martedì, agosto 31, 2004

にてんさんてん

サドル師が戦闘停止呼びかけ 政治プロセスに参加表明へ

このニュース、好き。
それぞれの立場や経過、主張、そういうのあっても
平和への道って、これしかないと思う。
人間が、共存する道は、これしかないと思う。

その道を望まない者。
イラク先制攻撃の成果誇示 米共和党が綱領採択

米国は国連の指揮下に入らないと宣言。だそうだ。
京都議定書に「強く反対する」と宣言。だそうだ。
この主張に投票するわけなのか?

仏スカーフ禁止撤廃、期限を24時間延長 武装グループ

イラクで拉致の仏2記者解放求め、パリで3千人集会

スカーフをつけた女性も会場に現れて、
イスラム教徒は人質を取ることに反対する
というプラカードを掲げたそうです。
この声、届いてっ。
フランス政府にしか、意見を主張する資格がないと
個人が主張することには意味がないと
「イラク・イスラム軍」が思うなら、彼等のやっていることに
すじが通らない。
フランス政府がどう決定しても、フランスに住む人のそれぞれの意志がある。
その気持ちがある。
それは、必ずしもイスラム教に対して失礼なものじゃないよ。
彼等の要求は、間違ったものじゃないと思う。
宗教の自由は認められるべき。
でも、やり方が大きく間違ってしまっているから
彼等の主張までが、色をつけて見られてしまう。
それは、彼等の正義を自ら貶める事に繋がると思う。
人質は、無事に解放されて、不寛容な政策は撤回されるべきと思う。
なんとかならんか。

lunedì, agosto 30, 2004

戦争は嫌

あのね、
机上の論理でも、何にもできない人でも
口ばっかしでも、平和ボケでも
どんな風に自分のことを思っていたとしても

戦争は嫌なら、嫌って主張した方が良いと思うよ。

自分の目でその場で見てみなくちゃ
戦争の悲惨さがわからないのなら、
何故、ジャーナリストは身体張って、取材してくるの?
体験しなくちゃ、意見を言えないなら
えらそうなこと言えないです、って
何も言えない人ばかりになっちゃって
で、こうなっているんじゃないの?

憲法九条を変えたからって
実際に日本が戦争になるかどうかわかんない。
教育基本法を変えたからって
戦争で死に行くことを美徳とされる社会になるとは限らない
大袈裟に考えすぎなんじゃないか 
なってみないとわかんないんじゃないか 云々
大袈裟じゃない事が、証明されてからじゃ
遅すぎるんじゃないでしょうか?
なってみてからじゃ遅すぎるんじゃないでしょうか?
これは、それみたことか、とは言いたくないなぁ。
そういう状況にありたくないなぁ。

戦場で銃を抱えて自分の血液の中に倒れて
ゆっくりになっていく自分の鼓動を聞きながら
そのときになってはじめて
ああ、戦争って悲惨・・・って思っても
遅いだろ。
天国のドアを叩いてからじゃ遅いだろ。

なってみないとわからなかったら、
未然に防ぐなんて、できない事になる。
全ての悲劇は、起きなければならなくなる。
起きちゃったら、それから後悔しても遅いんじゃないかなぁと
思うんですけど。
刺されてみないと刺される痛みがわからないなんて
おかしいと思うんだけどなぁ。
想像力はどこに行ったんだ。

悲惨な事は、起きない方がいい。
戦争は、起こさないほうがいい。
広島も、長崎も、原爆が落とされないで済んだら
その方が、良かったに決まってる。
犠牲者の方々が犠牲にならずに済んでいたら
たとえ、その人生がどんなだったとしても、
それでも、その方が良かったはずだと思う。
どんな人生か確かめる権利は、個々各々にあったと思うよ。

自分の国のやっている、私達の責任だから
これが現実に起こっている事だから
見なくてはいけない写真からも文章からも
限界ぎりぎりまで、目をそらさないようにしてるけど
私は、これを見る必要がなくなってほしいから
こんな事実が無くなってほしいから
戦争を、その支持を、資金援助を、軍隊の派遣を
やめてほしいと願ってる。
こんな現実が、世界のどこにも無くなる様に
世界中の国が、憲法九条のような
戦争の放棄、武器の放棄を、誓って欲しい。
戦争をしない決断を、まず、自分達から示したからこそ
この国の事を
なりゆきはどうあれ、誇りに思う。
これをここで止めるわけにはいかないでしょう。
ここで、その日本が、この誓いを破るわけにはいかないでしょう。

戦争が無くなる為には、
ひとりでも多くの人が、
それを拒否することが
必要だと思います。

ひとりひとりの声が、どの小さな声も、絶対必要だと思うけどな。




(自分に書いてるの。)

知の財産

イラクで学者の暗殺続発、251人死亡

もし、本当にひとつの国を復興したいと思うなら
知識や学識は、少しでも多く確保しておくべきだと思う。
彼等は、国を建て直しの一翼を担う重要な不可欠な人材な筈だと思う。

それに・・・こういう人達の殺される瞬間の気持ちって・・・
また、もうひとつ悲愴なものがあると思う。
諦念とか幻滅とかそういうものの入り混じった

湿度90%

湿度 高!
台風来てるせいなんだろうけど。
結露しまくり。べたべたべたべたっ。

湿気は嫌いなんだよ。


生徒やってる方々へ

こんな教科書で
洗脳されうる、なんて言ってたら
子供に失礼な気がしてきた。
こんなとこ読んでるほど暇な子供はいないかもしれないけど
子供、侮辱されたままで終わっちゃだめだよー
ばかにされたままじゃだめだよー

教科書だけが、知識を与えてくれるものじゃない。
学校だけが学ぶ場所じゃない。

コドモは、そうやすやすと調教されるほど
ばかじゃない。

よね?

18歳以下、必読 
子供の権利条約
教育基本法


だからっつって、大人が何もしないでいて良い訳じゃないけど。
この教科書にまつわる問題のもうひとつは、
こういう歴史の認識を示した教科書が
国に認定された、これが一種の国からの意思表示になっている
いうところにあるんだと思うんですけど、
でも、教科書だけの問題じゃないしなぁ。
認可を撤回できれば、それもひとつのメッセージにはなるけど、
教科書云々の前に、国としての歴史に対する認識や態度そのものを
改めないときちんとした解決にはならないでしょ?
と、思う。
教科書の問題、なら、まずはじめに考えるべきなのは
使う子供の気持ちだと思っちゃうんだよねぇ。
こんな、杓子定規に個人をはめこもうとする意図が
みえみえなの、真綿で首絞められてるみたいな嫌な気分になる。
日本人なら個人よりまず公って主張が息苦しい。そりゃ逆に国民性への自虐だよ。
これ、授業のたびに読まなくちゃならないの、気の毒。

(11月26日 甘かったねー。子供は教育を選べないが
なんでも吸収して、なんでも慣れてしまう・・ことが多いようだ。)

だめなの?

民主党代表選、外に立候補の動きなく、
30日夕の届け出締め切りと同時に
岡田氏の無投票での再選が確定する。


「ブッシュか、反ブッシュか」
NYが「反ブッシュ」一色 共和党大会前日に大規模デモ

何故、反ブッシュか。という事を考えての行動なら
反ブッシュの人達がケリー候補支持に行く理由が
理解できないのですが。

米大統領選挙だって、ブッシュさんとケリーさんしか
立候補してないわけじゃないんで、
まったく当選の見込みのないらしい
ネーダーさんという人もいるそうです。
民主党と自民党しかないわけじゃない日本と一緒。
オリジナルがむこうで
日本がアメリカに似てきているんだけど。

何でこうなるのかなぁ。
どんな手を使っているからと言っても
何も全く見えないというわけじゃない。
一応民主主義を建前にしているなら
少なくとも考えられないわけじゃない。
・・・何も見えなくさせられているのかな。
考えられなくさせられているのかな。
生活するのに精一杯で。そうなのかも。

ダイエーは、アメリカ企業からじゃなければ
イオングループの支援を受けるんじゃないですかね?
なんだか、そうなんじゃないかと思いますね。
嫌な考えの展開に基づく予想なので、当たったら怖いですけど。

毎日毎日、もうたいした注目もされないまま
戦争の犠牲者、の数が増えていきます。
初めの頃は、米軍の空爆に対して
それが、イラク政府機関の建物を標的にしたものに限る
そうじゃないのは、誤爆だ、という建前に
ようよう丸め込まれていた、一般人が殺されることへの拒否感情は
どこに行ったのでしょう?

世間がオリンピック一色にある間に
作る会の教科書が公立中高一貫校で採択され
東京都ではジェンダーフリーという言葉は
公の場での使用は禁止になったそうです。
本来なら、もう少し注目されていい話のような気がするのですが。
ずーるずるずーるずる
生き延びよう、まずなんとか自分達の生活を維持しようという
庶民の一生懸命が、逆に
おおおおきな破滅の方向にこの国や世界が
流れていくことに利用されている気がします。

domenica, agosto 29, 2004

cooling off

アフガンの学校で爆発、子供ら10人死亡 テロの可能性

どんな理由なのかわからないけど、
何をどうしたいのか知らないけど
子供殺しちゃったら、
無くなってしまった未来を、どう良くしようというんだろ。

仏記者2人がイラクで人質に スカーフ規制撤廃を要求

「イスラム教と個人の自由への攻撃」に対する抗議と武装グループ側は主張。
拉致して自由を奪っているのも、個人だよってば。
どうしたらいいんだろう。
他に、どうすれば、いいんだろう。
彼等の主張が、伝えたい人達に届く為には。
こういう事をするのも、間違いだけど
こういう事をしないと、耳を傾けないのも間違いなんじゃないだろか?
ここまでしなくても、
権力のある側の主張だけじゃなくて、
この人達の意見も、普通に聞こえてこないといけないんじゃなかろうか?
あれ、シラク大統領って
民主主義は押し付けるものではないって言ってなかったっけか?
なんで、スカーフ禁止なんだろ?
少なくとも、イスラム教信者の女性がスカーフをしたからといって
それだけで、誰も死ぬわけじゃない。
しなかったからといっても、誰も死なないし。

ファルージャでは、米軍が戦車による攻撃と空爆。
民間人3人死亡。
バグダッド周辺でも、北方の・・・・あーもー・・
スカーフの事は、一度置いといて
まず、戦争をやめたらいいと思うんだよねぇ。
空爆とか、ほんとにやめたらいいんだよねぇ。
そういう状態に置いた人の思いつく事と
もう少し平穏な中での思考の展開は
違ってくるものだと思うんですけど。

個人的な思い入れ

頼むから
おじいさんと呼ばないでっ。
おじいさんとかおばあさんとかは、
本人が謙遜で言っているに留めてほしい。
まだ、そこにおさまられては、困るでしょっ
っていうか、
はぁ、
個人的な思い入れです。
”おじいさん”になんか、なってもらっては嫌なのよ。
永遠に老人にはなってほしくないの。
”長老”のイメージじゃないんだもの。
仰げば尊し先輩の知恵?それもむっちゃ高いところの、先輩方だけど
老人と呼ばれているのは嫌なの。老人にしないで。
この感性のみずみずしさで、おじいさんはないよ。
そう呼ぶのは孫だけにしてくれ。せめて。

若いモンだけの国じゃないので、
いくつの人にでも、”当然”関わっていただかないと
だめでしょう。
若さなんて、そうたいした強みでもないよ。
弱みでもないだろうけど。

こういうのを 重箱の隅をつつく と云う(自戒)

sabato, agosto 28, 2004

にぶいのかも

バグダッドなどで、戦闘再燃。

Baghdad Burningは、また暫く更新されてない。どうか無事で。

アメリカ 国家テロ対策センター設立 CIA長官の権限拡大 

もしかして、今はまだ序の口なのかな。なのかもしれないな。
これから、もっと悪くなっていくのかな。
いくのかもしれないな。
日本もきっちり巻き込まれるのかな。

イギリスの小ネタとやらに、
世界で一番悪いのは、結局ブレアさん、というのがあるそうです。
米大統領は、考える脳がないのだからもうどうしようもない。
考える事ができたのに、ついていったブレアが一番悪いと
そういう話らしい。またぎきだからよくわかんないけど。
そういう話をしていったら
一番最悪は、日本の国民なんじゃなかろうか。
考える力もあるはずなのに
唯々諾々と、アメリカ政府が戦争を続けるのに多分不可欠な支援を、
経済的にも立場的にも尻尾振っていくらでも出し続ける
この政府を、選挙で選び続けてきているのは、
日本国民。未だに大きな反発もなし。
挙句が憲法まで改訂して、人的犠牲まで
供出しようという動きに対してもまだ冷めたまま。
こういうのは、冷めてるとも言わないかも。
鈍いのかも。

生活大変だからね。
借金も多いんだろうね。
でも、それは戦争加害のいいわけにはなんないよね。
辛いとこだけど。

・自衛隊派遣費用
・資金提供50億ドルて・・・50億ドルっていくらだ?(50億$は50億$ そりゃそうなんだけど)

言い切っちゃったよ・・・

きっかけはフジテレビ の午後5時半からのニュース観てたら。
陸上自衛隊による、最大規模の演習、富士総合火力演習
が、東富士演習場で行われました。
「イラクでも活躍している装甲車などが次々と・・・」
活躍!?

condoglianza

イラクで捕虜になっていたイタリア人記者Enzo Baldoni氏は
殺されてしまった。

暫定自治政府Allawi首相からの要請があれば
イタリア軍は撤退の用意があるって、
Franco Frattini外相はAl Jazeeraに対して述べたって
26日のAFP時事通信には出てたのに なぁ・・・


