domenica, ottobre 31, 2004

「残虐非道な行為にあらためて憤りを覚える」だぁ!?
それを、日本で一番言う資格の無い人は、首相だと思う。

憤りを覚える。
この政府、嫌。ほんとに、嫌。もう、嫌嫌嫌。たくさん。

憤りを、自分自身にも覚える。
無力なりにやるだけはやった、とは、思えない。
ちゃんとしなかった。

sabato, ottobre 30, 2004

間に合うなら

発見された遺体は、人質となっている香田証生さんのものではない
可能性が出てきたそうです。まだ糸は切れていません。

今まで、いろんな所で、
現地の状況をその目で見なければわからない、
見てもいないものが、何を言えるのか、意見など言う資格はあるのかという
主張を、目にしてきました。
子供達に教育の一環として、”イラクに行かせて戦場を見させるべきだ”とか、
NEWS23にゲスト出演した、夏頃まで夕方のニュースのキャスターをしていた人の
「現地に行かなければ、その悲惨さはわからない」
といったような発言、詳しく覚えていませんが、他のテレビ局のアナウンサーや
政治家、それ以外でもたくさんのそういう言葉を見聞きしてきました。
それから、戦争を体験しないから、平和ボケをするんだというような意見も、いつもありますよね。
今まで、その立場に居た人は、
今、この香田さんの行動を”軽率”と、責めることはできないと思います。

勿論、高遠さんや中村哲さんのように、
現場で作業する事だけが、”何かをすること”ではない、
誰もがそれぞれにそれぞれの生活の中で、できる事を考えてできるのだ、と主張した人達も居て
そういう言葉に、私みたいなのは、救いをもってきたのですが、
でも、それが充分に多い主流な意見だったとは思いません。

この香田さんという方の行動が、軽率だったとするなら、
少なくとも、母国語で情報を得る生活をしていた今年の一月の時点では確かに主流だった
こういう”自分の目で見なければ戦争の惨状を本当に知る事はできない”
という考えを、そのまま信じたところにあるかもしれません。
でも、エラソーな人達の言葉を鵜呑みにするという軽率さなら
私は、ほとんどの人の中に、それと同じものを見ます。

今回の事件、これは政府の仕事だと思って
私自身が、少しひいていた事は否定できません。
つくづく思い出します。
フィリピンの大統領の、「自国民の命を守ることが私達の仕事だ」という言葉。
即、軍隊をイラクから撤退させた行動。
イタリアの政府の、「自国民の安全の為には
私達は、”なんでもする”。それが私達の仕事だ。」という言葉。
撤退こそはさせなかったものの、
駐留させている軍隊についても、
「イラク国民の意志を尊重する、その代表である暫定自治政府が
望むなら即撤退させよう」と、即要求を拒否することなく、うやむやにした
交渉技術。こういう事の為に政府って国ってあるのだと思うのですよ。
それが最低限の責務だと思うのですよ。

拉致事件勃発直後、家族の声明の中に
「彼は政治的な考えを持ったり、そのような事に興味を示してはいなかった。」
という部分がありましたが
もし、ほんの少しくらいなら、証生さんが、何か平和について考えを持っていたとしても
実際、春の人質事件の国内での反応を共有して見聞きしてきた、このご家族が
それをいう事は、無理だったと思います。
それは、政府と世間一般多数の人達に息子を見殺してくれと
言うようなものと思えそうだからです。
でも、今朝、読んだのですが、昨年秋、祖母を亡くすまで
看護士で多忙なお母さんのかわりに、一番祖母の看護につくしたのは、証生さんだったと
書いてありました。
一月までの日本に生きてきた人が、海外の情勢を知りにくい中で
イラクでの戦争の話を聞いたとき、
自分に何かできるかもしれない、とか、見たほうがいいのかもしれないとか
そう思ったことを、本当に”馬鹿だ”と言い切っていいのでしょうか?
また、本当に”政治的なことにまったく無関心”だったとしても、
実際、政治的なことを考えたり意見を持つことを
阻む雰囲気が日本にあることは、事実です。
彼だけが責められる事とも思いません。
いろんな学校がありますが、普通に普通の学校で教育を受け生活を続けると
なんとなーく、そういう事を考えたりすると、生きにくくなる、やりにくくなる、というのが
今の日本の状況じゃないですか?
私はそれでも、大人の責任として、そういう事から目をそむけてはいけないと思いますが
正直、それを思い続け、情報を得、考え続けるには、それなりの努力を必要とします。

自衛隊がイラクに派遣されて、
日本政府がここまで明確にアメリカの戦争を支持し追随してみせるまで
日本人というのは、世界でも稀な特権をもっていたんです。
平和憲法を持ちその精神を、いつも守っている、平和主義の国の人間として。
他の国の人が、危険となるような所でも
日本人ならというシールドが、あったんです。
証生さんが、日本から出て、それ以後の10ヶ月?日本の中の状況を知らないできたこの10ヶ月
日本は、本当に大きくその立場もまた国内の人々の感じも変わったと、私は思います。
それは、考慮しないといけないと思います。

ザルカウィ氏系組織による犯行である場合
それこそ、私がよく事情を知っているわけじゃありませんけど
春から今まで知ったことの中で考えると
人質となった彼を無事解放させる方法は、とにかく自衛隊の撤退です。
撤退させれば、殺さないと要求してきているんだから。
他は、難しいような気がします。

死なないで済むかもしれない人の為には
殺されない為の最大限の努力がなされるべきだと思います。

まだ、間に合うかもしれない。
もしかしたらまだ間に合うかもしれない。

国の為に、人が死ぬ事を、明確に選ばせるわけにはいかないと思います。
その判断を下させてはいけないと思います。
間に合うなら。

取り返しがつかなくなりました

ANNの速報によれば
香田さんは、処刑されてしまった可能性があるようです。
日本政府は自衛隊のイラク駐留を、人命より優先しました。

venerdì, ottobre 29, 2004

かき卵のようにまとまりません。

水曜日 Aljazeeraは、Margaret Hassanさん拉致犯行グループの
新しい脅迫ビデオを放送した・・ようです、
女性捕虜の解放と、英軍の撤退の要求をMargaret Hassanさんが
しゃべる形で、伝えられるビデオみたいだ。

無事解放されて欲しいよ。30年もiraqの為に、朝起きてiraqの人の事を考えて
iraqの人の為に1日働いて、そして多分、平和な中でのiraqのiraqの人達の笑顔を
夢につむいできた人だよ。59歳だよ。人生かけたよ。
それが、iraqに居た、西洋人の顔をしていた人だったというだけで
恐怖にさいなまれた挙句殺されるなんて、嫌だ。

