまだ、最大の権力を持ち続けている。
なぜだぁっ。

社民党にはあきれましたー。
幻滅しましたー。
言葉もありませんでしたー。
憲法改変の国民投票法案に条件付きで賛成と。
は。
政治を仕事にして、それで生活を成り立たせている人が
しなきゃいけない一番の仕事は
国が戦争をしないようにする事だよ。
戦争に向かう可能性を、少しでも減らす事だよ。
環境権もプライバシー権も、
現憲法の範囲内で、充分に必要な法律を作ることは
可能です。

環境権、
第25条一項に
全ての国民は”健康で”文化的な最低限度の
生活を営む権利を有する。

だから、それを実現する為に
水銀とか垂れ流させるなよ、とかダイオキシン撒くなよとか
企業はそういう事、ちゃんとしないとだめだよとか
民法でも商法でも、決めればいいじゃないか。

プライバシー権
第21条2項に
検閲はこれをしてはならない。
通信の秘密は、これを侵してはならない。
とあるところから見ても
個人がみだりにやりとりされたくない個人の情報を
保護してはいけないという意図は感じられないのだから
民法でも商法でも、それなりに考えて何か決めたらよかとじゃないか。

”今の若い人たち”は、焼夷弾とか集団疎開とかいう言葉を
知らないんだそうな。
わからないなら、教えられなかったからだろう。
見たり聞いたり読んだりもしなかったんだろう。
大人がなにより子供に伝えなくてはいけない事は
実際に繰り返して、もう一度悲劇を実体験しないでもすむように
戦争がどのような悲惨なものか、
してはいけない事なのかを語り継ぐ事なんじゃないか?
それができていない状況で
それを伝えられずに育った人々によって
憲法改変に対する投票への法律だけが
できてしまっても大丈夫だと本気で思っているの?

子供達がそういう育ち方をしている環境のある現在に
今、憲法改変に関する国民投票法なんか決めて大丈夫なの?
今まで、無くてここまできたのに
今、決める必要があるの?
今、それ制定して大丈夫なの?

状況判断とかしようよ。
護憲の党とか言ってきたなら。
裏切らないのは
裏切るんじゃないか?という予想だけですか?
消費税作ったのも、結局手を下したのはこの党のまゆげおじさん(ちょい暴論)。
だから、政治の人って嫌いだぁっ。
信用できないっ。
ぎゃあ。