んな事言っても
自国民がアメリカから空爆されてるのもOKな人が
イタリア人の記者の為に、そんな要請出すわきゃねーじゃねいか。
と、思われたわけか。
なるほど。

車椅子の方にイタリアの医療機関での治療を
受けさせてあげたくて、赤十字と共にナジャフに向かう途中で
拉致されてしまったのだそうです。


こういうやり方、もう止めてほしいよ。悲しいだけだよ。

venerdì, agosto 27, 2004

気が合いそう

実際のところは、どうなのか、知らない。
違うなら違うのだろうし
そうなら、そうなのかもしれない。
とりあえず、安易にTVのコメントを信じたのは、私の間違い。

でも、
「アルカイダとチェチェン武装勢力の間には繋がりが
あるとも言われています。」
という、この言葉だけあったら、これは
正誤はどうあれ、説得力は、持ってしまう。
自分達が正しいと思う事の為には
自分を含めた人々の命を犠牲にしてもしかたない。
そういう方法をもってしても主張を通す。
という、発想の展開が、同じだもの。
飛行機がハイジャックされて、落ちた。
という、そのやり方が同じだもの。
ということは、その為に必要な道具なども共通してくるだろうし
という事は、その調達方法や入手経路の開拓において
利害が一致したりもするだろうな、と思えば、
まぁ、繋がっちゃうのかな、と思える。
発想や考え方が同じなら
細かいところで気も合っちゃったりするかもしれないとか
思うし。
きっと、趣味とかも合うんじゃないかと思うよ。
考え方が似てる同士。

ここで、問題なのは、
そのおおまかなカテゴリーに含まれる内の
一部の人の行いを根拠に
カテゴリー内全ての人に共通するイメージ、先入観を
持ってしまう事の方だと思う。
そういう感覚が、利用されようとする程に
一般的に持たれているって事が問題なんじゃないか?
宗教や望む事(例えば、民族の独立とか?)が同じだからといって
その人達全てが、同じ方法で物事を進めるとは限らない。
アルカイダの行動や存在を強調する事で、アラブの人達のイメージが悪くなるなら
この大衆の持つイメージが悪くなるという事の方も、
イメージを悪くする為にメディアが
アルカイダによる犯罪を意識的に強調しているのだとしても
それと同じ位、えげつないことだと思う。
日本人にだって、他の国籍の人と一線を画して
今まで一人も犯罪者が出なかったというわけじゃないでしょう。

自分で、自分の命を絶つのなら、
結局それは、自分がもう生きていけない
自らが在る環境において生き続ける能力が限界に達した
という理由においてのみだと思う。
積極的な殉教とか、特攻とか、
そんなの、ずるいよ。
遺される者に、重すぎる。
生きていく方がずっと大変なんだから。
そして、自爆や特攻を自分以外の人間に強いるのは
結局、殺人教唆だと思うので、
私はそれは許されちゃいけないと思う。
地球上の全ての人に共通して。

教科書で、少しづつ子供の頃から
その考え方を浸透させようなんて、もってのほか。

武装解除

サドル派民兵 武装解除開始。

武器を捨てて歩く人達の
このニュースの映像は、感動します。泣けちゃった。
えらいよ。
かっこいい。イラク人。
イラクは、きっと復興できると思います。
だって、この人達の国だもの。

最後まで戦って死ぬ事より
平和への試行錯誤の道を選んだ事がえらいと思う。

賛同します

http://peace-online.com/kurd/

日本政府にクルド人の方々の難民認定を求める
オンライン署名サイトができていました。

■ジャマルさんからの緊急の訴え 2004年7月24日
 トルコのクルド人難民2家族12人が、
難民受け入れ・収容所からの難民の釈放を求め、
7月13日から、国連大学前で座り込み・ハンストを継続中。
座り込みしている難民もまた、いつ収容され、
強制送還されるかもしれず、
そうなれば刑務所に入れられ拷問を受ける危険にあります。
あまりにも冷酷な日本の難民政策・入管行政にたいし、
この炎天下で必死の訴えを続けています。
座り込みを支援し、駆けつけて下さい。
 大勢の人にこの座り込みを知らせ、応援を呼び掛けて下さい。
特に出来るだけ早めに沢山の組織、団体、マスコミや国際機関に働き掛け、
UNHCRや日本政府、法務省入管に抗議を集中して下さい。
2004年7月24日(土) ジャマル・サーベリ

国連大学 住所 東京都渋谷区神宮前5-53-70
<JR渋谷駅から徒歩8分。地下鉄表参道駅出口B2
(銀座線、半蔵門線、千代田線乗り入れ)から徒歩5分。
青山通りをはさんだ向かいに青山学院大学、
建物の向かって左隣こどもの城>

ホボメモ

教科書

作る会の歴史教科書が
都内の公立中高一貫校で採択されたそうです。


この教科書によって行われるのは
教育じゃなくて、洗脳になりうると
私は思う。反面教科書として使うのでもなければ。

平和行進に戦争

クーファというナジャフ近郊の街のモスクや、
平和行進に迫撃砲が撃ち込まれて
74人が亡くなって
376人が負傷。
アルカイダによる攻撃・・とナジャフ州知事は見ているそうです。
ナジャフで、シスタニ師がサドル師と交渉に入り、
この為に、24時間の停戦が宣言される


・・・・・。

どうなるんだ。
この先がどうなろうとも、
亡くなった人が、それを知ることは、無いんだよねぇ。

ロシアで落っこちた飛行機も、もしテロだとすれば
そのチェチェン武装勢力は、アルカイダとも繋がりが
あるのかもしれないと、聞いたけれど
アルカイダって、なんなんだろ。
モスクも攻撃するなら、その方向としては
宗教とも、本当は違うような気もするし。
なんなんだろ。

(え、違うの?チェチェン武装派と
アルカイダは関係ないの?
あーもー違うことがなんで放送されたまんまで
放送されとくんだよー。
違うときは、違うかもしれませんけどって言ってよ。
ただの素人にはわけわからねいじゃねいですか。
知らないのが馬鹿だから、知らないのはだまっとけって
それで黙ってたら戦争されちゃうんじゃ
困るんですよ。)

英断だね。

ムツゴロウ良かったなぁ。
あとちょっとがんばってね。
干潟が、住みやすく戻るまで。

giovedì, agosto 26, 2004

一応引用しとこ

Iraq: Frattini, Pronti a Ritirarci Se Lo Chiede Il Governo Allawi
(ASCA-AFP) - Doha, 26 ago - ''Siamo pronti a ritirarci dall'Iraq, anche domani, se il governo di Allawi ce lo chiedera'''. Cosi' il ministro degli Esteri Franco Frattini alla Tv Al-Jazira. ''Noi rispettiamo il governo di Allawi che ha una credibilita'. Rispettiamo quello che decide in piena liberta'. Se il governo Allawi ci chiede di accogliere nei nostri ospedali iracheni che hanno bisogno o di costruire scuole, come abbiamo fatto fino ad ora, noi continueremo a farlo''.

(ここに私が転載しているのは、29日です。)


mercoledì, agosto 25, 2004

やっちまっただ。

お弔いのお手紙を、一晩かかってなんとか作って
宛名書いて差出人書いて封して切手貼って
気が付いたら、肝心の手紙を入れ忘れている。

あああ

だめだ。
かなり、どっかが大変なことになっている。

飛行機が2機墜落。
チェチェン・・・・はぁ、またわかんないことが。

よそ様の所に書き込むのも
苦手なんだから
やんない方がいいんだよねぇ。
削除キーを設定してあれば、記入し忘れるし
通信エラー起きれば、
送信できなかったのかと思って何度も再送信しちゃうし
いくつか、ねじが足りないんだよねぇ。

ご迷惑かけている方々ごめんなさい。

(8月27日 付
だからつうて、
書き込んだら必ず失敗するわけでもないし。
どんなもんなんだろ。



自給自足(昔のことほじくってみました)

外国からイラクに供給された兵器

  供給国       兵器         供給時期(年)  数量

 ☆カナダ        ヘリコプター       88       6機
 ☆エジプト       練習機          85ー88    80機
             ヘリコプター       86ー88    18機
             大砲           86ー88    90門
             122ミリ曲射砲      85ー88    96門
             多連装ロケット発射機   87ー88    200基
             地対空ミサイル      ?       ?
 ☆フランス       ミラージュ戦闘機     86ー88    44機
             対空砲装備車両      82ー88    105号
             エグゾセ対鑑ミサイル   83ー88    734発
             空対地ミサイル      85ー88    1200発
             対戦車ミサイル      81ー88    6400発
             地対空ミサイル      82ー88    1050発
 ☆ドイツ        ヘリコプター       84       6機
 ☆イタリア       ヘリコプター       87ー88    11機
 ☆スペイン       ヘリコプター       83ー84    24機
             歩兵戦闘車両       82ー84    300台
 ☆アメリカ       ヘリコプター       85ー86    25機
  ブラジル       多連装ロケット発射機   84ー88    86基
             装甲車          87ー88    200台
             レーダー         84ー88    13基
             地対地ミサイル      87ー88    640発
  中国         爆撃機          88       4機
             戦車           82ー88    1300台
             装甲兵員輸送車      82ー88    650台
             大砲           82ー88    720門
             対艦ミサイル       88       128発
             艦(地)対艦ミサイル   ?       ?
  チェコスロバキア   歩兵戦闘車両       81ー88    1700台
  南アフリカ共和国   155ミリ曲射砲      85ー88    200門
  スイス        練習機          87ー88    20機
  ソ連         122ミリ自走りゅう弾砲  87ー88    80門
             152ミリ自走砲      87ー88    80門
             多連装ロケット発射機   86ー88    360基
             122ミリ曲射砲      82ー88    576門
             戦車           82ー88    1600台
             スカッドB地対地ミサイル  86ー88     350発


SIPRI(ストックホルム国際平和研究所)
年鑑=東海大学出版会刊=1985ー89年版から
(☆印は多国籍軍参加国)

【ワシントン7日本多特派員】
米議会筋が7日明らかにしたところによると、
米商務省は昨年8月のイラク軍のクウェート侵攻まで
過去6年間にわたり、
同国に対し核兵器やミサイル開発につながる機械設備、
軍需物資など約15億ドルの輸出許可を与えていたことがわかった。
これらの中には直接、「イラク原子力委員会」や
同国の弾道ミサイル研究施設「SAAD16」向けのものも含まれており、
サダム・フセイン・イラク大統領の「暴虐」さを問題にしながら、
一方でこうした物資の野放し輸出を許した
米国政府の「甘さ」が問われそうだ。
同筋によれば、これらの輸出許可は85年から90年にかけ、
米国の企業750社に対して行われた。
15億ドル分の輸出物資の中には
民生、軍事どちらにも使われる乳化爆薬、原子力設備、
レーザー装置、コンピューター機器、航空機部品、
化学原材料が含まれているほか、
生物兵器用薬剤の船積み許可も20回以上にわたっているという。
これに対し、米議会下院商業・消費者・金融問題小委員会は昨年秋、
モスバカー商務長官に対イラク輸出許可資料の公開を求めたが、
同省は同委に対し、外部に一切情報を漏らさないとの
罰則条件付きで知らせただけ。
商務省はこれについて「国益に合致するもの以外、
個別の商行為の情報公開は法律で禁じられている」
として公表を拒否している。(中日新聞 1991/01/08)

【ロサンゼルス23日共同】
23日付の米紙ロサンゼルス・タイムズは、
同紙が人手した極秘資料を基にブッシュ政権がイラクに対し、
クウェート侵攻の約9カ月前、
10億ドル(約1280億円)の信用供与を決め、
結果的にイラクの軍備強化を侵攻直前まで容認していた、
と報じた。イラン・イラク戦争当時から、
米国は反イランの立場からイラク側を支援してきたことは知られているが、
今回明るみに出た資料はクウェート侵攻の危機が高まる中、
ブッシュ政権が内部の反対を押し切って
イラク支援を続けていた経緯を浮き彫りにしており
大統領選の行方に影響する可能性も。
同紙によると、1988年8月のイラン・イラク戦争の終結後も、
レーガン、ブッシュ両政権はフセイン大統領支援を継続。
89年10月初めには、ブッシュ大統領が
「(イラクなど)湾岸主要友好国との関係は米国の安全保障上、
極めて重要である」として、極秘の国家安全保障指令に署名、
イラクとの政治・経済関係強化を指示した。
この指示に基づき、同年10月31日、
ベーカー国務長官はヤイター農務長官に電話し、
新規に10億ドルの信用保証を与え、
イラクが米国から農産物を輸入できるようにしてほしいと要請した。
財務省などは武器購入に使用されると反対したが、
11月8日、大統領指示を受け入れた。
同紙によると、90年初めに5億ドル分が消化されたが、
イラクがこれを核兵器や弾道ミサイルに関する
技術取得に使った証拠があるという。
イラクのクウェート侵攻直前の7月には
国家安全保障会議(NSC)と国務省は残りの5億ドル引き渡しを急ぎ、
グラスピー駐イラク大使は同月9日、イラク高官に対し、
ブッシュ政権は5億ドルを渡すペく努力中である、と伝えていたという。
極秘文書類は、82年以来、
ブッシュ大統領(当時は副大統領)と側近が国内の反対論を押しのけて、
イラクに肩入れしてきた経過を詳述しているが、
ホワイトハウスはコメントを拒否している。
同紙は、ブッシュ大統領の一貫したイラク支持の動機は不明だが、
フセイン大統領の拡張主義者としての面を
見落としていたと指摘している。(中日新聞 1992/02/24

【ワシントン4日=時事】
4日付の米紙ワシントン・ポストは、
国防総省と統合参謀本部が1990年8月の
イラクのクウェート侵攻のわずか3カ月前に、
米軍によるイラク兵の訓練など
イラク軍との協力強化計画を立てていたと報じた。
国防総省の内部文書から明らかになったもので、
計画では、地雷処理や空中偵察などの面で
イラク兵に訓練を施すほか、
両国の軍大学への相互留学などの
交流を行うことになっていた。(朝日新聞 1992/08/05)

JEALOUS GAY より引用

眼がちかちかしてきた。
いや、眼精疲労もありますけど。

兵器によって、軍事力によって
独裁政権って維持されてゆく部分もあると思う。
てことは、自分達でイラクを独裁政権国家たらしめて
次に、今度はそれを退治することに、戦争の名目を建てて攻撃。
結局、普通の人達はずっと大変な中に居なくてはならない。

そんな事に唯々諾々と、流されて加担していくんじゃ
だめなんじゃないの?
だからちゅうて、何ができるんだろ。

みーんなが、こういう事知っていたんでしょうか?周知のことなの?
知っているのに、
戦争を支持する政党に投票するの?
一応は日本は、まだ民主主義国家なんだから
たとえ一票にかなりの格差があるといっても、
誰も投票しなければそれは反映されるはずなんだけど。

偏向

米軍の虐待、軍用犬で10代少年も イラクの刑務所(asahi.com)

憲法九条を否定し、
戦争というもの、武力行使というものを認めるという事は
結局、日本人も、こういう事をするようになるという事です。
こういう出来事が、起きても良いと、肯定することです。
そんな考え方がまかりとおる社会は
11歳の殺人加害少女を、どう、更正させることができますか?
11歳の娘を突然に殺された遺族の気持ちに、何が応えられますか?