日本もイギリスももう潮時だ。
軍を駐留させて良いことは、
一般の、普通の人達にとって良い事は
なんにもない。
なんっにも。これっぽちも。
悪い事ばっかりだ。

よくわからないけど、
7ヶ月語学留学してて日本に帰国せずにそのまま中東に行ったら
なんにも知らなかったんじゃないかなぁ。
日本政府の国民に対する責任感の無さとか
イラクの人が、戦争で苦しんでいる事が
日本政府のやり方によるところもものすごく大きいし、
世界的にも、日本がどんな国に見られるようになってきたかとか。
この7ヶ月で、随分いろんな事は変わったよ。
語学留学中だと
新聞とか、ニュースとか、読めない聴けないわからないじゃない。
語学できないから勉強してるんだから。
しかも、普段政治とか報道に興味なかったら
もう、ほんとに、多分、ぜんぜん知らなかったんじゃないかなぁ・・・
それでも、・・・
でもさ、私だって何も知らないこの人の事。何を思ったのかどういう人か。

たとえそこで人質になった日本人が、どういう人だったとしてもまず
一番悪いのは、そこが危険だ、危険になっている、という事だと思う。
ならなくてもいいのに。

日本人が、イラクでの友情と信頼を、全面的に取り戻すのに
この先どれだけかかるんだろう。
商社のおじさんとかさ、今まで頑張って
交流を築いてきた人達、営業妨害で訴えればいいのに。そうはいかないのか。

アメリカって、メディアの普及率そんな低いのか。
それとも、本当によっぽどひどい報道規制がいまだにあるのか。
イラクの人は、アメリカ政府の戦争で殺されている傷つけられている苦しめられている。
いくら、宗教指導者が何を言ったって、
観れば(もしくは新聞やインターネットのニュースを読めば)わかると思うのに。
それで、なんであのBushの支持率なのか。
自分と同じ宗教だからって、しかも、ただ同じ信者なだけで
そう、支持するというのも本当にわかんない。教祖とかなわけでもない。
普通、宗教が同じ信者同士でもけんかとかするような気がするし。
檀家同士とか。
同じ宗教信じてる人だって、間違えは間違えじゃない。
・・・日本のメディアの普及率はそんな低いのか。
それとも、本当によっぽどひどい報道規制がいまだにあるのか。
イラクの人は、アメリカ政府の戦争を
日本政府が、全面的に支持して支援して、協力しているそのせいで
電気のほとんど来ない生活、水をバケツでくみ上げる生活
いつも爆撃におびえ続ける生活を、もう一年以上も強いられている。
それで、なんであの小泉政権が続いているのか。
それで、何故、それでも最低ラインをぎりぎり護り続ける最後の砦の
憲法九条のほうが危険にさらされているのか。

・・・メディアの普及率の問題だけじゃねいなぁ・・・

戦場の事実を映した映像でだめなら
もうどうしたらいいんでしょうねぇ・・・


giovedì, ottobre 28, 2004

不適材不適所

自衛隊は帰国して、災害救援をした方がいいです。
全動員して、少しでも早くから捜索も行っていれば
危険な地帯であれ、あの親子ももっと早くみつかったかもしれないのに。
最新機能を備えた重装備をしている公機関は、なんでまた
わざわざ自らの危険や、拉致されたような人の命を見捨ててまで
望まれない砂漠の真ん中にいるんだろう。
その隊員の方の中には、
阪神大震災の自衛隊の救援活動を見て、それを志して加入した人もいるはずなのに。
なんで駐留させたままにするんだろう。

香田さんという方が拉致される前に書いた分


よく、戦没者の方々を、尊い犠牲であり、
彼等が居たおかげで今の私達が云々
と言われるんですが、尊い犠牲になんか、
ならないですめばそれに越した事はなかったのは
明らかと思うんです。原爆は地震や台風と違って、
言葉も通じる人間が投下を決断して
投下したんですから、やめようとすればやめられたのだから
だとすれば、やっぱりやめた方が良かったと思うんですよ。
今のイラクだって、今すぐ止める事になれば、
それで犠牲にならないで済む人というのは出るはずなのに
アメリカ政府は大量殺戮をやめないし、
アメリカには、それでもよくやっているとブッシュを支持する人が多くいる。
日本の首相も支持をし続けて、迫撃弾が自衛隊宿営地に落ちてさえ
日本人もそこに反応しないし。止めれば止まることなのに。
台風の土砂崩れの被害や、新潟の地震被害を観ていて、やっぱり日本人だって
家を失ったりこういう目にあえば、
不安だし辛いし悲しいと感じるんじゃないか、
そういう神経感覚がある人間じゃないかって
改めて思ったのです。もしかしたら違うのかと思いかけていましたが。
こういう事言うのは、鬼な不謹慎なのかもしれませんが
今、この新潟にボランティアに駆けつけた人が、余震で家屋につぶされたりしたら
自己責任っていわれるのでしょうかー?
イラクの人だって、新潟の人だって、
地震が起きたら報道されなくなった台風被災者の人だって
少しでも救われた方がいいのは同じな筈なんですけど。
更に、その災害が起きたとき、アメリカの国務長官との会談を優先するような
首相が最高司令官になどなった、この国の”有事”時には、
まず、米軍、が優先され、
日本軍(自衛隊とか平和隊とかいうかもしれないが)の”任務”とか
軍関係者政府関係者の身の安全が続いて
普通の一般市民なんて、そりゃどんな待遇になるかは、
今から明らかな気がします。
本当は、有事に備える法整備じゃなくて、有事が起きないようにするのが
国の政治の一番大きな役目なのに。

建前と、なにかの既成事実を作るために、危険な戦場に
現地の人にも望まれないのに駐留し続ける自衛隊は
帰国して、各地の災害援助をするべきなんじゃないでしょうか?
そういう為の、組織なら、自衛隊はあったほうが良い、
自衛隊は、そのような任務に専任してほしいと思うのです。
ヘリコプターで、救援物資を送るために何往復でもすればいいのに。
日本のほかの地域に親戚や知人がいる、せめて高齢者だけでも
運んで送り届けてあげたらいいのに。
鯉でも、あの大きい飛行輸送機で、どこか一時でも預かれる
各地の鯉業者のもとに運んだらいいのに。
それが、被災者の一家族の未来を担った大事な鯉なんだから。

mercoledì, ottobre 27, 2004

自衛隊は撤退してください

また日本人がイラクで拉致されてしまった。
自衛隊の撤退を
首相は即拒否した。

martedì, ottobre 26, 2004

秋雨

BaghdadBurning更新。
大統領選まで一週間。

Margaret Hassanさんについての続報は無いみたい。

地震。

チェチェンの民族の人々について
(楽器の)トライアングルを鳴らした時の音の感じがした。
哀しいような痛いようななんともいえない



venerdì, ottobre 22, 2004

マーガレットを解放して

http://news.scotsman.com/uk.cfm?id=1225132004

またNGO拉致。Mrs. Margaret Hassan’s
しかも、イラク国籍までとった、ベテランの人なのに。
間違いなくイラクが好きな人なのに。
配偶者もイラクの人だ。

"I don’t know whether it was for money or for hatred," Mr Hassan said.
"I warned her, I said to her: ‘You are a foreigner.
I know you have Iraqi documents and an Iraqi passport,
but you look foreign. If someone wanted to kidnap you,
they would see you as a foreigner not as an Iraqi’."