確かに、報道番組偏ってはいけないかもしれません。
はい。いけないでしょう。
だけど、
九条を否定する事、戦争を肯定する事に関しての
立場をあまりうやむやにしないでほしい。

戦争をする事も可能、とすることは、
戦争をする必要も、場合によってはある、とすることです。
憲法九条を、無くすことは、
いざとなったら戦争ができるように武器の所持を認めるという事は
戦争の必要を認めることです。
”場合によっては15歳の少年に犬をけしかけることも
あって仕方ないと言うことです。
起きてから、反省して、数十年後にまた起こすのなら
反省に何の意味があるのですか?
起こす前に、起きないようにしなくてはいけない。
その為の、憲法九条と憲法前文に明らかに示された戦争放棄なんです。
これを無くす事を認めたら、起こされてはいけない事を
結局は起こしても良いと認めたと同じことになります。

本当にそれは必要ですか?
”国連常任理事国”になるのは、そんなに大事な事?
他人に認められたくて、殺人した、という者があったとして
これは、正しいですか?

フセインの独裁政権は確かに許されるべきものじゃなかった。
だけど、その存在を支えていたのも
アメリカだと思うのは、間違い?
(付 アメリカだけではありませんでした。
どっひゃあ、世界中だぁ 8月27日)


武装して攻撃する反米感情に猛った人々だけがイラク人の全てじゃない。
空爆でぐちゃぐちゃになった街と
荒みきった人々の心を
イラクという国を、なんとか自分達で、復興させようという
イラク人による活動があるそうです。
それを支援しているのが、非武装の日本人です。
すごくないですか?
武力によらない、日本人にしかできない国際貢献、人道復興支援があります。
それは、市民レベルで進んでいます。
この事を伝えないのは、確かに偏っています。

何十年も報道に携わっている人からは、
未熟に見えるものなのかもしれないけれど
若いからできた取材もあると思う。
それは、今使われなきゃ意味がない。
彼等は、自分の経験値を高めて成長する為にばかり
取材するんじゃないと思います。
伝えるべきことがあるから、取材してくるのに
そういうフリージャーナリスト達の取材、
市民の立場からの、戦闘以外の
イラクに住むイラクの戦闘員じゃない人達の表情が
今、流されないのは偏っていると思う。
あるのなら、あるのに流されないのは、偏っていると思う。
世界で起きているすべてのことが報道されるのは、無理だろうけど
日本が支持した戦争で起きている事、
日本が、第二次世界大戦後初めての派兵をしている戦闘地域で起きている事
私達が汚した手の汚れと、その経過は、優先すべきニュースだと思います。

martedì, agosto 24, 2004

内部調査報告

書きたくもないような
記事を見てしまったことだけ
書いておこうと思います。

最悪だ。

日本はいつまで、支持するの。こんなんを。

素直に楽しめません

テレビ。
昨晩ハンマー投げの人が
オリンピックとは、の質問に
「平和」って書いてた。
言ってたことも、同感だった。
同じ競技に同じルールのもとに
違う所からきた人達が、挑むことで
お互いを認め合うこともできるでしょ。
間にある境界線を、越えることもできるでしょ。
ここに意義があるんでしょ。
その為にオリンピックはあるんでしょ。
同じ競技にかけている人達が並んでて思うのは
用意される物質的環境の違いも、今まで程大きくなく
同じように鍛錬してきた人達同士は
まったく違う国籍で人種でも
なんだかみんな似てること。
そんなもんだよね。
間にある境界線は、人為的な作りものだと思う。やっぱり。
ひくとこ変えたら、今の味方が敵になるかもしんない。
今の敵が味方になるかもしんない。
そんなあやふやなものを根拠に、
戦争するなんてばかげてるから
そんなものに説得力を持たせようとする人には
もうついていくのやめようよー。ってばー。
なんも良い事無いよ。ほんとに。絶対。

世界がまとまって一緒にやるお祭りは、
平和を祈ってこそと思う。
テレビでのオリンピックの扱われ方が
なーんか、下心を感じて嫌なの。
一生懸命がんばった人達を
そういうのに利用するのってどうなの?

試合で応援してた方が勝って、
みんなが喜んでドーパンミンだの出しているところに
ある、しるし を見せる。
パブロフの犬じゃん。これって。
餌をやる度に、鈴を鳴らすと
鈴を鳴らしただけで、消化器官が動くようになってしまう。

犬扱いされちゃだめだよぉー。

また一日は過ぎて



昨晩またひとつ縁あった人の訃報。
遠い空の下。花の多い庭に住んだ人。




domenica, agosto 22, 2004

死んだ後も、
喜んだり
悲しんだり
怒ったり
許したりできるものなら
何の為に、生きてるの。

追悼は
のこされた人が、大切な存在を
亡くした哀しみに
なんとかして耐える為に
するのだと思う。
亡くなってしまった人の為には
もう、何もできない。








それまで
興味ももったことない人の事を
亡くなったとなった途端その時だけ、
良い人だった、優しい人だったって言ってみるの
冒涜に等しいと思う。

no border

日清のカップヌードルのCMの新しいのやってた。
赤の広場編、だって。
30秒くらいのもの?
でも、うるっとくる。
前の国境編も、まだ流し続けて欲しい。




war

そういえば、
イラク自衛隊派遣が決まったとき
イラクの戦争は終わった。
危険地域は一部だ。
サマワは戦闘地域じゃないので自衛隊を派遣できる。
という主張が通されて
それで、派遣されたのでしたけど
そのときは、それが審議の論点だったのですけれど
最近じゃあ、聞かないですねぇ。

サマワでオランダ兵が、
武器も持たない一般市民を2人
間違って殺しちゃったそうです。

何と間違ったか。
敵と間違った。
普通の人が、敵と間違われて殺されてしまう状態は、戦争だと思うなぁ。

sabato, agosto 21, 2004

金額の問題

現行の日本国憲法が掲げる
戦争放棄、平和主義の理想を実現させる為に
結局、日本の国は、なにを努力をしてきたんだろう?
現在、日本はアメリカに対し多額の資金を提供し
基地を提供し、安保条約を結んでいることで、
アメリカの庇護によって、平和で居られるのだという説を覆せないままに
アメリカに対して、国家の主権も主張できない状態に陥り
とうとう、この戦争放棄の理念までも
手放しそうなところまで来てしまいました。
本来は、もっと違う形で
戦争によらない、国の平和的な独立を維持する
努力をしてくるべきだったのじゃないかと思います。
そして、この理想は実現し得るものだと
自ら証明する為の59年間の歴史を築いてくるべきだったのだと思います。

その怠ってきたやるべきだった事のひとつが、
アジアの方々への、戦争中の日本の行いに対しての償いだと思います。
償って償いきれるものではないとしても
日本の軍隊が戦時中に
アジアの各国で行った残虐行為に対しての
賠償金というものは、
支払わなくてもいいものではないと思います。

中国の方が、
日本人であっても戦争中には生まれていなかった
直接の加害者ではない、子孫に対しては、
罪があると思わないと言ってくださっているのを
以前どこかで観ましたが
それは、そうじゃないと思います。
戦後、59年間、そして今もなお、
その事実を訴えている方々に対して
やったことを認めず、
その事実確認への努力さえしない自分の国の政府に
私たちが責任がないとは思わないからです。
日本の行った戦争の犯罪は、二種類あります。
やったことと、それをこれだけ長い年月、
明確に認めることをしないできていることです。
後者の罪は、私達も確実に背負っているものです。
謝罪と、賠償を両方することは、全く意味が無いとは思いません。
お金の額ですむものではないとしても、
それを支払うことにより、公式な記録として後世にも
きちんと、その罪を罪であった、してはいけない事だったと
国という単位で認めた形が残す必要もあります。
お金の問題ではないからといって
謝罪の言葉のみで、謝罪の気持ちを表すとした場合
日本の政府に関連する人達がそれを如何に、
心無い、形式的な形で行うことができるかという事を
私達は知っていると思います。
それを確実なものと予想させる出来事として
なんだか支援金とかいう形で、払うことだけ済まそうという
姿勢をみせ、拒絶されたという、話を知りましたが、
その拒絶は当然のものだと思います。
それは、被害者証言者に対しての罪を
更に上塗りする恥ずかしい話で、嫌になりました。
けれども、それと同時に、賠償金という形の謝罪の方法は、
全く意味を成さない、というわけではない事も
このニュースは示していると思います。
お金ですませられる問題ではありませんが、
この賠償として支払われるお金が、
国民の支払った税金であることには、
少しは意味を持たせられるんじゃないでしょうか?
たとえ、その直接的に支払う行為をする担当者が、いくらそこに
心をこめきれなかったとしても、
支払われたものが、私達国民全てから発せられたものの集合体であれば
その中には私達の心が反映され記録されうるからです。
私達の国は戦争のとき、
絶対にしてはいけないことをした、という想いが、
国民一人一人に強く認識されれば
靖国神社に国の役職にある人間が参拝することが
何故、日本軍による残虐行為を受けた地域の人国の人に
怒りを覚えさせるのかが、理解されることにも繋がるはずです。

また、それが如何に金額では償いきれるものではないといっても、
それが、支払われる人にとって、
新たな侮辱と取れるようなものでは
あってはいけないと思います。
許される為には足りうる事はなくても、
その方々が、これ以上たったのひとつの嫌なことも
無いようにしたいと
それがもしかしたら可能かもしれない位の額は
なくてはいけないでしょう。
その人の一生分に大きく余りある不幸を強制した側からの
お詫びのしるしである以上。

現在、政府が戦争につぎ込んでいるお金は
本来支払うべきところに、支払われるべきだと思います。
戦後の補償は、戦争をとめる為と共に
一刻も早く支払われるべき最もたるもののひとつです。
とにかく、今まで頑張って生き延びてきていてくれている
直接、このひどい体験を受けさせられた人に
直接、その謝罪と、形、印としての賠償金を受け取ってもらうことで
謝罪は、はじめて少しでも意味を持つものに
できるだろうと思うからです。
確かに、後継する全ての人々に、
この罪が罪であったと確実に認識されることも大事ですが、
ひどいめにあった方、本人が直に
その償いを受けないと、私は、償いとしてはだめだと思うんです。

今のままでは、アジアの人々から
怒りと敵意をもたれていたとしても、当然と思えてしまいます。
せめて、清算努力をしなくちゃいけないんです。
でないと、私達はもしかしたら攻撃されるかもという理由を、
ここに思い当たることができてしまいます。
安保条約や米国政府の暴力的な庇護にではなくて
自らの誠実さによって、
私達は、平和のうちに生きることができなければいけないと思います。

感情だけであれば、いくら払っても払いきれるものではなく
それをいくらと示すなどというのは、最悪だ、と言えますが
償いきれなくても何もしないわけには、いかないと思うんです。
これは、心と気持ちだけの問題ではなく
実際に、既成事実として、きちんと行わなければならないことです。
心の中で悪かったと思っているだけでなく
悪かったと思っていることは、きちんと示されて、
伝わらなくてはいけないと思うんです。
具体的に払える額を算出し、いくらと示して、
この日この場所と具体的に示して
具体的に、きちんとやらなくてはいけない事なんです。
被害にあった人がひとりでも多く
その命をつないでくださっている間に。

もう、間に合わなかった例が随分出てしまっているそうですが
全て、間に合わなくなる前に、
一刻も早くなんとかしないといけないと思うんですが。

罪を認めるのは、自虐ではないと思います。
認める事もできないままであり続けるほうが
自分の国を、情けない存在へ貶める行為です。
自分の国に対しての誇りに、泥を塗ることであると思います。

わけわかんね

宜野市に墜落したヘリコプターに
劣化ウランが、搭載されていた可能性があるらしい。
ということは、事故地周辺や、そこに居る居た人、大学生の肺に
放射能汚染の可能性があるという事で
同時に、
そういうものが、普段から私達の頭の上を飛んだり
その辺を運搬されたり、海の上を輸送されたり
しているかもしれない、という事です。

何の為に、どういう理由で私達はその危険と隣り合わせているのか?
そもそも何の為に、その劣化ウランは、存在しているのか?

そして、間違いなくそれにたっぷり汚染された土地に
間違いなく生まれてしまい、逃れがたくそこで生活しなければいけない人達は、
間違いなくこの地球上に存在するけれど
彼らは、何の為に、そんな目にあわなくてはいけないのか?

そういう事全てと、更に目を覆いたくなる全ての酷さの
元凶である、戦争、一部の人達の億単位の利益の追求が
そこに大儀があり得て、しかたのないことと
一般の多数の人に受け入れられてしまえるのは

一体何故なんでしょう。
何の為なんでしょう?

数年前まで
知らないから、知らされる事がないからだ、と思ってた
最近わかるのは、
とても強く、知りたくない、と思っているようだなって事

私と考えが違う、とかそういう人はいいんです。
違う考えでも、自分の考えをもっているから。
全部、闇雲に賛成される方が困る。
かなり頻繁に間違ってしまうから。
間違えに気が付いたら、私の考え方を、私が直すのは、私の責任だけど
賛成してくれるなら、自分で考えてから、
自分の考えとして責任持って賛成して欲しい。
その為には、判断材料の事実を知る事は
(というか、知ることの方がずっと)大事だと思うんですが。
そんな暇はないと。

自分の考えなんか持ってたら、社会では働けない
稼がないと、暮らしていけないから
なにより稼ぐことを優先しなくちゃいけない。
で、稼ぐ事を優先してたら
いくら働いても稼ごうとしても、
それでも暮らしていけなくなっちゃって
生きてすらいけなくなっちゃっているように
思えるんですけど、

うーん。

だからっつうて、考える事を優先するなら
自分の未来は、閉ざすつもりにならないと
無理な場合もあるのも現実。
社会の多数の人々が考えない事の結果によって
まず権利が侵害されやすい弱者が、特に。

考えても考えなくても、
同じように未来が無いなら
私は私なりの悪い頭で、
それでも考え続ける事ができる
”ヒト”でいたいと思うのだけど。
計算機や九官鳥の方が、
いいのかもしれないけど。役に立つし。

venerdì, agosto 20, 2004

???

それにしても、ヨルダン政府に対する
共同通信の、脅迫声明のニュースは
そのまま何事も無く消えてゆく話なのかなぁ。

ヨルダンの首都ってアンマンだしと思うと・・
気になっているのって
私だけなのかなぁ。

煮詰まりました

実は基地問題というのは
ずっと、どう考えたらいいのかわからなかったんですけど。
だって、米軍の基地が近くにある生活なんて、
基地のある地域の人達に押し付けるべきじゃないと思っていたら
以前、同級生だった沖縄出身の子からも直に聞いたことあったし
通販生活とかでも、読んだことがあったし
NEWS23は、つい2ヶ月ほど前にも
沖縄の、基地肯定派の人の意見っていうのを、
紹介していた筈ですが、
今、この基地肯定派の人々はどう考えているのでしょう。
本当は、そういう人はそんなに多くはなかったのですか?
作られた意見だったのですか?
基地がないと生活がなりゆかないのだ、住民でなくてはわからないのだ
きれいごとで、単純に割り切れる問題ではないのだ、という主張は。
最悪の事態が起きてしまったという言葉を聴いていると
頷く一方、?という気持ちも沸いてしまう。
最悪の事態は、1995年に、起きたような気がする。
あの、最悪の事件があってもなお、
基地の存続を主張する人達の存在が住民の中にあったことで
私はわからなくなったんですよ。
そんな危険との共存であるにもかかわらず
それでも、その存在がないと生活ができないという主張があるって。
戦争という問題ではなく、人の生活費の問題であるなら
自分の生活費もおぼつかない私には、どう考えていいのかわかりません。
きちんと、憲法の精神が行き届いていれば、
そんな、基地に依存しないと生活が立ち行かないような
状態に人々を追い詰めない政策がなされていた筈ですが
そういう政策を取らない人々が、選挙のたびに
多くの票を獲得して、
こういう政府を作ってきた事実があるわけで、
それには、その理由があるわけで
どうして、そういう人達が票を確保できてしまう
その空気がどうやって作り上げられるのかとか。
そこを根本的に、見直して変えなくちゃいけないのでは
ないのかなぁと、そうしか考えようがないように思ってきたんですけど。
でも、いくらわからないと言っても
基地のある地域に住まなければならない人々に、
日本中の国民は、責任があるのに
今、なんとかしようっていう空気がこんなに無いままというのは
これでいいのかなぁ、と。

原子力発電所や基地を受け入れたなら
地域にお金が払われる。
そのお金がないと、暮らしが大変だ無理だという
そういう条件の地域なら
そんなリスクを引き受けなくても
交付されるべきお金は堂々と国に請求され
交付されるべきなんじゃないでしょうか?

あああ、わけわかんない。
わけわかんないわかんない。
根本から、憲法をきちんと遵守し真っ向から読み取れば
これに即して考えれば、解決する方法もあると思うのですが。
人権が尊重され
戦争が否定されれば、
教育基本法の遵守も
教育費地方交付金も
基地問題も
原発問題も
年金問題も
生活保護問題も
戦時中の罪に対する償いの仕方も
世界での日本という国の立場の確立も
日本にしかできない国際貢献の方法も
子供の心の荒廃も、
その解決の糸口くらいは見えてくる気がするんですが。

その憲法の方を
アメリカ政府が望むなら
変えてしまおうというんだから、
そういう意見が、多数の人に受け入れられて、
憲法の是非の方を議論しましょうっていうんだから
本当に、どういうことなのか
ぜんぜんわかんない。
つまりどういうことなんでしょう?
日本の多数の人の考え方というのは。



それだけ追従したいくらいアメリカが好きなのかと思えば
ヘリに乗務していたアメリカ兵のことは
なんも気にならないわけだし。

日本人が選択したの

あれあれあれ?
国民投票で、圧倒的多数の支持を得たのですね?
日本国憲法の戦争放棄は?

そしたら、ゆでたまごみたいなおじちゃん(by真紀子さん)
が、いくら、昔はぼろぼろだったから自衛権が必要なかっただけなのだ
といったって、
若いたくさんの命を、無為に散らせた後に
本人だけは若くて元気なままで
要するに、自分では戦争の痛みをそう強くは感じなかっただろう
ただ日本人だというだけの人が権力の座について、
もう一度戦争する可能性を
どうしても含ませようという思惑を持ってたんだとしたって

戦争放棄、自衛だろうとなんだろうと
戦争はしない、その強い気持ちは
多くの日本人の、市民のものだったんじゃないですか?
日本人を含んだ、戦争が何かを知ってなお
泣きながら生き残った人達が、
未来の子供達の為にたったひとつこれだけは遺したいと祈った希求した
尊い宝なんじゃないですか?

豊かになったから、攻められる危険が出てきたと
だから、今、安保条約によって
米軍米国に守ってもらってやっと平和に暮らせているのだと
そういう意見が、世の中には確かにありますが、
私は、豊かになったせいじゃなく
(だいたい一般市民はちいっとも豊かじゃない。
精神的に、ぜんぜん豊かじゃない。)
日米安保条約、このせいで、
アメリカ絶対服従追従政策、このせいで、
日本は、平和憲法を持っているにもかかわらず
ある筈の無かった攻められる危険を
想定できてしまうようになったのだと思います。
平和憲法をちゃんと遵守して平和主義を貫いたなら
そんな日本を恥ずかしげも無く
攻めてくるなんて暴挙をしそうな国は、
しつこいようですが、アメリカくらいのものです。

でも、アメリカのそういう暴挙を支えている大きな要素は
結局日本人が自分をすり減らしてまで働いて
稼いだお金の中から、支払われる税金から
勝手に、粛々と上納されるお金なんだから

それを今、アメリカ政府高官に
憲法九条は、お金だけじゃなく、人命も上納させるに
ちょっと邪魔になった、
って言われたからって
それで、憲法九条を変えようとしているなら
それを見過ごすと言うなら
日本人って、本当に、自分達を
国籍差別して蔑視しているんじゃないの?
私達なんかどうせ使い捨てられて、はい、かまいませんって。
どっちが自虐的だかわかんない。
身を守るためなら、戦力より、平和憲法のほうが有効だと思います。
逆らうものはぶっちゃぶす方法
(こちらの武力が弱ければぶっちゃぶされる方法)と違って
相手の良心に訴える方法なら少なくとも誰も殺さずにすむもの。
最低な存在に自らを貶めずにすむもの。

報道番組のほとんどの時間を占める、五輪情報
オリンピックの情報いうても、
オリンピックの情報じゃなくて
オリンピックに出た日本人選手の情報ばっかしなんですよね。
勝った負けた。メダル取った、金だった銀だった。
君が代 日の丸 「感動しました」。そればっか。
日本 日本 日本って、
本当に、日本人だけがよければ、それでいいんかい。
日本人である前に、地球人です。
アメリカ人も殺さない、イラク人も殺さない、両方の立場を思いやれる
そういう国際貢献の方法を
歴史上の経過から、本来であれば考えられる考えるべき筈の、
そのしるしとして九条を持つ
世界でも希少な地域、日本に生まれた
地球人です。

日本だけが血を流さずにすませていいのかって、
日本だけじゃなく
世界中全てが
一部の人達の都合で画策される国際紛争なんかの為に、
血を流しちゃいけないはずなんだって。ば。

共同通信

ヨルダン政府に対する脅迫声明が、
正体不明の組織により、イスラム系ウェブサイトに掲載された
って、あるんですけど
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004081901004695
ここにしか出てないんですけど、虚偽の声明なんでしょうか・・・
脅迫の内容が、嫌なんですけど。すごく。

こどもでもわかる

誰が作ったものでも、
誰によって作文されたものでも、
良い物は良いと思う。
憲法九条、これ、わかりにくいですか・・・・

私、小学生の時に読んで、
戦争は、しない。
だから、その為の用意もしない。
私達の国は、こういう国なんだ。ああ良かった。と思いました。
わかっていたと思いますよ。
(有事法制のほうが新しいですけど、あれ、わかりやすいですか?
私は未だにわかりません。)

戦争を実際に体験した人々が、
もう、戦争はたくさんだ。
と、思ったなら、
戦争ってそういうものなんじゃないんですか?
もう一度、体験してみないとわからない
本当にそんなもんですか?人類。
それじゃあ、何の為に記録を残し何の為に語り継ぐんですか?

コスタリカ正しかったですね。
ちゃんと本気で伝え継ぐ事から始めないといけなかったんだ。
日本政府や自治体の、子供達が教育を受ける権利の平等について
お金優先で考える大人達の浅ましさ、そこに繋がります。

自分達だけ良ければいい、という考えは
どっち側のものかね、と思わずにはいられない。
自分の後の世代のことさえどうでもいいなんて。

どこがわかりにくいんだろう。
この文章で、自衛権を主張するのも無理だよ。
国際紛争は、国際紛争だもの。
これは武力で解決しちゃいけないのだもの。

憲法改”正”じゃないですよう。
変えてしまうのが正しいとは限りませんよう。
改憲。憲法を改める論議ですが
改めて、その大切さを確認してもいいんじゃないかと思います。

憲法を変えて、殺される人やその家族が泣くのを
アメリカに気に入られたいのでしょうがないんです
で、済ますほうが、自分達さえ良ければ良い発想だと思うんです。
日本のするべき本当の国際貢献は
みんなが、幸せが、一番幸せ、という
憲法九条の政治倫理の精神をもった国際貢献は
国としてではないけれど
日本人の素晴らしい人達が、困難に崩れそうになりながら、
それを乗り越えて尚、心を込めて一所懸命やってる。
やってるよ。
日本国政府がそこの戦地の人達を苦しめる為に支払っている膨大な金額の
そのほんの少しだけでも本当の国際貢献の為に使えれば、どんなにたくさんの人が
幸せになれるかわからないのに。

自分達が憲法に違反するから
憲法の方を変えようなんて
法治国家の発想じゃない。

日本国憲法の、戦争放棄、武器の不所持
この精神を保持するのは日本国民の責任です。
この責任というのは
未来への責任です。
未来に
瓦礫の続く平野で
自分の親の遺体を、燃やして供養する
その火の番をしなければならなくなる子供が
日本のする戦争によって出てしまったら
その子供への責任です。

外国へ行って、人を殺すや否や。
殺された方は、憎みますよ。
戦争をしなければ、憎まれない。

mercoledì, agosto 18, 2004

眉唾2号

いくら平和の祭典が素晴らしくても
やっぱり戦争は続いているのだし、
沖縄をはじめ基地のある地域の人々は
毎日、米軍飛行訓練に怯えなくてはいけないのだし
イラクでは、毎日、なんのなにをしたわけでもない子供達が
戦闘に巻き込まれて死んでいっているのだし
天候の異常は刻一刻と毎日進んでいるのだし、
それ全部よりオリンピックが優先されるのは解せない。

サドル氏に、”強硬派指導者”と冠をつける話。
アルジャジーラバグダッド支局を、閉鎖させたのは
暫定自治政府のアラウィいう人なんですね。
暫定自治政府ってそんなんなんですね。
この人は、前大統領フセインと同じバース党で
最近のやり方は、どうもフセインのやり方と似ているとかいないとか。
要するに、なにか知られたくないことがあるから
知らせる人達を排除する方向に動いているみたいとかなんとか。
勿論、誰にしろなんにしろ血気が盛んでもなんでも
暴力は止めた方がいいと思います。自爆も、襲撃も。
なんにしろ話し合う場所が用意されるなら、
そこで話し合ったらいいのにと思う。
でも、アメリカン傀儡政府がこんな政府なら
話し合ったという体裁を作るだけの会議に
なりそうだと思えている状態なのかもしれない。
ちょうど、日本で憲法について勝手にどんどん変える人達が
議論はつくされている、とか、これは議論だ、と言うみたいに。
他国からの軍のやり方に、特に若い人達が、
感情を爆発させるのも理解できない話じゃない。
目の前で家族が死んでいくんだから。
若くして宗教の一派の指導者にならざるを得なかった
(前の人が殺されちゃったからね)サドル氏も、
その一人に過ぎないのではないか、と言われればそうかも、とも思う。
よくわからないけど、わからないなら尚更イメージは固定しない方が良い。

どっちにしても、
アメリカ軍、いいかげんに帰ったらいいのに。
更に言うなら、そのアメリカに何の進言もせず
アメリカの動力源であるところのお金と支持を渡し続ける日本
いいかげんにしろよ、と、思います。

martedì, agosto 17, 2004

なんかわざとらしい

今日流されていたオリンピック以外のニュースというと
中国でサッカーサポーターによってフロント硝子が粉々にされたという車の話。
中国では、ちっとも報道されませんっていうのを、必ず付け加えるのですが、
日本では、少なくともその彼等の主張する戦争犯罪について
ちっとも放送しません。
反日教育の為と言うばかり。
昨晩、はじめて重慶への空爆の映像を、
この件に関連する形で流しているのを見て
えらいっと思っちゃったくらいです。

本来、原因があり結果がある以上
どういう立場であれ、その両方が流されて当たり前なんじゃないかと
思うんですけどねぇ。

他にも起きている事はいろいろあるのに
ことさらに、これだけは繰り返し
オリンピック情報の合間に挟まれているのを見ると
なーんか変。と違和感を覚えるのですが。

眉唾

テレビっ子が陥りやすい壺に見事にはまってたというか
なんというか。

サドル氏って、過激派民兵組織の親玉だと思ってました。
普段、得ている情報において、この人の名前は
「対米強硬指導者ムクタダ・サドル師」
「民兵組織の主導者 サドル氏」
てな感じなので、「はい、死んできて」と命令している人かと
思っていました。

ちょっと違うのかもしれない?