どんな誰によって誘拐されるのかもはやわからないけど
心は、問題じゃないの?見た目だけなの?


メッセージが送れます。
http://www.careinternational.org.uk/newsroom/hassan.php

CAREというこのNGO団体の日本支部のサイトにも
少しだけ情報が出ています。

http://www.carejapan.org/Iraq2.htm

domenica, ottobre 17, 2004

冬眠

そろそろ描く方に集中しないとならないので
ここは休眠します。
します。するぞ。


・・・多分。

(AM2:40)
先週から始まった
&日テレ土曜深夜2時5分からの”人類滅亡と13のコント集”って
観たらびっくりした。拍手。

冬眠なんかできないかも。どうなの。困ったちゃん。あー、もー

sabato, ottobre 16, 2004

イラク・ホープ・ネットが始動している。
なんだかうれしい。
けして甘い状況じゃないのに、
それがちゃんと書かれているのに
でも、
サイトを見るとわくわくします。

http://www.iraq-hope.net/

Baghdad Burningも、13日に更新。

確かに、今はまず次の瞬間が問題なんだろうと思う。
次の一瞬を生き延びられるかどうか。きっと。
でも、薬は、ずっと後に、なんとか生き延びた人を
突然苦しめるかもしれない。
今の摂取の害は、今、先数年はきっとそんなに目に見えない。
後になったら、何が原因だったのか
わからなくなるかもしれない。
そして、どうしたらいいのかわからなくなるかもしれない。
今蝕まれる結果は、何十年も後に滲み出てくるんじゃないかと思う。
薬だけじゃないけど。
劣化ウランとか、恐怖ストレストラウマ
こういう事が目に見えない形で根を張ると
いつか目に見える圧迫が取り除かれた時になって
人間の国だった所が、そうじゃなくなるから
その根が少しでも深くないうちに、戦争が終わって欲しいのに。

イマサラデモ

日本以外の国では、アルカイダとの関係があったかどうかも
そう明言されなかったらしい
リオネル・デュモンという人が逮捕されたのは、
5月19日・・だったでしょうか?
結局は、ナンバー2かどうか以前に関わっていたかどうかも
わからないままだそうですよね。
(ナンバー2はザルカウィ氏って事になっているんじゃないんですか?)
ちなみに、有事法制関連法が衆議院を通過したのは
5月15日です。
報道がいっせいに口を閉じたにもかかわらず
それでも、成立に反対する声が起き、通過するに当たって
多少の抵抗はあったのです。
その数日後、この逮捕がありました。
それに関連して何度も
アラブ系の顔の人達が、アルカイダの関係者の疑いで
というよりも、ほとんど確信されたかのように、
警察に囲まれて連行される様子が放送されたのです。
その中の1人がイスラム・モハメッド・ヒムさんだったのですね。
警察が手柄をあせった為・・だけかな?と思いますけど。
その後起きた、
オウムの狙撃事件の容疑で
コートに銃の硝煙反応がどうのこうので逮捕連行、というニュースは
7月8日ごろでした。
イラクの自衛隊派遣問題や九条も
年金関連だけじゃなく、ちゃんと注目している人達も居た中での
今年の参議院選挙は
7月13日です。
あの逮捕もその後証拠不十分で不完全燃焼しましたよね。
警察が手柄をあせった為・・だけかな?と思いますけど。

イラクで殺される人達もひとりづつ名前が報道されれば少しは違うでしょうか。
死にたくない生きる気力があり、
戦争さえなければ、生きていく人達が、
殺されている事実も、もう少し伝わるかもしれません。
殺している側にあるという罪の意識を、感じさせる事ができるかもしれません。
実際には、きっと病院なども死亡する人達をひとりひとり確認する事も
その人数を発表するくらいがぎりぎりなんでしょうね。
米軍が発表しているのは1万強くらいかもしれませんが
5万人以上という話もあるそうです。
その間の数万人は、死んだ事さえうやむやにされて
でも、同じひとりづつなんですよ。
名前も年齢も性別も家族も、生きてきた時間と
本来ならその先の未来も、考えていた人達なんですけど。
爆弾落とさなければ、狙撃しなければ
それでよかったのに。自然の災害や病気や事故と違います。
それさえしなければ無い事なんです。
そんな戦争をする事を、支持しちゃっていていいのかどうか
日本は、世界のほかの国に比べて
その支持のしかたも諸手をあげた始末の悪いものなのに
国民による反発があまりにも弱い、なんでだ?
自衛隊イラク派遣差し止め訴訟
報道はほとんど取り上げませんが
国も、あくまで原告の訴えは不適法で、事実を認否する必要はないと主
張し、まったく向き合おうとしない、そうです。
おかしいでしょう。
イラク派遣は、やっぱりどうしても憲法違反です。
憲法に反して、自衛隊員を含めた私達日本人、イラクの一般市民
その両方の、平和の中に生きる権利を侵害していて
それが、憲法に違反しているからと訴えられたら
違反している事が明確なのに
自分達が向き合いたくなければ向き合わないですんじゃうのは
おかしいでしょう。
それなら、法律なんてなんのためにあるのかわかりません。
権力側は、対象外ですか?
そういう変な状態にある現在を
日本の国民は、権利を侵害されている方は
なかなか知らされる事も無いというのは、
異様な状況だなと思います。

domenica, ottobre 10, 2004

合意

サドル師と、暫定政府が合意したみたいだ。
こういう事の積み重ねで、爆破とか減るといいのにな。
どっちにしろ被害にあうイラク市民にとっては、
実行者が誰であれ、痛みは同じと思うから。
R

sabato, ottobre 09, 2004

混乱してる頭

そろそろ頭が文章向きじゃなくなってきました。

テレビで、戦争の中で子供を殺したなら
軍隊であっても、国際法廷にかけて裁判するべきという
コメントがあったのですが・・・
大人も、そう、住む所を選べないと思います。
大人も、もとは子供で、生まれた所は選べなかったと思います。
戦争の中に、生まれて、殺されてしまう子供の悲劇には、
子供を目の前で殺される悲しみ、その遺骸をかたづける悲しみ
孫の亡骸を葬る場所を見つけることさえできない悲しみが
あるのだと思います。
たまたま居合わせなかった身内の男性を脅す為の人質として
罪も無いのに拉致のように連行されて、米軍の捕虜収容施設に監禁され
日々、拷問され続けているというイラクの女性達の辛さは
殺される子供よりは、ましですか?
何十年も戦争の苦しみに耐え続け、そして救われる事無く
爆撃でなにかの下敷きになって、ずっと痛いまま痛いのに耐えながら
意識が薄れ行くように亡くなるような高齢者は、どうでもいいですか?