大体、対米組織、反米組織、って
もしそうなら、それこそそれは情報操作が大好きな米にとっての
相対する存在であり、その権力の及ぶ限りにおいて”悪役”に
仕立て上げそうなことは、考えないといけなかったのであったのでした。
でも、”反米”掲げているけどラディン氏は米の一部にも思えるくらいだし。
フセイン氏も利用されて捨てられた感じするし。
っちっ。小さい脳みそには、限界。

イラクの民主化運動活動の中に
武装して、爆破したりする方法以外の
新しいイラクを自分達で作ろうという動きがある事について
拾ってきて書いていてて、
なんでここに、「死んできて」と命令してるはずの人が
その活動に注目している存在のひとつとして
出てくるのかよくわからなかったので、
とりあえず、”など”にしちゃったのですが
読んでたら、見た目よかずっと若そうだし
それにしたって、自爆や襲撃は止めた方がいいと思うのですが
追い詰められた人の内の、一人なのかもしれない気もしてきました。
怪我したらしいし。
よくわかんないけど。

自分の軽率を棚に上げて、叫びたい。
アメリカ政府やることがきたねーぞ。

・・・今更ナニヲ・・・

ぽち以下

五輪停戦協定にアメリカがそこに加わることを拒否したからといって
日本もそれに追従して、サインすることを拒んだというニュースを
ポチだねぇ。いやだねぇ。と眺めていて
思い至ったのですが、
現在の日本は、ポチですらないかもしれません。
だって、ポチ、つまり飼い犬であれば
少なくとも、餌や小屋が与えられ散歩や予防注射等
世話をされているわけですが、
日本が国としてアメリカ政府に対して服従する事によって
アメリカから、もたらされるメリットって、考えたけれど
無いような気がするのですけれど。
勿論、人同士の文化の交流においては、アメリカの文化からも
得るものは大きいと思いますが、
国として、ここまで服従する事に、一体、どういう理由があるのでしょうか?

安保条約などにより、アメリカに守られているのだという人がありますが
どちらかといえば、アメリカとの現在のような主権国家同士らしくない関係が
あるからこそ、国際的にも反感を持たれかねない事の方が
多いような気がします。
北朝鮮だって、日本に自国に狙いを定めるかのような米軍基地がこんなに無く、
日本がもっと中立的な国であれば、多分目もくれないような気がします。
自分の国さえ統治しきれないのに、今更領地拡大の対象に
まず日本を、とは考えないだろうし
この国の興味はまず韓国とアメリカにあるような気がするからです。
他のアジア各国にしても、今アメリカに貢いでいるお金を止めて
その半分でも、戦争の過ちへの補償とし心からの謝罪をして過去を清算すれば
わだかまりはかなり解消されると思います。
仮に、どこか思いもよらないような国が
ばぁーんだかどーんだか攻めてきたとしても
日本が平和憲法を掲げているにも関わらずそのような事になれば
そう正義感からばかりじゃなかったとしても、
今が恩を売る良い機会、ということで、世界の各国は
経済制裁なりなんなり、それなりの方法をもって
味方をしてくれるのではないでしょうか?
国として、いまいちでも
日本にも、個々で見れば優れた能力を持つ人々が多く居ますし
そうでなくても人当たりがよく謹直に見られる日本人は、
基本的に、嫌われにくいと思う。一緒に仕事したいと思われそう。
味方をする価値があるんじゃないかと思います。
攻めてくるなんてそんな暴挙をしそうな国は、
それこそアメリカくらいのものです。
基地があるせいで、悪い事は、今回の墜落事故を含め
今まで数限りなくありましたが、良い事はひとつも思い当たりません。
もしかして本気で、国家間で内密に「逆らったらまた原爆落とす」
と脅かされているんじゃないかと思うほどです。
そうだとしたらそれこそ恐喝なので、できるだけ早く国連にでも直訴して
助けを求めるべきですが、とりあえずはそうじゃないだろうとすると。

つまりなんらかのメリットがあるならば
それを返上して、自由にして下さいと言いたいわけです。
でも、私の浅薄な知識の限りにおいてはなんにもない。

首相や民主党代表や官僚の人達の
年齢の割には、グロテスクに子供っぽい表情を見ていると
もしかして、「ありがとう。君は有能な政治家だな」と
アメリカの高官に言われる事、それだけの為だったらどうしましょう。

自分達がそういう政治家を自分達の代表に選んだ事で
辛い生活を強いられているだけでなく
他の国の人にまで迷惑を、迷惑じゃすまないような苦難を
与えている事は、どうにかしないといけないと思います。
私達の税金がつぎ込まれることで、
それを惜しげもなく費やして、アメリカ政府は
イラクにもアフガニスタンにもその他世界各国に対して
間違ったやり方で自分達の価値観を押し付けることができているわけです。
更に、これから憲法まで変えようということになれば
その結果として直に日本の武力行使の犠牲になる人々や
未来の、今のこの私達の選択の為に犠牲になる日本の人達に対しても
私達はまた新たに大きな罪を背負い込む事になる・・・・・

オリンピックの意味は、
スポーツが好きという共通項を得た人々が
言葉も思想も宗教も違うもの同士でも、
楽しみを分かち合える事にあるのだろうと思います。
世界の各国の人が、共通に楽しめるお祭りを開き
その期間中だけでも、世界中の戦渦の中にある人々がその苦しみに一息つき
爆撃に怯えることから開放される所に意味があるのだと思います。
違う主義主張を持った人々が、同じルールの下に行われる競技において
お互いを認め合うことができ、尊重しあうことができ
人間同士であることを確かめることができる所に意義があるだろうと思います。

テレビは報道も削って、とにかくオリンピック中継ばかり
新聞も一面からオリンピックばかりですが、
この本来の意義に対しての参加はしないままに(停戦協定に署名していないままに)
ただ、日本がメダル取った、勝った、ばかりに注目している
このテレビの状況と、観ている日本の人達の気持ちは同じなのでしょうか?
そうだとすれば、それって、
みんなでトランプとかしている最中に、勝つ事にばかり執着し
負けると癇癪をおこして泣き喚く始末に負えない子供と一緒です。
・・・かっこわる

だからかっこ云々じゃないんだって。


また米軍がナジャフを空爆したそうです。
墓地周辺だそうです。
この人らには、悼む気持ちとか理解できないんだろうか。
空爆は、関係ない人がほぼ確実に巻き込まれる。
署名しないだけあって停戦協定しったこっちゃなしと。

オリンピック停戦協定

停戦協定に署名する為に並ぶ各国首脳の映像は、
私が今までのところ一番感動した
2004年オリンピックの映像でした。
参加国202国のうち191カ国が署名しているそうで、
この署名していない、意固地な11カ国ってどこだろうと思って、
よほどせっぱつまって予断を許さない状況の国かと思ったら、
その中の二カ国がアメリカと日本。
っばっかじゃないのっ。
この話を放送した番組中でコメンテーターが、
アメリカが署名すれば、結局一瞬とはいえ世界中が平和になりますよね、
というような事を言ったのでしたが、あまりにも的を射ていました。
結局アメリカ政府が、もう少し平和的に物事を進めようという方向で
考える努力さえすれば、オリンピック期間中に限らず
この地球は今よりずっと住みやすくなるし、
今、この暴君状態である為の支えである貢君が、
みつぐのをやめれば、少しはアメリカの威勢もそげるのではないかと思うと、
このみつぐ国の人間であることが悲しくなりました。
っさいってー。

【アテネ井上卓弥】アテネを訪問中の英国のブレア首相は
14日、ポーランドのクワシニエフスキ大統領らとともに、
国際オリンピック委員会(IOC)やギリシャ政府が提唱する
「五輪停戦」の趣意書に署名した。
両国は米国が主導するイラク戦争の「有志連合」国。
とくに英軍は、南部バスラ周辺でイスラム教シーア派民兵組織と交戦状態にある。

 五輪停戦は、古代オリンピックの開催時に
ギリシャ全土で都市国家間の戦争が停止された
古事にちなむ考え方で、大会期間中のあらゆる紛争の停止を求めている。
IOCが90年代初頭に理念の再現を主唱し、国連憲章にも盛り込まれた。

 アテネ五輪開幕後の14日、
市内の国際五輪停戦センターで開かれた記念式典では、
各国元首や王族、首相ら約20人が新たに署名した。
米国代表団長を務めるブッシュ(父ブッシュ)元大統領も招待されていたが、
出席しなかった。

 停戦センターによると、これまでにクリントン米元大統領
やローマ法王ヨハネ・パウロ2世ら各国の政治指導者や
著名人450人以上が署名。
日本では明石康・元国連事務次長がサインしたが、政府としては未署名という。

毎日新聞 2004年8月15日 8時59分

日本政府かっこわるい。かっこ云々の問題じゃないけど。

ちょっとした希望

イラク情勢ですが、
先月末、来日したイラク人民主化活動家の
アブデル=アミール・アル・リカービ氏の講演の中で、
イラクに今の暫定政権とは別の、新しい憲法を制定して
民主国家を作ろうという動きが、民主化グループ間で
出てきているという話があったそうです。
日本人人質事件で、日本でも顔の馴染んだ
スンニ派イスラム聖職者協会のクバイシ師なども、
これに興味を示しているそうです。
人々の中にはもう、何でもかんでも武力に訴えるんじゃ能がない、
戦闘はやめよう、という意見も出たりすることもあるんだそうです。

こういったような事を、日本の人が知ることによって
本当の国際貢献、イラクの人達への人道支援って何なのか
考えるきっかけにはできないでしょうか?
イラクの人が、自爆テロ(海外サイトでは”KAMIKAZE”と呼ばれてますね)
じゃなくて、
自分達の町を自分達で作り、自分達の国を立て直そうとしている。
イラクの為に、そういう風に動こうとしている。
この動きを、市民レベルで、友達として日本人のNPO,NGOの人達が応援している。
これは嬉しい。
イラクがこうやって立直る事で、世界だって今よりは
それこそテロリストがどーのこーのに怯えなくて
すむようになるのだとしたら
地球規模の、みんなの歓びだと思う。
一部のどーしょもねー人々を除いて。

あっちゃこっちゃの情報の繋ぎ合わせになっちゃいました。
右のリンクからネタ元を探してみそ。
(つまり、どうリンクをはったらいいかわからなくなった)


lunedì, agosto 16, 2004

秋一日目

それにしても、一挙に涼しくなった。
昨日の雨で、秋になったんだね。
夜も喚いていた蝉に替わって
鈴虫、蟋蟀、青松虫 きりぎりす

あ、blogger ちゃんと動くようになった。
メンテナンスでもしてたんやろか

非戦の愉しみ

SUSTENAという
広告メディアクリエイティブNPOなるとこの
ジュゴンを救おう(辺野古米軍基地移転反対)っていうTシャツイベントの
参加アーティストの方々が意外で驚く。
けっこー好きな人とか見つけると嬉しい。こーゆーとき。

表現者は、表現する。その気持ちを。

非戦を選ぶ演劇人のピースリーディング参加者名も
見ていると楽しい。
テレビっ子だからねー。

日本のしていること

イラクの人を傷つける為(”イラクの自由作戦(どういう自由だ)”
”不朽の自由作戦”を支援する為展開していた)の
アメリカの強襲揚陸艦ぺリリュー、ドック型揚陸艦ジャーマンタウン、
ミサイル巡洋艦ポートロイヤルに
日本の海上自衛隊艦が燃料を提供していたそうです。

あああ。
今更、また書くけど税金を払っている人は、みんな共犯よ。自覚はなくても。

昨日は終戦記念日で、
終戦の日の映像が多く流れ、
終戦したなぁ、という感慨を覚えてしまうのですが
こういうようなニュースを観てますと
最近よう言われる
戦後ではなく戦前になりつつある、という言葉が
頭をよぎるんですが。

陸上自衛隊第三次第一波サマワ到着
陸上自衛隊第三次第二波青森空港からイラクへ、230人出発
終戦記念日15日 4閣僚と、
”靖国神社にみんなでお参りする会 だっけ?”
これだけ、アジアから反発が出てるのに
靖国参拝実施。

うちの上空をもうずっと
ひっきりなしに自衛隊の演習機が
かなり低空で飛んでます。
そのうち爆弾落とすんちゃうかってくらいです。
沖縄国際大学米軍ヘリ墜落 他人事でもないです。

sabato, agosto 14, 2004

大人の方々へ

個人消費の矢印が
それでも上を向きつづけるのは当然です。
今まで並の、生活が今までより確実に高価なんです。
慣れ親しんでいた
掘り出し物のある小さなお店がどんどんなくなって
代わりに均一的な品物と、均一的な料金の
全国規模の企業の大型店舗ばかりが周囲に増えています。
個人が消費するのは、大型テレビや車ばかりじゃありません。
毎日の生活で払わざるを得ない金額が、
目に見えて上向きなんです。

倒産件数が、減るのは当然です。
こつこつと続けてきた中小企業が、軒並み倒れたら
残る企業がつぶれるにあたっての、一件あたりへのつぶす力は、
より大きいものが必要になるからです。
潰れるところがみんなつぶれちゃったから
生き血をすすってでも存続する企業の割合が多くなって
ひとつひとつつぶれにくいから倒産件数は減るんです。
必要があるとも思えないような改修工事をしたあとに
息が切れたようにつぶれるお店を見ていると
世界一大きい銀行のある国は
世界一、総人口への自殺者の割合の高い国で
それは、果たして、すばらしいことかな、と思いますけど
どうですか?

だからといって数年もすればまた、
見直し法案が審議されることは確実な年金の
うまくいっても一年当たりせいぜい数十万円の、目先のお金というのは、
大きすぎる代償をもって手にした
かけがえのない平和憲法の精神を売り渡すには
安すぎると思います。
安すぎた、になっているような気もします。

英雄なんていらない

傍で生きて見ていなければ、
守りたい家族でも、守れはしないんですよ。
死んでしまったら
いくら、線香上げて偲んでも、
言葉は伝わらないし、
交感はできないんですよ。
泣いたって、
死んでしまった人にとっては、
意味はないんですよ。
一緒に過ごせれば、罵ることも笑いあうこともできるけれども。

兄弟なら心の中でくらいは、
なんとかして敵機になど体当たりせずに
どこかに逃げてほしいと祈れるようでありたいものです。
教え込まれるというのは、怖いことです。
今度、こんな事がまたまかりとおるような事があったら
強制されて逝く人は
泣き喚きながら、嫌だよおと嘆きながら、
掴めるものにしがみついて逆らいながら
行かされるのでないといけない。
遺す手紙には、怨みつらみを書き連ねなければいけない。
せめてそうさせてあげないといけない。

イラクに駐屯している
母国に家族を残している兵隊の人達も
家族の下へ帰ってしまうことが、
一番、多くの人の平穏に繋がるような気がするから
逃げてでも、家族の所へ帰って欲しい。

この顔見飽きたし

沖縄に、米軍ヘリコプター墜落。
パウエル国務長官は、憲法九条の見直しを示唆

こんなときに、しなびたカメレオンみたいな人が、
自分の職をどうしようと、そんな話は、もう本当にどうでもいい。

giovedì, agosto 12, 2004

テレビッコ

一枚の写真でこんな風に意見が変わるなら、
その写真を今まで見せなかった者の、怠慢ですね。
見たくないって、抗っているようには見えなかったし。
見せれば見たはずですね。

確かに、・・・うーん・・・
本当に、渋谷のハチ公の前の若者は、若者を代表しているのでしょうか?
それは、疑問なんです。
でも、確かに、若者の中に、ああいう感じの子が、多いのかもしれない。
歴史を知らない子も多いのかもしれない。
教育は、何も教えていないかもしれない。
若い者の多く?が、なんにも聞こうとしないかもしれない。
でも。でも、それでは、本当に空襲を知っている世代の人達は
そして、安保闘争の時代の”歴史を知っていた”人達は、
その多くは、今、本当に大事なことに注意を払っていますか?
せいぜいがとこ年金問題にばかり、目を奪われていませんか?
一部の、腐った大人と、自暴自棄の子達の為に
できても、しない。という責任を伴った自由が、
またひとつ全ての未成年者から奪われたような気がしますけど。
この条例が、どういう使い方も可能か、考えたりはしませんか?

AP通信は、イラク保健省当局者の話として戦闘などで11日朝以降、中部クートで約75人が死亡するなど全土で172人が死亡、643人が負傷したと伝えた

このイラクの状況、空襲を知っている見た人達は
この痛みを、知っているのに、何故、黙っているのですか?
黙っていない・・人もいるよというならば、
若いもんも、みんながなんにも言ってないわけじゃない。
聞いてはもらえないけど、言っている子もいるよ。
なんで、ヤマンバメイクな女の子達ばかりが、
若者として出てくるのかなといつも思ってる。
今井君みたいのは、ひとりじゃないよ?
10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代、90代・・・
一握りづつかもしれないけれど、(そうなの?)
お金を介在させない人間らしい年代間の
尊敬と信頼が介在するコミュニケーションは、ちゃんとある。
橋田さんが、亡くなる前にテレビに立て続けに出演して、発言していた
若いジャーナリスト達へのフォローも、その形のひとつだと思う。
人質になってしまった若いジャーナリスト達の為に
立ち上がった、大人のジャーナリスト達の運動も忘れちゃいけないと思う。
今ピースムーヴメントにおいて、壮年の人と、若いとても若い子達が
お互いを、希望と思い、知恵を持つものと敬いながら
協力して動いていることを
そういうことは、何故テレビは伝えないのか、
私はいつもそれを歯がゆく思っています。
野球の為の300人のデモは放送されるのに
(それはそれで、ニュースでいいですけど)、
虹色の旗やホウキ((戦争)放棄)をもった穏やかな
平和を訴えるパレードから、言いがかりのようにして逮捕者が出たことは、
何故放送されないのかな、とか、
あれだけ、追っかけまわした渡邊さんが、起こした訴訟は
自衛隊のイラク撤退を訴える訴訟は
九条の会の結成は
何故、テレビから知ることができないのかな、とか
いつも思っています。
国民は、なんにもなんにも言わないって、
彼らは国民じゃないですか?
私ら国民じゃないですか?
言わないんじゃない。声を聞いてくれないんじゃないですか?

パフォーマンスでお見舞いすりゃあいいってもんじゃないだろうに。
アフガンから来た女の子に失礼だ。
話題になった映画観れば、内容はどうでもいいのか?いいのか?
戦争の、なんたるかの映画でしょ?華氏911って?
観ても、やっぱり武力行使はありですか?(そういう映画なんですか?)
そういうのだけは、報道の電波に繰り返し流されて、
辺野古の座り込みは、流れない。
イラクのバグダッドの芸術家の人達が、今年、
私達の国の被爆忌を共に悲しんでくれたことも流れない。
59年前と同じ過ちは、繰り返しちゃいけないですよ?
戦争技術も進んでいます。
痛みは、あの時より大きいものとなるような気がします。

今は、本当に、危機だと思います。
憲法九条があるから、この前文を持った憲法がある国だから
大丈夫って、思ってきたのです。
これを無くそうという動きがさくさく進んでいるのに、
それに関する事が、テレビの中に、まだまだ少なすぎる気がします。
だって、これが一番大事だと思うんです。
テレビでしつこく流されてたら、渋谷の子も、いつかは見てたですよ。
平和あってこそ、の、戦争の無い世の中でこその、いろいろでしょ?
それでこそ、すいかが売れるだの、発泡酒が売れるだの言ってられると
思うんですよ?
戦争になったら、デパ地下なんか、温泉なんか、
知るかぁっって思うんですけど。

**********つけたし

その時代を知らないし、
それなりにそうなるいきさつがあったのだろうと思うし
それなりに、その理由もあったのだろうから
知ったかぶるわけにもいかないのですが、
安保闘争って言うのは
ちょっと違ったのではないか、と思わずにはいられません。
暴力に対するのに、火炎瓶投げるとかいう暴力をもってするのは
結局、話がわからなくなってしまうし
そのやり方は、どこかずれてしまって違っちゃったのではないかと
なんとなく、知っている限りの知識においては思います。

でも、違っちゃったなりに、
それだけの事を、するだけの価値があると思って
それに及んだほどの人達が、今、黙っていられるのがわかりません。
挫折して、もう、何をやっても無駄なんだと思った世代だって
言う人もいるんですけど、
火炎瓶投げたから、話がわからなくなっちゃったんじゃないか?
と、思う。
つじつまが合わないもの。
戦争という暴力を、やめさせるために、力づくでバリゲード作って
暴力に訴えたら、矛盾してしまうもの。
だから、崩れちゃったんじゃないかと思う。
暴力は痛いから長くは続けられないでしょう。
それで、だからといって、口がなくなったわけでも
脳みそがなくなったわけでもないのに、
そこで、挫折したからと言って、
今この状況で、ほとんど積極的なまでに、
他人の言いなりに甘んじられるってわからない。

ほんとに、今、その世代の人達って
選挙の、グラフ見ると、
何をしているのかな、そんなにその世代の人達の人数って少ないのかな、
って思うんですけど、どうなっているんでしょう?
少なくとも、その人達は歴史を、
十分にきちんと勉強しているんじゃないんですかねぇ?
教育基本法が変えられそうなこととか
君が代や国歌斉唱が、強制されていることに
何故、我慢できちゃっているのでしょうか?
昔、とげとげしい大騒ぎすることを我慢できなかったのに。
とげとげしいのでないとやる気にならないのでしょうか?

つまり、現在のこの状況に対して国民が黙っている
という話があったことに関して考えていて、
この人達も国民全体に占める割合は
そんなに小さくないだろうと思ったので。

mercoledì, agosto 11, 2004

傾れ落ちる・・・!

国道の山崩れのニュース。
倒れていく木が、かわいそうでした。
ここまで、伸びてきて、こんなに倒れていきながら
これは驚いているだろうなぁ、痛そうだなぁと思います。
確かに、被害にあった人はいなかったことは良い事でしたが、
人工物の、人為的なもののもろさも思いました。
あの木も、植林された木材用のものかなぁ・・。

上から少しづつ少しづつひずんできたものが
どさっとなだれ落ちる様子は、大変象徴的であったと、思います。
少しづつ削れてきていた管の壁がめくれたときの蒸気の暴発も
象徴的だったと思います。
こういうままにしておくと、いつか、その日が来る、という。

勿論、原発事故は特に、象徴のへったくれの言っている場合じゃないです。
原発なのに、28年間、1,4mmまで磨り減った、
しかもあんな大きな管がそりゃないだろうと、唖然としました。
小さい部品でもだめですけど。
最初は、どうしようもない、事故かと思っていました。
なにか、防ぎようも無い、偶然のいたずらが無情に重なるような。
でも、これだと、いつかは起きることでしたね。
起きない方が、偶然のいたずらだったくらいかもしれない。
これは、経費かなんかの為に、行われた、ある種殺人だなぁと思いました。
こういう事はしない、安全点検には最大の努力をしている、大丈夫だと、
しつこいくらいに広告しているからそれを、一応信じているから
原発は容認されてきたんじゃないですかー
広告費削って、きっちり設備点検するかいっそ撤廃するか、決めて欲しい。
できれば撤廃した方がいいのかもしれない。
原発が無いと、電気代あがるんでしょうけどねぇ。
イタリアに居てた時(たかが一年未満ですが)に、
なんで電気代が小型冷蔵庫と電灯だけでこんな金額になるんじゃっ
と文句言ったら イタリア人が胸張るんですよ。
私達の国は、原発を持たないからだ。えらいだろうって。
そういわれたら、ぐうの音も出なかったですけれど
(多少たばかっていたような気もしますけれど。)
そういうえらさを、少し、日本は失ったような気がします。

自分の母親の死体を平然と運んだと言うことで、
みている者の寒気をさそった、未成年少年も今、思い出すと、
確かに、なにか感覚が麻痺してしまっていたのでしょうが
その感覚の麻痺に似たことが最近聞かれました。
原爆投下直後や、空襲を受けたあとの焼け跡で、
子供達も、死体の処理を手伝ったという話です。
目の前にころころ転がるものに、感慨を持たなくなってしまうのだそうです。
こんな状況と似たような心理現象が、普通に見える生活の中で起きるって
一体、どういうことなんでしょう。
このニュースの子供が、こうなってしまったのも
もしくは、もう、いいかげんにしてほしい北海道でまたおきた
未成年による殺害事件の人を殺すことへの麻痺も
原子力発電所で、働く人の事やその周囲・・・だけじゃない、
地球上の全ての人に及ぶかもしれない危険を
経費の為?手間を省く為?何のためか知らないけれど
どう考えても軽すぎることの為に平気で放置できる、その感覚の麻痺も
こういう毎日引きもきらず起きる事件の一つ一つが崩れ落ちる前に、
転がってくる小石のような気がしますけれどどうなんでしょうか?