貧困の家庭に生まれる事は選べません。
裕福な人々と道路を隔て隣り合わせて暮らしながら
教育を受ける事もできない環境に生まれ出る事も選べません。
それが為に、戦争の本当を知らず
兵士として戦地に送られ、気が狂った状態になった若者だけが
裁かれるべきなんでしょうか?
どんなに、冷淡で嫌な性格の人間だったとしても
戦争に行かなければ、兵士にならなければ
普通は、殺さないで一生を終える事もできるのです。
犯罪者になるという事を自覚して人を殺したり傷つけたりする事と
戦場で子供を狙い打つ事は、本来同じ事なのですが
同じ事とみない世界が一度裁かれるべきだと思います。
裁きはまず、戦争を始めることを決断し命令した権限を持っていた人物
からはじめるべきなんじゃないでしょうか?
そこから人を撃ち殺せと命令した上官
戦地では、殺すか殺されるかだと、人間を調教する教官
そういった人々の罪を問うたうえで、その次に
そういう経過を経て、それでもやっぱり維持しておいて欲しかった
人間性を見失った兵士も、やはり裁かれるべきかもしれませんが。
これが、”民間事業”だったら、
もう少し理を通し考えられた判決は下されるわけでしょう。
つまり、オウムやアルカイダなら。
”教祖”が一番重罪なんじゃないですか?
アメリカが、何度でも過ちを繰り返すのは、
確かに裁かれる事が無いからかもしれません。
いっそ経済制裁でもしたらどうか、なんて思いますが
その場合、やっぱり被害をこうむるのは、貧しい人々で
でも、それは、大国でない国でも同じなんですけどね。
大国じゃないと誰もそれを考えないんですね。
日本なんか、是非、考えたらいいと思います。アメリカへの経済制裁。
貧困層に影響を与えない経済制裁が、一番できそうなの日本じゃないですか?

話飛躍しちゃったなぁ・・・

郵政民営化は反対です。
昨晩の放送、”国民の”損得が主な論点となっていたことに
違和感を覚えました。国民て誰?
国に属する人々が社会を営み、その社会生活を営んでいく上で
最低限の基本的な機関というのは、やっぱり採算、損得だけで
考えるものでもないと思います。
無くちゃだめなものは、絶対無くならない形で
運営されていないとダメなんじゃないかなと。
公務員としての郵便局の職員の世襲制が、問題視されていましたが
本当にそれは、悪い事ばかりでしょうか?
私の家族親戚には、知る限り郵便局関係の人は居ませんが
想像します。山の中にある、今や高齢者の多くなった村に
郵便局があって、そこの局長さんは3代目。
これ、そんな悪い事でしょうか?
子供の頃、おしめ変えてやったよねというおばあさんが
なにかの詐欺に指図されて大金を引き出しに来た時や、
少し痴呆を起こして、意味の通らない依頼をしてきたとき
子供の頃から、じいさんの代から、そこに居て、郵便局の仕事を
ずーーーっと見続けてきた人の対応は
きっと、このおばあさんにとって悲しいものにはならないと思うのです。
郵便局長という仕事は、たいした権力職じゃないと思います。
総理大臣や国会議員みたいな。
たまには、そういう世襲制公務員が居ても、私は国民の1人として
かまわないような気がします。
天皇さん一家だって、世襲制じゃないですか。
しかも、他の職業を選びたければそれもできるし、
他の親は違う職業だった人が郵便局長になりたかった場合も
それはそれで、なれないわけじゃないと思うのですが。
それに、もっと現実の事実の話、
JR、民営化してどうですか?
日本の電車賃の高さって、世界一に近いんじゃないですか?
私はここ何年も、電車は年に数回3回も乗れば多い方です。
観たい映画も、展覧会も、買い物も通院も、全てぎりぎり必要なもの以外
諦めます。まず交通費が高いから。
更に、さっきの山の中のおばあさんのような人が利用してきた
地方の、”得”にならない採算の取れない線は、次々廃線にされていますよね。
自動車が運転できなければ、文化的生活からどんどん切り離されて
国民としての福祉や経済的な”繁栄”の恩恵と無縁に、
子供も便利な方に出て行ってしまう人が多いのだろうし
本当にそのおばあさん1人の力で
自給自足で生きなければならない人達が増え、誰にみとられる事も無く
布団でならいいけど、どこか穴にでも落ちて、
寒さに震えながらとかで亡くなるのが当たり前で普通なのだったら
経済大国なんて、なんだかわかりません。
何のための、戦後ここまできた発展だかわかりません。
(それ考えたら、若い人が残ることのできる郵便局世襲制だって
ここにも利点あるような気がしますけど。試験に受かるかどうかじゃなく
そこに住む事が合っている人がそこに住み続け郵便の仕事に携わり続けられる事、
必要なんじゃないですか?)

国民の税金や貯金を遊ぶように使うやり方が悪いなら
ほんとに、そのやり方を変えるのが順当だし抜本改革とやらだと思います。
悪い事をしそうな人は、する前に逮捕しちゃえという
(そういう法律共謀罪も審議されていて成立しそうですが)そういう方法は
何かずれています。
民営化すれば、儲けを出す事が目的の
会社を存続させ発展させる事が良い、そういう経営に向かうと思います。
社会の基本となるような機関は、
経営ではなくて、運営であって欲しい。
利用する人達の為の、利用する人達による、そういう営業であってほしいです。
どんなだめな国でも、そのくらいはしないと
今のままだと国という機関は、戦争へ国民を動員したり
一部の人に都合の良い多数の道具としての人間を作成したり
他の、なんとか社会というものを作り出そうと
もがいている国の経済事情にまでつけこんで利用して、
一部の人だけが豊かな暮らしをする為に
そういうためだけに機能する機関になってしまいます。
郵政がきっかけでもこの際かまわないから、
この、”国というのは、税金を国民の意志に背いて
こそこそ変な使い方をする機関”という
ほとんど常識化しちゃったような大問題点をなんとかしなければ
何の事業を民営化しようと何をどうしようと、
どっちにしろ税金はどこからでも無駄遣いされ
運が良くてモラルに欠けた人たちは、豊かに在り続けるんじゃないでしょうか?
天下りが問題なら天下りをやめればいい。
特殊法人のどうのが問題なら、その問題を対処すべき。
それが、なんで、だから民営化する、という事に繋がるのか
やっぱりわかりません。
郵便貯金額が多いのは、それだけ信頼があるからで
そういう信頼できる金融機関がひとつくらいあっても、いいと思うんですけど。
いくら大金だって、それは国のお金でも郵政省職員のお金でも無い、
預金者のお金なわけだし。
それを自分達だけのものみたいに考えて運用して
それで経済おかしくなるから、誰かにあげるって、いい加減にしろよと思う。

venerdì, ottobre 08, 2004

ècharpe

なんだよー、
スカーフ禁止法じゃないじゃん。
宗教的シンボル禁止法じゃん。
公共の場所で、
でっかい十字架や坊さんの袈裟や、巫女さんの装束やお払い棒や
ユダヤ教の帽子などを外してください、ていう法律だそうで。
誰だよ、はじめにスカーフ禁止法って書いたのー。
AFP? APP? Reuters?
確かめもせずに、そうだと思い込んじゃいけなかったのかもしれないけど
んなん、ここまで報道機関がそうやって報じたものを
じゃあ、どこが本当に事実かどうか確かめる為の機関と信じられるのよ。

これだとしたら、
法律で禁止・・までする事かっていう気もするけど
それは、国内の状況もわからないで判断できないし
宗教的な遮りを通してでなく
まずは、個々人として出会いましょうってのは
わかる気がする。
特に学校は、子供が主に来るんだし
子供が持っている信仰は、多くの場合、やっぱり親や家族という大人から
与えられているものだと思うから
その世界とそうじゃない世界と両方すごしてみて
自分が自分の責任で信じるほうを選択し
同時に、その信仰を持たない人も許容できるように
する事は、お互いが共存する上で必要かも。
小さいスカーフで、首筋とかは晒したくなければ覆えるみたいだし。
実際、小さい女の子のなかには
本当は、暑い、と思っている子もたまにはいるかもしれないし。

小さいスカーフまで禁じたわけじゃないんだ
っていう、”説明”をフランス政府はしているって聞いたから
??なんじゃそりゃって思ってたけど
説明してた事ってそういう事と違うんじゃん。
イスラム教を特に差別したわけじゃない、ていう事で。
国内のイスラム教信者はそう反発もないみたいで。
ていうことは、本来抵抗を覚えるような内容とは微妙に違っていたのかも。
フランス国内では
世界の中では、特に対立のきっつい
ユダヤ教とイスラム教の人々の間でも
在仏ユダヤ人会が、イスラム団体を招いて、公式協議を持った、と。
こうやって、共存できていくのがいいなぁ。
こういうのが、いいな。
フランス、原発固持してるけどさ。Humanitèは生きている・・かな


イラクのシーア派Moqtada al Sadr師の組織は
al Arabiyaで放送された広報al Sadr Ali Semisen師のメッセージを通じて
イラク暫定政府に対し、全ての重量の武器を引き渡す用意がある事を通告した。
条件として、サドル師支持者の「迫害」免除と
米軍に拘束されているイラクシーア派の傭兵達の解放を要求している。


解放すれ。民主主義いうなら。


mercoledì, ottobre 06, 2004

机上の独り言

私はまだ疑っている。

イラクでのNGO人質事件について。
公表されている
普通の、宗教的なグループの犯行・・・となんか違いすぎたと思う。
拉致された時の、違和感についても
あちこちで疑問点がささやかれていたけど。

3週間も移動させずに監禁し続ける事って
一般の人の中からできた、過激なら過激でも
そういうグループに、できるもんかなぁ?
周囲に気づかせず、絶対に人質に顔を見せず。

それに、被害者に、後から謝罪するくらい
なにか、間違っちゃったと思ったなら
その、嫌な経験をさせている状態のときに
コーラン渡したり、するのって、どうよ?
よく、嫌な事があったとき食べていた物が嫌いになるってあるけど
そういう風に、イスラム教に対して印象ができてしまうのに
わざわざそういう事する?
それに、今回、今まであれだけ働きかけのできた聖職者協会が
まったく情報を得られなかった事とか
(そういえば、人質になっている間
それぞれの宗派の有力者が次々逮捕されたり誘拐して殺されたりしたのも
忘れちゃいけないことだと思う。
そういう指導者的な人達って支えだろうから居なくなるのって
一般の、敬虔な教徒の人達にとっても、辛いと思うんですよね。)

解放後も、リストのうさんくさい話がほろほろしたり
身代金について、政府が否定しても
やっぱり支払ったかもとか
ぐじゃぐじゃしてるのって
なんか、それで目をそらそうと思ってない?
それが、隠し事と思わせたいようにも
みえないでもないかもしれない。
他に、本丸があってですね。

Baghdadから車で5時間半もかかる、
まったく爆撃の音も交通の音もしない場所ってどこよ?
そんな場所で、飲食物を確保できて
情報を得られてって状態にするの
お金かかるんじゃないかなー。

人は雇う事ができる。
後々解放する場合も想定に入れて
犯行を進めたとしたら、
そりゃ、その時渡される証言も考慮に入れて
物事を進めるんじゃなかろうか?
解放されて帰国したその日から
取調べはあったわけだし。
まぁ、それは、どんな時でもそうなのかもしれないけれど
でも、取調べって、取り調べるだけ?取り調べる人も、何か言うかも。

いくつかのシュミレーションがなされていて
どの場合にも対応できるように、進められていたのかも。
思い通りに、NGO等の撤退も進まなくて
イスラム教組織に対する反感もあまり起きなくて
どちらかといえば、犯行者の素性に疑いを持つ動きが出てきたから
人質を解放して、証言によって、
表面に見える形に説得力を持たせようとしたんだったりして。

アブグレイブ刑務所の女性捕虜の解放を要求する犯行声明は、悪戯だったっぽい。
つまり、そんな要求は、犯行者はしていない。
じゃ、何が目的?
身代金要求があったという事で
それが目的だった事に落ち着けさせれば、話が早いだろうって
誰かが考えた・・・わけないですか?
イタリア軍の撤退の要求も
なんか、とりあえずっぽかったような気がする。
お金に替わったの早かったし。
身代金要求の話を、公に出したのは
クウェートの新聞だ。
この新聞社の社長さんは、その職に就くまで
イギリスで、イスラム系新聞を作ってた人だそうだ。

実際、英米人の人質の時でもなんでも犯行者からの映像とか
かならずあるのに、この回はみなかった。
顔なし。
そして、イスラム系の有力者が口をそろえたのが
「これはイスラム教の印象を悪くし、傷をつけるためだ」という言葉。
他の事件に対しても、そう言ってる?
あそこまでしつこく言い続けた?
イスラム教の教義に明らかに反しているって
獄中の人から、一国の国王まで、いろんな人が。

おっかしいなぁ。
気持ち悪い。

イラクからの、占領軍が何をやっているかという正確な情報を
できるだけ減らしたい。
公になっただけでも、あれだけだ。
あれだけの事が、流出しないように注意しようと思わないくらい
感覚が鈍麻した人達が、それでさえ、これは隠したいと思っているようなことって
なんだ?
アブグレイブに、女性捕虜、研究者の人ともう1人?しか居ないって
あれ、どう考えてもうそでしょ?うそじゃん。
空爆銃撃、大規模の攻撃の被害状況、軍広報の内容と
医療機関からのと、かならず、違うから。
で、どう考えても軍当局からの発表、ありえないから。
乳児の傭兵って、なんだよそれ。

日本人は、日本の政府に責任があると思う。
日本の政府が、する事に、支持した派遣した支援した事に、
どうしても責任があると思う。
どうにもできなくても。
日本人以外の、誰に、政府の方針を改めさせる責任があるの?