北朝鮮に拉致されたひとりひとりの為に
その家族が生活の全てをかけている姿をみると
これだけ大切に思われる一人分の命もあるのになぁとおもいます。
随分とその重さに、差があると思う。
この重い方が本来のあるべき、重さだと思うのですが。

Sacrifice

私は、高遠菜穂子さんではないので、
その気持ちをわかっているような
書き方をするわけにはいかないのですが
高遠さんは、イラクの人々のために、
自分を”犠牲”にしているつもりはないのではないか
と思うのですが、どうなのでしょう?
高遠さんにとっては、戦場で犠牲にされている市民の為に
何もできなくなる事の方が、自分が犠牲にされたように
感じるのではないかと思うのですが、どうなのでしょう?
彼女は、この活動をすることによって、
自分の命を一番よく生きていると感じているのでは
ないかと思います。
もし、彼女が、イラクの人々の為の”犠牲に”なって、
その身を”挺している”のであれば
私は、その活動を支持しません。彼女が大事だからです。
会った事もありませんが
私は、この人が生きていて欲しいと思うし、
もし、活動が苦痛と危険だけのものであるなら
それをいたずらに鼓舞し、苦痛に耐えさせようとは、思いません。

イラクの人々も、大事だし、彼女もまた大事です。

彼女の活動は、イラクの人々を生かす道であると同時に
彼女を生かす道なのだと思うから、この活動によって、
彼女が命を落とすような事がないよう
その危険が少しでも減るよう、
及ばずながらでも何かしたいと私は考えます。
彼女にとって、今生きていることに、
この活動が必要なんだと思うからです。
今の状態でそれをしないでいることは、
生きながら死んでいるようになってしまう。
活動を、止めさせることの方が、彼女の生きている時間を、
何かの犠牲にしてしまうと思います。
彼女は、イラクの人々と、自分の為にその活動とその苦労を、
受け止めているのだと思います。

自衛隊との違いは、そこにあります。
それは大きな大きな違いです。
彼らは、国の建前や都合の為に、国の為に、
暑い中、犠牲にされているように思います。
イラクの人々は彼等の活動、自衛隊がそれをすること、
を必要としていません。
水は必要ですが、体中武装して、迫撃弾に怯えながら、
高額な資金をもって少しの水を、自衛隊というものに
供給してほしいと望んでいるとは思えません。
また、自衛隊の方々も、頭に浮かぶ、
何故こんなことをしているのかという思いを
振り払い、もしくはなだめすかしながら、
その仕事に従事しているのではないか
という気さえします。
彼等が自分で、ひとつひとつを決めて動いているのではない、
彼らは、命令で動いているからです。
その命令は、彼等の思うところと違っても
多分彼らはそれに逆らえないのだろうと思います。
その中で今、暑さや渇きや怖さに耐えているなら、
それは犠牲だと思います。
私は、それを私達の為にやっていると思っているなら
即、やめてほしいと言いたい。
イラクの人々の為にも、即、やめてほしいと言いたい。
今の、日本の戦争肯定の流れを促進するようなものである以上
未来の日本の人々の為にも、即帰ってきて欲しいと言いたい。

戦地に救援活動に行くNGOや、NPOの若者達は、
犠牲じゃありません。たとえ、辛くても、
また命の危険にさらされても、彼等の、
自分自身を生かしたい生かし方が、その救援活動なのです。
だから、その中で少しでも起こりうる危険を緩和する為にも
また、その活動の意味となる、達成点である現地の人々の幸せの為にも
戦争は、人殺しはやめてほしいと、
自分達のやっている事となんら矛盾なく願っているはずです。
武装した兵隊に、それができるでしょうか?

犠牲というのは、壇上に乗せられる羊です。
何かの為の代償です。
広島で、長崎で、南京で、重慶で、
アウシュビッツで、イラクで、ベトナムで、
もしくは、原発のさびた管の下で、同級生の持つ刃のもとで、
世界中の狂気の為に、自分の状況を信じられずに目を見開いて、
救いの無い苦痛の中、救いを求めながら死んでいった人や
今もなお、罪も無いのに苦しみ続ける人のことです。
高遠さんは、下らない”自己責任論”の犠牲にさせられました。
また、自衛隊の派兵や政府の戦争支持表明によって、
民衆の反日的な敵意が高まったことによる
拉致事件の犠牲にさせられました。
確かに、その部分では犠牲になりましたが、
それは、彼女の意図するところではありません。

こういう言い方は、ある方面の人々をも
納得させられる方法なのかもしれません。
でも、それが後々、大きな罠になってしまう恐れもあります。
その論に足をすくわれる可能性があります。
彼女の活動を新たな犠牲への足がかりに加えてはいけないと思います。

高遠さんの発信する声が、伝い伝って、裾野の私にも届きました

***********************************
〔8月5日〕
みなさまお元気ですか?
高遠@アンマンです。
(転送転載可)
バクーバ、ファルージャと同じようにラマディも大変なことになっていたようで、イ
ンターネット屋もここのところずっと閉まっていたようです。なので、カスムも音信
不通になっていましたが、やっと連絡がきました。なんとか、来週末にはこっちに来
たいと言ってます。やっと念願のイラク支援ミーティング実現か!?んなに前向きに
なっている彼らだけに、破壊の限りを尽くされた状況で生きているのかと思うと胸が
痛いです。彼らもイラクホープネットに入る予定です。
さっき、ネット屋でイラク人に会いました。難民カードを持っていました。家族はバ
グダッドにいるそうですが、最後に家族に会ったのは1998年だそうです。手紙や
電話でコンタクトは取っているそうですが、外国での仕事がなかなか見つからないま
ま家族を呼び寄せられずにいるらしいです。
**************************************

高遠さんの活動は、犠牲じゃない。
私は、そう思います。


lunedì, agosto 09, 2004

同じ星生まれ

報道ステーションのサッカー観衆レポートが面白かったです。
レポーターの無事な姿を観た後ですから、
安心してレポート観れたし内容が、めちゃめちゃ微笑ましかったです。
そうだよなぁ。って。普通の人って、こうだと思う。
こういうごたごたが起きると日本人側も、顔が引きつった半笑いで
うまく喜んだり心行くまで楽しめないし、
中国人側も、あのような感情が私ら全員の持つものじゃないですよっていう
微妙な遠慮みたいな、照れくさそうというか、
お互いが、おそるおそるに相手を刺激したり傷つけまいとしている。
本当は、こういう気持ちの基になっているものによって、
一緒に言葉も通じない同士がひゃあひゃあ言って楽しめるべきで、
それが、国際的なスポーツ大会の意義なんだと思うんですけどねぇ。
よくわかりませんが。
普通の中国の人が、このような状況の中で日本人に友好感情を示すのは
結構勇気がいったかもしれないと思う。
この気持ちに、感謝したい。

中国が、反日教育をしているとしても、
教育だけじゃ、もう、国民感情は操作できない時代だと思う。思いたい。
私達は、国というものから与えられる情報と知識だけで
好きに操られたりしない、と思いたい。
正直、歴史は本当に難しいし、日中間だけでなく
知らなければならない事は多くてしかも、なかなか知る機会が無い。
歴史は、人間の来た道だから
これだけ長く積み上げてきたものだから
量も膨大でなかなか大変です。
国籍単位で見れば、中国人とか日本人とかイラク人とかアメリカ人とか
境界線が見えるけど、
国家権力に対しての、個人、庶民という位置から見れば
私達は同じ立場で、この私達が、戦争や駆け引きにどう取り込まれて
何をされたかという話だと思います。
アジアで、日本の軍隊が何をしたかという過去も、
アメリカの落とした爆弾が、どんな悲劇を生んだかという過去も
戦争によって、どんな酷い事が行われるかという証拠であり
正確に、認識されるべきです。
どのように人々が戦争の狂気の犠牲になったか。
そしてその痛みは加害者により慰謝されるべきだと思います。
償って償いきれるものではなかったとしても。
だから、折あらば隙あらば、報道をはじめとするメディアは
頻繁に、市民の目からの歴史の解説をしてほしいと思います。
こんなにいろいろ交流しているのだから知らないっていうのは、良くない。
知らなければそれは起きることに対して、適切な判断や感情の調節ができない。
民間の情報機関(民放とか)から発せられる知識って
こういう意味でも大事と思うんですよねぇ。
多少は、圧力を受けているとしても、結局、受けている、わけだから。
そのものじゃないから。

バグダットのアルジャジーラ支局が一ヶ月間の予定で閉鎖されたそうです。
したら、この、イラクの人達と、
イラクじゃない国の人達との間は誰がつなぐのか?
ポストやFAXに投げ込まれてくる言葉は、
大事なものだったように思うのですが。
何を思っているのか聞くことで、答えられることもあると思う

たまちゃん

原発は、縮小に向けて考えた方が良いような気がします。
電気好きなんで、なんともいろいろ思うのですが
今回の美浜原発の事件の経営側の対応の仕方も(住民への連絡とか)、
不安をさらにそそるものでしたし、それ以外でも、
なんだかプレートの境目に浜岡原発という、
かなりぼろぼろ状態の原発を置いてあるという話も
わざわざちょうど今日の午前中本で読んだばっかしですよ。
太陽電池って、原発維持費とか原発建設費とかをそのまま流したら、
どのくらいの電気量を安定して供給できる設備が可能なんでしょう?
太陽発電が一番好き。だって、燃料いらないし。

たまたま放射能が、一応は出ていないという発表になっていますけど、
たまたま、今回壊れたところが、そういう部分じゃなくても
たまたまが、たまたま放射能が出る所の事故だったら
どんな事になっていたか・・・・
今日は長崎に59年前原子爆弾が落とされた日です。
核の怖さを、経験した日です。
人が被爆する危険は、ひとつでも少なくする方が良いんじゃないでしょうか?

domenica, agosto 08, 2004

知らなくてごめんなさい

ビルマ(ミャンマー)という国の現状、
ぜんぜん知らなかった。
日本の税金によって行われる援助が、軍事政権を支えているなんて
ぜんぜん知らなかった。
今日8月8日が、
ビルマの人々にとって民主化運動への思いを新たにする日だったなんて
ぜんぜん知らなかった。
在日ビルマ人の方々は公安調査庁に監視されていて
その情報はミャンマー軍事政権に報告されているなんて
ぜんぜん知らなかった。

国連大学前で座り込みをしているクルドの人々の疲労が
かなりきつくなってきているそうです。
日本は難民条約というものを
承認しているんだそうです。

「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
平和のうちに生きる権利を有することを確認する。(日本国憲法前文)」

せめて助けを求めてきた人の、信頼くらいには応えたいです・


59年目の・・・

小学校の時の、学級文庫に
「はだしのゲン」がありました。
その頃、うちでは漫画禁止だった為というのもあり
(勿論、そんなもんいくらでも網の目をくぐりましたが、
しかし漫画が読める機会は絶対逃すものではありませんでした。)
熱心に読んだ覚えがあります。
6日ニュース番組の特集を観て、その小学生当時
どうしても正視する事ができず、
そのくせ頭から離れることの無かった
というか、今も離れない、原爆投下直後の様子の絵が
正視できなかったにも関わらず、
記憶にとても正確に残っていたことを知りました。
それは、中沢さんの記憶の極々小さなかけらが
私の脳裏にも、飛んできて埋まったことを表していると思います。
やはりこの頃に観た「人間を返せ」という映画や、
「太陽の子」や「猫は生きている」などの戦争を扱った本の内容も、
刻みつく、という表現がまさに当てはまる感じで
私に残っています。
今思えば、子供なりに私もそれなりによう頑張って
読んだり観たりしたものだと思いますが、
それも、この本当の苦痛の経験から発せられる声々が
どうしても私を離させないだけのものだったからだろうと思います。
もし、今、この世の中の状況を見て見ぬふりができないことが
(だからといって、自分のやっていることが
たいした何かになっているとはあまり思えませんが、でも、)
黙っているよりはましなのだとすれば
例え、本当の証言者の方々の苦しみに、
比較するものではないにしても、
子供の頃のうなされたりした時期も、
無駄ではなかった事になるのだろうと思えました。
けれども、同時に思うのは、
それはやっぱりあくまで二次的な継承なのであり、
本当の本当に見たもの受けたもの経験したものとは違うのであって
この本物の証言は、本来であればもっと
最大限に活用され、地球上の全ての人のもとに、
日本の国単位の最大限の可能性をもって
届けられなければいけないと
いうことです。同じ日本の人々の間でさえ、
よく知らない人が居るという現状は
本来あってはならない悲しいことです。
証言者の方々の本当の痛みの経験に
少しでも報いえる事があるとすれば
それは、「世界から核はなくなりました。」という知らせ。
「絶対に悲劇は繰り返されません」という確実な証しか
ないのだろうなぁ、と思います。
市民団体単位での活動や人々の努力をもってしても
アメリカでの世論調査では、
原爆はしかたなかったという意見が
多くを占めている実情は、
第二次大戦後もなんらたゆむことなく続く、
朝鮮戦争やベトナム戦争湾岸戦争そしてこのイラク戦争を、
説明するものであるように思います。
この8月6日に、よりによってこの日に、
イラクの停戦合意が、事実上の崩壊をし
300人もしくは400人のイラク人が、2日間で
米軍との戦闘により死亡しました。
アメリカ政府にとって、
この日がいかに意味を持っていないかがよくわかります。

えぐれ痛む傷を負わされているにも関わらず
加害者に対してその痛みがどんなにひどく、
そして絶対に繰り返されてはならないものであるか
を主張するのではなく、
ただただ卑屈な従順を示している事が、
アメリカに、暴力による制裁を与え戦争を終結させた事を
正義であった悪くなかったと思わせることに
繋がっているのかも知れません。
そういう方法を、”正義”で、その犠牲はしかたのないもので
悪い事とは限らないと思わせているのかもしれません。
怒りをぶつけるのではなく、受けた痛みを知っている経験国として
もう二度と他に同じ被害者を生んではいけない事なのだと、
日本は、それを主張すべき役割も、担っていると思います。
日本が憲法の前文や九条を、それがたとえ、
現在のよその多くの国とやり方とは違っていても
この崇高なる理想をまず率先して掲げるべきなのは、
この役割もあっての事なのではないでしょうか?
戦争中に自らが加害者となって
他国の人々の尊厳を蹂躙した罪と、
自国民を戦争というものの狂気によってもたらされる罪の
痛ましい犠牲者にした悲劇を
二度と繰り返さない為の誓いは、
時代が変わったことを理由に破棄できるものでしょうか?