うへぇ、やだぁ・・・・・

やな天気

blogメモ用に直すのもめんどくせい
湿度高いし寒いし

吉田メビサさんについて
気になっていました。取り扱われて良かったです。
ニュースとしては悪いものでしたが。
定住許可出ていないんですね、期限は明日なんですね、最低ですね。
なにしているんでしょうか?
本当に、こんなことなら、毎月選挙したらいいと思います。
悪い方にまとまるくらいなら、
国会も腰が落ち着かないほうがまだましだ。

誰たらが球打ちしている間に、
日本のきな臭さはまた一層強まってしまいました。
なんですか、新安保共同宣言て。
海外派兵が自衛って、自己責任といい自衛といい、憲法九条のあんなに明らかな文章が
むつかしいと言われてしまう事といい、
確かに日本語の勉強が足りなかった人が居そうです。
現在、ぐだぐだ言われる対象になっている若いもん、とは別に。
自衛隊が日本政府の意地の為に居座り続けているサマワですが
迫撃砲、飛んでます。
誰も注視しなくていいんでしょうか?
イラクは今や確実に戦闘地域ですが
戦闘地域についての討議はどこに行っちゃったんでしょうか?

若いもんが韓国をはじめ世界で地道にがんばってるのは
よーくわかるんですが、それは希望の光ですが
若いもんから少しずれた、
どこかの携帯電話のCMでも、日本には、いっちゃん多いとされている年代の
この人たちはどうしたらいいですか?
若いもんに託しきったらずるいと思います。
この国に生まれて、生き続ける事は一緒だし
若いもんだって明日事故にあって死んじゃうかもしれないわけだし
これから高齢化社会になるどうのうといわれている以上
若くなくたって、なかなかそう簡単に”お年寄り”におさまっていただくわけにはいきません。
壮年というわけで、壮健に関わって欲しいのです。
未来に対しての責任は同じです。
任せている場合じゃないと思います。

なんてえらそうに書いている私はしかし寒くなってきたので
そろそろ冬眠準備したいんだけどなぁ・・・

この時はBloggerの調子も悪かったでした。(10月6日)

martedì, ottobre 05, 2004

memo

France Jacques Chirac大統領
「私達の国の人間の安全と、その解放は、私達の唯一目指すものである。
最大の、責任感を、全てに対し呼びかける」
と、内閣閣議の終わりに、人質となっているジャーナリストの人達に関連して発言。

(・・・自己責任論の馬鹿さ加減がひときわ際立ちます。)

サドル師、フランス人ジャーナリストの解放を呼びかける。
「フランスは、占領をしている国ではないし、占領行為を拒否した国だ。
2人の人質に対し、苦痛を与えないように。何故なら占領に参加していないし
それを指示もしていない人を人質とすることは、許される事ではないから。」
Repubblica

(国際的に中立で公平な立場に
日本も立ったらいいのに。憲法はそれを定めているのに。)

メモ

lunedì, ottobre 04, 2004

living in War

Baghdad Burning 更新。

ほんとに、
その場にいる人は
その現実から離れられない。
一時も。

いつやめるのかなぁ。

聖職者協会が、
これ以上、この無差別の攻撃を
Iraq全土に広げるのであれば
聖戦の令を出すという発表をした
というNEWSも夕方TVで言ってた。

あーあーあー

domenica, ottobre 03, 2004

それでもましだけど

そりゃそうなんだろうとは思う。
もともとが、そんなに善意があふれていてまっとうなら
米国追随姿勢で派兵なんかもしていないわけだから。
なんにしろ、
解放されるまでは、主義主張を超えて、とにかくも
表に見える限り、国中が協力して、無事に解放をされることを
祈っていた事を、評価する。

ちょっと残念だけどねぇ。

それで、世論ってやつはどうなんだろう。
日本と同じで結局、踊るんだろうか?

だけど、思うんだけど
本当に、心から
イラクで、戦争の中で傷つき悲しんでいる子供達や
病人、老人を含めた市民の為に、尽くしてきた人達が
どうしてこう、どこでも、なにかっつうと揚げ足取られたり
批判されたりするんだろう。

運良く、とりあえず空爆や銃撃に怯える日々を送らないで住んでいる
そういう国のこの手の人達ってのは
戦地に今回の場合イラクという国に、たまたま生まれた子供達が、
この国の普通の市民達が
そんなに嫌いなの?なんで?何をされたって言うの?
そういう人達の為に働いてきた人達を
どうして、そう、非難できるんだろう。
この人達がいるから、イラクの人たちは、随分助かっていた筈なのに。
行かなかった方が良かったと思うわけなの?
イラクの人達が少しでも助かったら、それが、嫌なの?

なんだろねー。
軍隊を派遣する事には肯定的で、
それが、結果的には、この戦地となっている地域を戦地たらしめている
人々を苦しめている空爆や銃撃を助長しているのに、
それに対しては肯定的で、
で、
本当に、そこの人達が助かる活動をしていた人達が
拉致されて怖い目にあって、
やっと解放されて帰ってきて、うっかり、
爆弾落とすような政策に加担している政府に対して
要するに、根本的には、この事件の元凶に、手を貸している政府に対して
この一件の事件という点で考えればお世話になったにしても、
監禁されてて、情報が得られないから(得られるはずが無いだろ)
それを知らなかったが為にうっかり個人的にお礼を言い忘れた
(少なくとも、所属していた団体は、きっちり謝辞を公表している)
って事で、まるで、賄賂を受け取って私腹を肥やした政治家並みに
じゃーじゃーと非難されるのは、何故よ?
身代金なんて、いくらだったか知らないけど
どこの国でも軍事費よりずっと安いって。
テロリストの資金になったって、
世界中のテロリストが、どっから資金をどれだけ得ているか
そのうち考えてみたら良いと思う。
少なくとも、一回の身代金なんて額じゃない資金が
どこかの国の税金かなんかから、流れているんじゃないかと思うんだけど。
どーでしょー?
物事がなんだかよく見えない、明らかにされないのは、
Simonaさん達のせいじゃないでしょ?
なんだか、はっきりさせたくない方のせいでしょ?

しかし、自分の国の場合は、もっとひどかったのは
とにかくも明らかなので
ひとんとこに文句言う前に足元を見れといわれたら
ぐぅの音も出ない。誰も言ってないけど。

→10月4日、既に今日、嫌な火は消えつつあるように思う。
Un ponte perのサイトも、少なくとももう閲覧できる。
政府は身代金は払っていないと言い張っている。

れりひょん

Abu Bakar Bashir, il religioso islamico
in carcere per i suoi sospetti legami
con il terrorismo, ha detto che non vuole essere
rilasciato in cambio della liberazione
delle due indonesiane sequestrate in Iraq,
perchè il rapimento delle donne è contro
i principi dell'Islam. Lo ha riferito il suo avvocato.

テロリスムとの関係を疑われ
投獄中のイスラム教修道士Abu Bakar Bashir氏が、
イラクで人質となっているインドネシア女性2人の解放と引き換えに
釈放される事は望まないと弁護士を通じて発言。
女性を拉致する事は、イスラム教の原則に反する為だとしている。

Il Papa pensa agli "ostaggi e alle loro famiglie,
vittime innocenti della violenza e dell'odio,
invitando tutti gli uomini di buona volontà
al rispetto della vita delle persone".
"Nessuna rivendicazione - aggiunge - può sfociare
in un mercato sulle vite umane e il cammino
della violenza è una strada senza uscita".
Papa Wojtyla lo ha detto, senza citare esplicitamente l'Iraq,
ricevendo in udienza una delegazione proveniente
dalla Francia, composta anche da giornalisti.

法王は、”人質とその家族達、暴力と憎悪の犠牲とされた人々”に
思いを寄せている。”全ての人々に、人命を尊重する善意を薦めたい”
”どのような報復や回復要求であれ、人命を取引する事や、暴力への道を
拓く事はできない。それは、出口の無い道である”Wojtyla法王は
イラクを特に名指すことなく、述べた。
謁見者の中に、フランスからの代表者や報道陣を迎えながら。

L'esercito americano ha aggiornato il bilancio
della battaglia di Samarra. Second un portavoce Usa
sono morti 125 "guerriglieri" e sono rimaste ferite 88 persone

アメリカ軍の広報によればSamarraの戦闘で
125人の”民兵”と88人の負傷者が出た。

Repubblicadiretta

宗教の戦争じゃないよなぁ。どんなにそれを模そうとしても。
・・・アメリカという国を否定する気は無い。
文化には好きな事がたくさんある。
だけどさぁ、いいかげんにしたらいいのに。
選挙予想、ブッシュ氏への投票意向がまだ高いそうで。
また、投票様式にも、かなり当局による操作が可能になってしまう機械を
また導入する方向にあるそうで。
嫌いになれないからこそ、救いようの無い所まで堕ちていくのが嫌。
日本についても、同じように思う。

sabato, ottobre 02, 2004

今年初めて金木犀の香りが届いた。
秋だー・・

人質

8月20日に攫われたフランス人ジャーナリスト
Georges Malbrunot氏と、Christian Chesnot氏が
アメリカ空軍の空爆のせいで解放されることができないでいるそうです。
Repubblica

現在確認されているイラクで人質となっている人
(処刑されてしまった人は除く)

名前         国籍   拉致された日
Mohammed Rifat   カナダ 4月8日
Wael Mamduh     ヨルダン 4月12日
Saad Saadoun クウェート6月5日
Ali Ahmed Mousa ソマリア7月29日
Vlada Abu Ghadi レバノン 7月31日
Georges Malbrunot フランス 8月21日21
Christian Chesnot フランス 8月21日21
Dalibor Lazarevski マケドニア 8月21日
Dragan Markovic マケドニア 8月21日
Zoran Naskovski マケドニア 8月21日
身元不明人質 イラク 8月25日
Ajad Anwar イラク 8月31日
身元不明者 ヨルダン 9月1日 犯行声明による情報
身元不明者4人 ヨルダン 9月5日 犯行声明による情報
身元不明2人 トルコ 9月14日
Kenneth Bigley イギリス 9月16日
Fadi Munir Yassin レバノン9月17日
Cherbal Karam Haj レバノン9月17日
Aram Nalbandian レバノン 9月17日
Ahmed Mirza イラク 9月17日
身元不明10人  トルコ?9月18日

Corriere della sera(拉致されたとされる日付、新聞によって違うみたいだ)

一段落

Simona Torrettaさんのインタビュー

▽最も、ひどかった瞬間は?

「拉致された時。すぐ処刑されるのかと思いました。」

▽最も、素敵だったのは?

「最後の日。私達のイラク人の同僚Manhazさんと Raadさんに再会したときです。」

Simona Torrettaさんは、どのように事件が起きたのか、ようやく語った。
▽拉致犯の手にあった21日間は、どのようでしたか?

「9月7日の午後5時、彼等は事務所への闖入をしました。
彼等が扉の所へ到着したのを見ました。
私達が目的で来たのは、すぐにわかりました。
彼等は警察ではなく機関銃や銃を男性の背丈の高さに構えていました。
私はSimona (pari さん)のところへ、
隠れるように言おうとして走りました。が、間に合いませんでした。」

▽車での移動は?

「私達は常に一緒でした。額を膝の上にし、
椅子の上に身体を屈する形で30分ほど、運ばれました。
Baghdad郊外のように思える部屋に到着するまで、
彼等はじっとしているように私達に命令しました。
ここで、手首を背中で縛られ、目隠しと猿ぐつわをされました。
赤い粘着テープで覆われた白いガーゼを覚えています。
それから、ジープのトランクに押し込められ、終わりがないかのような旅が始まりました。
5時間以上、暑く、喉の渇きに耐えていました。
着いたときは、歩くことができませんでした。
彼等は私達に飲み物と果物を与え、
それから少なくとも真夜中までかかった尋問が始まりました。」

▽尋問をしたのですか?という事は、彼等はギャングではないのですか?

「ギャングではなく、レジスタンス運動とつながりのある宗教的な組織です。
つまり、アメリカの望んだ占領に抵抗する男達です。
女性は一度もみかけませんでした。
私達の監視役は、3?4人でした。最初の頃、彼等はとても厳しかったです。
はじめSimona(Pariさん)が、すぐ傍にいることを、私は知りませんでした。
自分1人だと思っていました。
彼等は"Un Ponte per ...",の計画の全てを知りたがっていて、
現在の、学校について、交流について、病人の為の仕事についてなど、
活動状態を訊いてきました。
私への尋問にあたったのは、3人で統率が取れていて、
知識のある人達で、そのうち1人はアラビア語から英語への通訳でした。
簡潔な返答を要求し、そのうちの1人は、本当のことを言わなければ殺すぞ、
と首に刃物をかすらせました。
他の人間を拉致する為に、その情報を訊き出そうとしているようには、見えませんでした。
私たちの事を知りたがっていました。イスラムについてどう考えているか。
イスラム共同体と、それから、イタリアで、どのような繋がりを持っているか。

▽評価の段階は、どのくらい続きましたか?

「最初の4日間は、とても難しい時期でした。彼等は私達に
”私達は占領に抵抗している、イタリアは、
アメリカの先導する軍隊に参加している。だから
あなた達は、敵である。”と言いました。」

▽どう答えましたか?

「私達は、Berlusconi政権の政策には反対してきた。戦争にも反対してきた。
私は、ちょうど侵略されている時期に、イラクの民衆と一緒にイラクに住んでいた。
私達は、他国軍のイラク駐留に反対してきたし、反対している、と。
しかし、彼等は乱暴で、もしSimonaに話しかけようとしたりすれば、
耳元でdon’t talk!!! と怒鳴りました。
私は、私達の計画は、イタリア政府にも、
またアメリカ政府にも支援を受けていないと強調しました。
それは、とても重要な点です。」

▽着るものはどうしていましたか?