ブッシュ大統領の
いくつかの発言を並べたサイトなどをみていて
改めて深く思うのは、この人を責めても問題は
たいして解決はされないだろうということです。
この人が、戦争やそれにまつわることを考えたようには思えません。
それは、この人には無理な気がします。
勿論この立場にあった以上
責任が重大であることも、変わらず確かではありますが。
これは日本においても言える事だと思います。
打倒ブッシュ政権、とか打倒小泉政権ととなえるのでは、
何も解決しないのです。
問題は、そのやり方、考え方、方針、主張です。
参議院選挙でも、憲法尊重を掲げた野党が、
具体的なこの問題点の指摘を最前面に出して訴えたなら、
ここまで民主党に票を持っていかれることもなかったはずなのです。
民主党と自民党(連立与党)に、
大事な点においての考え方の大きな違いはないからです。
戦争に反対する立場に居る党や候補者同士が、
それぞれの細かいこだわりには目をつぶり
ひとつでも多くの議席を、
憲法を大事にする、戦争をしない事のために、
確保し増やす工夫をしようと思えば、
それはできたはずなんです。

venerdì, agosto 06, 2004

約束

反日感情を、和らげるには、過去の悲惨な過ちは
もう、二度と繰り返されることではないと
わかってもらうことが必要だと、今テレビで言っていました。
そうだろうな、思います。
だけど、
日本がもう、二度と同じような罪は繰り返さない、ということは、
中国の人達に、例えば私なら私が伝える以前に私自身が、
その事を信じたいと思いながらあまり確固たる自信を持てないのですが。
憲法九条がその証であり誓いだったのに、
いまや、「このような理想は絵空事だ」と言いかねない人が、
ねぇ、多くありませんか?
今週の月曜日でも、おとといの衆院憲法調査会でも、
そんなようなニュアンスの暴言が
まかりとおっていたような気がしますが気のせいですか?

自国の生きている、原爆の証言者の方々でさえ、
いつまでも、何十年も被爆による後遺症を、
それと認めてさえもらえなかった。
口で、言葉で、音声で、訴えても。
そして、命を落とした方々の声なき声が、どんなに強く悲痛なものでも
冷淡に無視は、され続けた。
戦争の悲惨という、そのものを、
しかも、今現在(例えばイラクで)起きている事であっても、
直視することのない政府の治める国です。

ひとりでも多くの、原爆の証言者達に、
「地球上から、核兵器は無くなりました。」という言葉が、
間に合って届いて欲しいと思うのに
現実には胎内被爆や、その孫の代の方々にさえ、間に合うのでしょうか?
解決せずに、なぁなぁでうちゃらかした過去は
やはり繰り返されないとは、信じにくいです。

アメリカ人の60%が、原爆はしかたなかったと思っているのだそうです。
だから、イラク戦争であり朝鮮戦争でありベトナム戦争なんだろうな、
とやっぱり思います。
日本が戦時中にやった事も
もう二度と、繰り返されない仕組みに本当になっているんですか?
まず、私がそれを確認したいと、本当に、23年間くらいは、
そう思い続けているのですが思えないで居ます。
それをどうやって、中国やその他のアジアの人に、伝えられる・・

九条の会についてもうこうなったらたった一言
「九条の会というのがあります」というだけでいいから
テレビで流されないかな、と思う。
それだけで、インターネット検索がされるかもしれないし
そうじゃなくても、誰かに訊いて、
情報を得て賛同する人が出てくるかもしれないし。

憲法九条や憲法前文を、終戦の時の、人々の気持ちの言葉のまま
今の人達でもう一度抱えなおすしかないと思う。
もう一度、”これは恒久のもの”として。
過ちを繰り返さないという約束を示すには。

改訂散歩

フガフガラボ Busism
シバレイさんのblogから、見に行きました。すごかったです。

ブッシュを責めても、だめだ。無駄だ。
考えたのは、この人じゃない(罪はアル)。
この人が考えるのは、たぶん無理だ。

だから、打倒小泉政権とか打倒ブッシュ政権とか言っても
だめなんだよねーって思うんだよねー。
何が、だめで、どの方針を打倒すべきなのか、を、主張すれば
参院選だって、民主党に票は行かなかった筈なのよ。

賢者

僕は、自由と独立と民主主義は
武器なしで実現されるものだと思う。

ってさ。
イラクの、少年が言ってたよ。

信じることから、始まる事がある。きっと。

mercoledì, agosto 04, 2004

自分が壊した所の復興じゃないか。

◆チラシによる警告
 米軍機はファルージャ市の上空から印刷チラシをまいたが、
それには、米軍への攻撃を停止しないと、
1億200万ドルの復興資金を失うことに
なるだろうと警告してあった。

 「治安状況が改善されなければ、
すでに予算配分され承認されている
1億200万ドルを失うであろう。
この金額は平和で開かれた街にまわされ
るであろう」火曜日(27日)に空から
投下されたチラシには、こう書かれていた。

 「われわれはファルージャ市民に訴える・・・
多国籍軍がファルージャ再建に着手できるよう、
そしてアメリカ軍が自由に市内を移動できるよう
にし、実際に復興の見積もりをしたまえ」。

http://www.creative.co.jp/top/main2629.html

こんな事が行われるから、
テロに対しての住民の怒りが、
中和されてしまうのだと思います。

テロリストたちは、家でも自分がテロリストであることを
隠している事もあるときくけれど
彼等が子供の頃から、環境も自分に起きることも最悪で
テロ行為は、自分たちの民族の誇りを護る為に仕方ないと、
共感を抱いてしまうような事ばかりだと思って暮らすか、
テロ行為そのものに対して、いいかげんに自分達を巻き込むのを
やめてほしいと思って暮らすか、
その違いは大きいのじゃないでしょうか?
今からでも、家族全員が、彼等の行動を察した時
そんなことをしないでほしいと本気で願い説得するなら
それは彼等の一人残らずに絶対聞き届けられないものでしょうか?

こういう武装行為も、しかたないのだと思う感情を
持たざるを得ないまでに、市民を追い詰める他国軍、他国政府
(彼等の信頼や友好感情を裏切った日本を含む)
あるいは、今の傀儡的な暫定自治政府のやり方が
武装集団を育てているのじゃないでしょうか?
この温床に育てられる武装集団は、
新たなフセインを生んでしまわないでしょうか?
新たな暴力的な独裁権力を作り上げてしまわないでしょうか?

少なくとも、
日本は、もう一度方向転換したほうが良いと思います。
日本から来る、本当に自分たちの為を思って
人道支援活動してくれる
NGOやNPOの人達も護らなければいけない、と、
以前あったそういう感情を
取り戻してもらえれば、それは同時に
自分たちも、彼等と共に、本当に自分たちの為の未来のために
環境や治安を復興しなければいけないと、
そう思うきっかけになるかもしれないから。
爆破は、それが本来の発明された目的だった
土壌工事の障害物の岩盤などを、取り除く為に
使われるようになるかもしれない。そうなってほしい。

一刻も早く、自衛隊は撤退させて、
日本政府は、イラクの人達の信頼を裏切って
アメリカ政府の側についたことを謝罪してほしい。
叶わなくても、そう祈ります。

martedì, agosto 03, 2004

赤信号みんなで渡っても、
轢かれるときは轢かれますけど



眠れない。

要するに、
民主党としては
赤信号みんなで渡れば怖くない・・・ってことなんでしょうか?
たとえ、”みんなの意見が一致した”からといっても
それが、絶対に正しいかどうかわからないのに、
もし、日本だけが、正しくないかも、と思えたとしても
そして、もしその少数派の主張する意見の方が、
本当は、傷つく人を作らず、悲しむ人を作らず
殺される人を作らず、家族を亡くす人を作らず、
恋人を殺される人を作らず、友達を殺される人を作らず
よりたくさんの人が、自分の穏やかな生活を維持できる方法だったとしても、

みんながやるといったら、
やるのか?
みんなが、殺すといったら
殺すのか?

それで、どこが独立主権国家だ。

ヒトラーのような独裁者が出た場合は
最終的には、武力行使もしなければならない、と。
だけど、その武力行使の被害を受けるのは、
弱者の市民ばっかしなんだよっ。
独裁者は、どうせ、いつも、どこか見事に安全なところに
誰によってか知らないがかくまわれていて、
適当に出てきて、適当に裁かれて
人権を尊重されつつ、適切な処置が施されるわけですよ。
市民の人権が蹂躙しまくられた後に。
武力行使は、解決の最終手段じゃないです。
なぜなら、それでは何も解決されないから。
死んじゃった子供に、何が解決されたのか?

だから、日本は、それを知ったから
国権の発動たる戦争と
武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては
永久にこれを

放棄したんじゃないか。
悲劇だけを生む、取り返しの付かない、ヒステリーでしかないから。

政治家と国民の意見に相違が現れた場合は
政治家が、リードなさると。
言う事きかすと。
それを独裁政治というんですけどね。
議論なんてね、
国民の世論、聞かないじゃないですか。この人達。
メールとか送ったって、ご意見受け付けました。ぽい。
係りの人が仕分けして、
重要なご意見は執行部のほうへ送らせていただきますてな
重要かそうじゃないか、その基準も目的も怪しいと思う。
下手に重要視されたら家宅捜査されかねませんね。
ブルキッチ加奈子さんみたいに。
議論って、自分の言いたいこと言う事、って間違ってませんか?この人々。
それで反対意見を抑圧することと思ってませんか?処分とか研修で。

黙って手をこまねく、以外の方法が
ぶっちゃぶす、しかないなら
脳みそはなんのためにあるのか?
ぶっちゃぶすだけなら、岩にでも雪の塊にでもできるわ。

lunedì, agosto 02, 2004

頭痛が痛い頭


今夜の報道ステーション
大変わかりやすく、
民主党ってこうなのねと
示されたような気がします。
ああ、ここまでひらたくすれば、
これで、わかってくれたでしょうか。
誰かわかりませんが誰か。

正直、頭が煮えて目がちかちかする。

これは、うそつきだ。
完全に、騙して票集めちゃえば
後は、やっちゃったもん勝ちだよって、
そう言ったも同じ。なんだこれ。
これが、政治家でいいのか。みもふたもないじゃんか。
せめてつくろってくれ。

おかしいでしょ?
おかしいよ。
これじゃおかしいよ。

ここまで馬鹿にされて、
さて、
黙っているのでしょうか?
民主党に投票した人は。

いるのかな。
だめなのかな。
泣ける。

もう涙出そうになります。

domenica, agosto 01, 2004

ともかくも

RiverBendblogが、更新されていました。
とにかくも、彼女の少しでも良い未来を
まだ、祈り続けることができます。

託す責任

個人の意思は、小さな事であれ、またどんなに正しく思える目的の為であれ
犠牲にされてはいけないと、私事を離れて私は考えます。
個人の思いは、本人のみによって管理されるべきです。
私の文章には、くどくて邪魔臭いほど、この”思います””考えます”が
多いのですが、それは私の能動的で主観的な判断によるものだということを
明らかにする必要があるからです。
正しいか間違っているか、善か悪かは、結局のところ
主観的なものです。
だからこそ、その為に人が殺されない傷つけられない事は
約束しておいた方がいいのではないかと思います。
確実ではないことの代償は、
せめて後から少しでも取り返しがついた方が良いと
思うからです。
一者の正義が
それをどう思っているのかわからない他者の権利までを、
巻き込んで犠牲にしないために。
私は高遠さんという人の存在を知ることをきっかけに、
いくつかの事を思い、また信じましたが
それは高遠さんが、”思え””信じろ”と
強いたゆえのことではありません。
私が高遠さんの存在と行動を見た事実をきっかけに、
私自身の意志で、学んだのです。
私の責任です。
私は、せめて投票に行ってくれたらいいのにな、
平和を願ってくれたらいいのにな、と
祈ることはあっても、それを他者に強要することはできないのです。
これは個人の権限外です。
例えば、仇討ちが、感情的にはいかに理解できても、
社会の中で認められていないのも
このことのためだと思います。

まだ精神の柔らかい子供たちと関わる教職にある人達が
自分の良心に従った行為を、”二度としないために”
ただ一方向の思想のみを、強要される、調教される事がまかりとおるなら
本当に自然に快く、自らの生まれた国を愛する事が
できない時代に、また進んでしまうと思います。
個人の良心を抑圧して、力づくで強要しなければ通らないような考え方は、
例え押し付けきれたとしても、結局卑屈な服従に過ぎないものだと思います。
そんなことを押し付けたい目的は、何かな、と思ってしまう。

この事に例外があるとすれば
それは、政府や、政党、公人に対してだと思います。
なぜなら、彼らは、その選出方法に疑問を拭いがたいとは思えるものの
とにもかくにも、私達の代表だからと思うからです。
代弁者なのです。
代弁者にもかかわらず、私達の望まないことを私達の名前で”代弁”することを
もし撤回させる為に抗議しなければ、それは私たち自身の行動であると容認したと同じです。
今、民主党の代表者が、憲法を変えて、海外で日本の軍隊が武力行使をできるようにしたいと
発言し、またその党においての、次期代表者とも思える人が
憲法が変わるまで待っているのはかったるいから
憲法を変えなくても、武力行使はできるようにした方が良いと発言しています。
総理大臣は、憲法は変えてもいいと公言するし
経済的に大きな権力を持っている人達は、それを煽り支持しています。
民主党、自民党に、投票した人達は、抗議しないなら、
これを容認した事になりますが、本当にそれでいいのかなと思います。
民主党から立候補した人は、
結果的に民主党に票を集めたわけですが
今の民主党の方針が明らかに自分が主張したことと違っている人は、
この事実に対してどうするのか、私は注目しています。
彼に投票した人々の責任についても、注目しています。
それは、悲しいほどに力が及ばないながらも、
つまりは、私達全てにその責任だけはかぶさってくる問題だからです。