「Ciampinoに着陸したときもっていたチュニックを、
拘束された場所に到着したとき、与えられました。
私達は、解放されるまで、それを着替える時間はありませんでした。
時々、これを拘束されていた部屋の近くの
風呂場で水と石鹸で洗い、夜、乾かしました。」

▽21日間拘束されていた部屋はどのようでしたか?

「小さかったです。小さい窓がひとつ、家具はほとんどまったく無く、
床に敷かれたマットレスの上で眠りました。」

▽逃げる事は考えませんでしたか?

「それは、正気のさたではない考えだったでしょう。
生き残る為の唯一の作戦は、服従する事でした。
どうであれ、いつも、私達は静かにしていなければいけませんでした。
犯人達とは、尋問に答える時だけ話しました。
先程も言いましたように、殺されるかもしれないと、すぐわかりました。
いつも、この瞬間、それは、起きるかもしれないと考えていました。
暴力をふるわない事は明らかでした。
もし、彼等についてこさせる必要がある時は、服の袖をひっぱりました。
ひとりが不注意に足をひっぱった時は、他の1人が、とがめました。」

▽監視者を識別しましたか?

「サンダルを履いた足からだけ。毎回、彼等が部屋に入るときは、
私達は目を覆わなければなりませんでした。
私は床面の高さの所でだけ、かいま見る事ができましたが、
理解のあったひとりの監視役の足は、太っていました。」

▽状況はいつましになりましたか。

「5日目、私達の陳述の信憑性を確かめた事を、
私達に知らせました。陳述は、正しいものでした。
多分、イタリアが私達について発表した広報活動の、
特にアラブ世界内でのものを、見聞きした事もあったのでしょう。
彼等は私達が、ただ、イラクとその人民の為を望んでいる事を理解しました。
それで、私達に、清潔な布物(シーツやタオル、か、肌着)、
歯磨き粉と歯ブラシを持ってきました。
けれども、私達の部屋は恐ろしく静かでした。
何か交通の音や、アメリカの攻撃の音さえも聞こえませんでした。
どこか、広い平原に建てられた家に拘束されていたのかもしれません。」

▽毎日何をしてすごしましたか?

「何も。たくさん眠りました。とてもストレスを受けていましたので。
継続的に食物が運ばれました。
それから、幾冊かのコーランについて英語で書かれた本を与えられました。
イスラムの視点からのキリストの物語でした。
食べている間は、特別に私達の間で会話ができました。
そのときは、笑おうと試みました。
まぁ、私達の家族の話や、大切な人達の話もしました。
彼らの事がとても心配でした。」

▽イスラム教に改宗することは、考えませんでしたか?

「私は、アラブ語の文化には興味があります。が、改宗には、ありません。」

▽Fabrizio Quattrocchiさんが殺されたことについて、どう思われますか?

「反対します。あれは、犯罪でした。」

▽解放の為の仕事をしたのは、特に、イタリア赤十字の代行役員Maurizio Scelli氏でした。
過去に、あなたたちが痛烈に批判をした人物です。人道支援と占領軍が関わる仕事の境界を
解釈を曲げた事を、非難しました。矛盾はありませんか?

「確かに、私達は幾度となくScelli氏の仕事を批判してきました。
しかし、今日、彼には、心からの感謝をささげたく思います、
彼は勇敢によくやってくれました。
彼は私達を迎えに、命の危険を冒してBaghdad郊外まで来てくれました。
罠におちるかもしれなかったのに。
このことは忘れません。」

▽何故、Berlusconi氏に対する感謝の言葉を、繰り返すのですか?

「私達は私達の救出の為に全力を尽くしてくださった事に対して、
Berlusconi氏と、政府に感謝しています。
けれど、私達が到着した夜、私達は疲弊していて、
ショックも受けていました。2日後、共に演壇の上にいた人が、
Veltroni氏(ローマ市長)である事も、気が付きませんでした。
私達の態度は、悪意や悪気からのものではなく、故意でもありません。
短時間の間に、数千の握手を求める手が伸びてきました。
もし、どなたかへの敬意が欠けていたなら申し訳なく思います。
でも、わざとではありません。例えば、たった30分間で、
アメリカ人人質の方2人の処刑を知らされました。新聞を読む時間も
テレビを観る時間も無く、常に動いていました。」
(付 感謝の言葉が無いという非難が出てきたので
各紙のインタビューで、繰り返し政府に対する謝辞を述べています)

▽今や、身代金が支払われた事はほぼ確実ですが?

「もし、身代金が支払われたなら、申し訳なく思います。しかし、何も知りません。
私は、この犯行は、宗教的で政治的な組織によって行われ
最終的に私達が敵ではない事を納得したのだと信じています。」

▽占領と闘う為の拉致は、正当ですか?

「私はテロとレジスタンスを区別します。
兵士が対象なら、正当ですが、民間人に対しては反対です。」

▽イタリア軍はイラクから出てゆくべきですか?

「はい。疑うことなく。拉致される前から、主張してきましたし、今も、繰り返します。」

▽Allawi政権は正当ですか?

「いいえ。アメリカの手の中の操り人形です。」

▽一月末に行われるという予定の選挙は?

「正当にはならないでしょう。絶望しうんざりしきった状態にする方向に向かった、
この占領の日々は、イラクが復興するのに数十年もかかるというような結果に
繋がっているでしょう。」

▽いつ、戻りますか?

「戻りたいです。でも、すぐにではありません。アメリカの占領の終結を待つ必要があります。」

Corriere della sera 10月1日

venerdì, ottobre 01, 2004

波の上の魔術師

Sadr City、夜 戦闘12人死亡。
Bassora、警官と住民の戦闘、8人死亡。
Samarraで戦闘、110人以上死亡
イスラエルガザ地区、9月30日だけで
パレスチナ人32人イスラエル人3人が銃撃戦で死亡


原油価格高騰
スノー長官は、「原油価格は投機的な動きや地政学的緊張によって
意図的に吊り上げられており、今後は低下に向かうだろう」と指摘。
(朝日新聞)

意図的にひきあげるってことは、
引き上げると得する人がいるわけだよ。ごく一部。
引きあがると得するってことは
直接的な”意図的な引き上げ”以外でも
引きあがると、得するわけだよ。

どこまでが、意図的なのか、わからない。

頭がウニ

Baghdadで、米軍が子供集めて飴玉配っている所で
爆弾が破裂したそうだ。
42人以上が死亡して
その中の34から37人が、子供だそうだ。

なんてことすんだ。

Repubblica

シモーナさん達は、不安を感じてクバイシ師に
会いに行ったわけではなく、ただ、彼を知る為だったと証言。

BaghdadのUlemaの指導者の一人Abdul Settar Abdul Jabar師は
2人のイタリア人女性の解放には一切関わっていないと述べた。
「何故、この場所の前に彼女達を解放をしたのかわからない。
多分、イスラム教のイメージを、何者かが貶めたいのだと思う」
2人のイタリア赤十字Maurizio Scelli氏への引渡し場所は、
ちょうどUlema議会のUmm al Quraモスクの真向かいだった。